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総裁記者会見

谷垣禎一総裁ぶら下がり会見

平成22年6月16日(水)
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
衆議院に自民党が提出した内閣不信任案が否決されましたが、総裁の受け止めをお聞かせください。
A
鳩山政権が行き詰まって退陣して、言って見れば、主要な幹も枝ぶりもそのままで菅新政権になった。どのようにしてその行き詰まりを乗り越えていくかという方策が、当然示されなければならないわけですが、今まで見ていますと、政治とカネの問題に蓋をしていくことがはっきりしましたし、いろいろな政策面や政治手法面、いわゆる政治主導ということも含めて、そういったことに対する行き詰まりの明確な総括もないわけです。そういう点で行き詰まり、国民の期待に応えられない。いろいろな虚偽の説明もあるということですから、それに加えて、決定的な理由は参議院選挙を直前にしながら、新しい政権になって、新しい政権が何をするのか、従来の政権の何を引き継ぎ、何を変えていくのか、そういったあたりを明らかにしないと、選択肢を明らかにしないまま、選挙に突っ込んでいこうとする姿勢、何を言っても不信任に値すると思います。ですから、そういうことをして我々はその実態を国民の目の前に明らかにさせようとした。結果は残念でありましたが、我々が国会の中でどのような思いでやっているのか、という片鱗は伝えることはできたのかなと思います。
Q
参議院で、問責決議案の提出をやめなければ、本会議を開かないという対応ですが、民主党の国会対応をどのように思われますか。
A
これは衆参で、不信任案と問責というのは、性格が違うわけですが、やはり立法府と行政府が対峙する大きな武器が問責決議案であり、不信任案ということです。それを遡上に上げないで、出すなと。出すなら本会議にかけない。こういうことをやりますと、本当に立法府と行政府が対立した場合、どうしていくのか。与党が握りつぶすなんてことをやりますと、これは議会政治の破壊です。我々が議会政治を守り育てていくために何をしなければならないか。こういう常識をまったく無視した運営が行われている。私は、問題があまりに多すぎると思います。
Q
ともあれ参議院選挙に突入しますが、昨年夏以来の大きな国政選挙となります。この約1年間民主党政権と対峙して、ご覧になって、民主党政権の政治運営について、ご所見をお聞かせください。
A
まず何をやって行くかという政策の中身を十分議論しないで、でっち上げたような、いろいろなことにも恒久財源を用意していないというマニフェストでしたから、まったく行き詰まったと思います。部分的に何が悪いということではなくて、高速道路料金を無料化しますとか、子ども手当やりますよとか、農家の戸別所得補償、恒久的財源が用意されていない。だから、行き詰まるのは当たり前です。それが完全に行き詰まった。
それから政治主導というものでも、口蹄疫問題で、今日も宮崎市に新たに感染が広まったようですが、やはりことでは政治が決断して、迅速に行動しなければならないわけですが、この問題1つを取っても、政治主導が全く機能していないことが明確になったということだと思います。政治とカネの問題でも、何も解決する力がないわけです。それに加えて荒井大臣の問題もある。それから外交も、普天間基地の問題で行き詰まっている。あらゆる意味で行き詰まっている。そこをきちっとついていかなければならないです。
Q
その民主党と参議院選挙を戦う上で、自民党として、国民に訴えなければならないことについて、どのようにお考えですか。
A
これは、今後3年間あらゆる施策を動員して、成長していく。またそのことによって、雇用をきちっと作っていく。これが1つの中心です。もう1つは、もう1回きちっと外交政策の信頼を立て直さなければならないということ。日本をギリシアにするなという不安を皆が持っていますから、バラマキを即刻止めて、きちっとした財政を作っていく。こういったことを真摯に訴えなければいけないと思います。
Q
今回、内閣が発足してわずか9日間での不信任案提出となりましたが、どのようにお考えですか。
A
9日間というのは、当初から連立与党の党首が発足して間もない時に辞任するとか、いろいろな問題がありました。その行き詰まりを打開するための政策も十分でなかったと思います。もう少し、その点を明らかにしなければならない。そこは逃げている。ですから、私は、不信任案を出すのは当然のことだと思います。各党の足並みが違う、両院で違うということはあるかもしれません。特に会期末になりますと、それぞれの独自性ということもないわけではありませんが、結果として、我々の不信任案に、出したのは自民党単独でしたが、賛成していただいた会派がたくさん出たということで、良かったかなと思います。
Q
今日の国会が終わることになりますが、今国会での、自民党の国会対策は万全だったのでしょうか、それとも反省すべき点もあったのか、その点どのようにお考えですか。
A
万全ということは、なかなか望めません。結果として、鳩山政権を追い詰めて、やってきたので、それなりに役割を果たしてきたと思います。
Q
一方で自民党の支持率がなかなか上がらないまま、今日まで来ていますが、その原因をどのようにお考えですか。
A
やはり基本は、昨年の傷がかなり深かったということもあるかと思います。
Q
野党として、初めて国政選挙を迎えることになりますが、その点にどのようにお考えですか。
A
野党ですから、挑戦者としてぶつかって行くことが必要ではないかと思います。
Q
この選挙で勝てなければ、野党暮らしが長くなってしまいますが。
A
この選挙に向けて、今持っているエネルギーを投入して戦う。結果はそれからです。
Q
国会対応を振り返って、自民党の見せ場はどこだったと思いますか。
A
それは、鳩山政権を倒したということではないですか。これが1番の見せ場です。
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