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総裁記者会見

日韓併合談話について 谷垣禎一総裁ぶら下がり

平成22年8月9日(月)
於:党本部4階エレベーターホール

冒頭発言

【谷垣禎一総裁発言】

先ほど、私から仙谷官房長官にお電話しまして、「日韓併合百年」で総理談話を検討していると聞きましたので、この談話が今までの日韓、あるいは近隣諸国との信頼・友好関係、未来志向の関係に逆行することがあってはならないとの観点から3点強く申し入れをさせていただきました。この3点を強く意識してやってほしいということを申し上げました。
第1点は、請求権問題です。これはご承知のように昭和40年の「日韓請求権・経済協力協定」で解決済みですので、今、新たに個人補償の問題、個人請求権の問題を提起するようなことになると、今までの基本的な関係を崩してしまう恐れがある。昭和40年の協定では、「両締約国及びその国民の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題」は「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認」しており、これを踏まえてもらわないといけない。
第2点は、平成10年の小渕内閣時代、小渕総理、金大中韓国大統領がお2人で話合われて、20世紀に起きたことは20世紀に解決しようという了解のものとに、日韓共同宣言を出した。そこで過去の両国の関係の総括が行われて、20世紀の遺産はここで清算された」と。こういう発表が行われたこと、この経緯を十分に踏まえてもらわないといけない。さらに過去に対する見解は、村山総理談話、あるいは小泉総理談話で発表済みですが、この小渕総理、金大中大統領当時の経緯を十分に踏まえたものでなければならない。
第3点は、今回、仮にこの談話が日韓の未来志向の関係、これを損なうようなものであっては絶対にならない。
この3点を踏まえるべきであるということを強く申し上げました。この電話には、大島幹事長も立ち合っていただいて、細部については大島幹事長に補足してもらい、仙谷官房長官にお伝えしました。
その後、菅総理からもお電話をいただきました。「仙谷官房長官から聞いていると思うが、よろしく」とのことでしたから、私どもが重要だと思う3点は、仙谷官房長官に申し入れをさせていただいているので、これをしっかりと踏まえてほしいということを申し上げました。

質疑応答

Q
先方からは、申し入れについて言及はありましたか。
A
これは総理とのお電話なので、そのことについて、私は申し上げようとは思いませんが、私としては官房長官に申し上げたことを、総理も官房長官からお聞きになっていた様子なので、官房長官から3点について伺ったとおしゃっていましたので、そのことを繰り返して申し上げました。
Q
直接、申し入れされることはありますか。
A
現在、そういうことは考えていません。
Q
総理、官房長官からは、特に言及はなく、申し入れの3点について聞き終えたということですか。
A
「3点は踏まえてやりたい」との返事は、官房長官からありました。
Q
総理からは。
A
「よく聞いております」と言っておられましたが、総理とのお話はこれ以上、申し上げられません。
Q
菅総理の広島と長崎での発言で、広島では「核の抑止力は必要だ」と発言され、長崎では、「閣のない世界を先頭に立って目指す」と発言し、ブレが見られます。特に、6日の広島での発言は、被爆者団体から取り消せとの批判が出ていますが、総裁のご所見をお聞かせください。
A
これは、菅さんがこの2つの発言をどのようにお考えか、私はよくわかりませんし、この2つの発言の関係を私が推測して、解説しても始まらないのではないかと思います。ただ現実には、私の認識では、やはり日本は核の傘の抑止力というものを使っていると言いますか、その中にあると思います。だから、長期の観点で、これをいかに乗り越えていくかという議論は、当然あってしかるべき、なければならないと思いますが、私自身はそのように考えています。
Q
談話の件について、政府がその3点を踏まえた場合、このような形で談話を出すことを容認するということでしょうか。
A
談話を出す、出さないは、総理、政府のご判断だと思います。我々が問題にするのは、良いか悪いかではなく、中味の問題です。
Q
先日の定例記者会見で、「大いに疑問である」と言ったことが、今の3点を踏まえて、本日申し入れたという理解でよろしいのでしょうか。
A
はい、そういうことです。
Q
過去の植民地支配に対する過去の談話では、お詫び・反省等が自民党政権にも出されていますが、自民党の立場について、総理・官房長官とお話になったのですか。
A
話していません。要するに未来志向であるということです。
Q
非核3原則法制化について、総理は、会見で「経緯を含めて私になりに検討したい」と発言しましたが、法制化について、総裁のご意見をお聞かせください。
A
わが党もいろいろ議論があると思います。
Q
各社の世論調査について、内閣支持率、民主党の支持率が下げ止まっている傾向が見られますが、総裁のご所見をお聞かせください。
A
木で鼻を括ったようなことを申し上げて恐縮ですが、しょっちゅう世論調査をされるので、その都度分析しても、なかなか分析しきれないと思っています。
Q
長野県知事選挙の結果についての受け止めをお聞かせください。
A
これは非常に残念でした。最初は、遠く背中が見えていたのを、追いついて来たかなと思っていましたが、結果として届かなかった。わが党も、敗因を分析して、脇をしめていかなければならないと思っていますが、残念でした。
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