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総裁記者会見

谷垣禎一総裁ぶら下がり会見

平成22年9月28日(火)
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
歴代総裁経験者と会談されて、麻生元総理からは、尖閣諸島における衝突事件について「もっと怒った方がよい」との発言もあったようですが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A
麻生元総理は、そのように発言されました。今回の結論は、多くの国民が「何だこれは」と怒っているから、国民の怒りを野党として体現しないといけないということだと思います。
福田元総理からは、いろいろこの問題についてご所見もありましたが、根本的な問題は、日米関係、日米安保をもてあそんで、その基礎がおかしくなっていることが根本的な問題なので、そこを立て直すことがないと日中関係もよくならない。日米関係、日米安保を立て直していく具体的な行動も必要だとおっしゃっていました。私もそれは大事なポイントだと思っています。
今日の話の中に、それぞれ総理をおやりになったり、福田元総理は、小泉政権下の尖閣問題のときは官房長官でした。今の政権が本当に危機管理をできる体制を持っているかということに、非常に憂慮、心配をしていまして、いろいろな現場の情報というものが、尖閣にどんな漁船が来ているかとかあると思いますが、昔だと官邸の中に事務次官会議があったりして、各省の調整、連絡が行いやすかった。今はそういうものがなくなっている。昔で言えば、事務の副長官がそういう危機管理の対応、事務方を束ねてやっていた。今はそういう状況ではない。しかし、それに変わる有効な危機管理の方策ができているかと言えばそうではない。これは非常に重要な問題です。今の官邸で危機管理はできるのか。この経緯を見ていまして、一番の問題点だと思います。
Q
自民党政権下の方が日中首脳会談は頻繁に行われていた印象を受けます。今度のASEMでは、日中首脳会談の実現に見通しが立たない状況ですが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせください。
A
政治というのは、外交交渉は個性のないのっぺりした人がやるわけではありません。最後は人間と人間の関係、信頼関係ではないかと思います。そういうものがあまりできていないと危惧します。
Q
北海道5区補欠選挙について、町村氏が出馬表明されましたが。
A
町村氏はわが党の重鎮ですから、そういう重鎮が出馬する、これは失敗するわけにはいかないということもありますし、ましてや今回の補選が北海道では、散々、民主党による政治とカネのめぐる問題がいろいろあって、まさにそれに関連している小林千代美氏が辞職しての補欠選挙。そして他にも北海道では、政治とカネの問題が民主党にたくさんあるなかで行われるので、負けるわけにはいかないと思います。
さらに大きく言えば、今のような危機管理ができない政権、外交関係も非常に危ういハンドリングです。経済や雇用についても、なかなか中長期的な方向性がはっきりと定められない。ですからこういうなかで、補選をしっかりと勝って、このおかしな政治に歯止めをかけるという不退転の気持ちで戦わないといけないと思っています。
Q
今回の尖閣諸島の事件に対して、谷垣総裁が総理大臣だったとしたら、どの段階でどういう対応をされていたと思いますか。
A
私は「たら、れば」の話はするつもりはありません。むしろ今回、現実に起こったことを検証しなければなりません。まず、やはり日本は圧力をかければ屈するという間違ったメッセージを出している。これは一体どういうことなのか。
もうひとつは、今回の判断は検察がすべき判断かどうか。私は隠れた指揮権発動があったのではないかと言っていますが、要するに外交環境を慮って判断したのなら、その説明、国民にどう説明するか。これは政権が負わないといけないのですが、それを検察がやったというのはおかしいです。
やはりこの問題がアメリカとの日米安保関係をないがしろにした結果生じると考えていますので、「たら、れば」でどうするのか。私が総理大臣であれば、日米関係をもっと大事にしている。そういうお答えを期待しているのか分かりませんが、そういう問題点があるということです。
Q
玄葉大臣が補正予算について、各党から出された経済対策に優先順位をうかがうとの考えを示しましたが、自民党の対応についてお聞かせください。
A
わが党の経済対策、補正予算の考え方はすでにペーパーにまとめて、かなり細かく書いて官邸にも渡しています。我々の考え方は伝えてあるので、これを利用されるかどうかは、政権の判断、自由に使っていただいて結構だと思っています。
それから結局、政権と与党、野党の責任分担というものがあります。政権の方でどういう枠組み、方向性で、経済運営、財政運営をしていくのかという基本的な姿勢があまりはっきりしていないなかで、これだけこの分野だけというのは、なかなかできるものではありません。
口蹄疫のような問題が起きたときに我々も案を出した。それを使って対策ということは大いにあると思いますが、やはりまずは政権が政権として、基本的な方向はどういう方向でいくのかということを示すことがないといけないと思います。国会が始まって、具体的な案が出てきたときに、そこで国会で議論していくということは、いくらでもやったらいいと思います。
Q
つまり、意見を聞くという民主党の考えには応じられないということですか。
A
ペーパーを読み上げることぐらいはしてもいいです。
Q
先ほど、「たら、れば」とおっしゃいましたが、今回、シャドウ・キャビネットを作った理由として、自民党であればどうするというのは、国民が知りたいことであると思うのですが。
A
それはそうだと思います。先ほども申し上げましたが、なぜ日米安保体制、わが国をめぐる基本的な外交をしっかりとやっていないことが一番の問題だと思います。
Q
中国漁船の船長への対応は、どのようなものが望ましいかったとお考えですか。
A
起こったときにどうする。そういうことが簡単に起きないようにすることが大事だと思います。
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