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総裁記者会見

所信表明演説を受けて 谷垣禎一総裁ぶら下がり

平成22年6月11日(金)
於:院内第24控室

質疑応答

Q
菅新総理の所信表明演説をどのように聞きかれましたか。
A
全体的な印象で言いますと、鳩山さんの所信表明は主観的と言いますか、極めて冗長的で、その意味では、従来のスタイルからすると、ご自分の考え、ある意味では政治主導かもしれません。これに比べると、菅さんはあのような主観的なものよりは、リアリストと言いますか、もう少し辛口で言えば、官僚が書いたような印象がかなりある所信表明だったのではないでしょうか。
Q
政治主導を掲げる菅総理にしては、イメージが違うような印象を持たれたのでしょうか。
A
菅さんらしいところと言えば、松下圭一先生に学んだとか、菅さんの味付けなのでしょうけれども、経済政策や外交政策とか、こういうものについては、特に経済・財政政策について、美しく言えば手堅いと言いますか、悪く言えば自民党時代のものとちっとも変わらない、それを書いているというような印象です。
Q
少し物足りなさを感じましたか。
A
物足りなさと言いますか、本当に現実的な基礎があるものかどうかということです。特に、強い財政、強い経済と言っておられる。そこで言っていることは、昨年の8月30日のマニフェストの基本構造が全く砂上の楼閣であったことを自白しているものだと思います。それは全く駄目だったということではないでしょうか。それを総括する思想があの中にはほとんどない。これはいったい何なんだ。これだけ言わせてもらえば、内閣ができて、所信表明が行われるまでに、連立を組んでいる相手方の党首が閣僚を辞してしまう。今までこのようなことはなかったでしょう。こういう中で行われたものとしては、今の状況に対する透徹した認識を欠いているということではないかと思います。
Q
「財政健全化検討会議」を、与野党を超えてやろうとの呼びかけがありましたが、これについてはどのように対応されますか。
A
これについては、お答えは2つです。我々がまず財政健全化法を出したという話がありました。それなら我々の法案をすぐにでも、という対応はあり得るということを1つは問いたいです。それからもう1つは、さはさりながら、この提案は、先程申し上げたように自分たちのマニフェスト、昨年の8月30日に戦ったマニフェストは全く基礎を欠いたものであることを自白したに等しい。あれは4年間でやるはずだった。まだ4年経っていないわけですから、この所信表明は全くマニフェストの有効性がなくなってしまった。無残なものであることがわかった。そうはっきり言っていませんが、実際はそういうことです。政治の上で、表向きの美辞麗句だけでそれを乗り越えようということはできないのではないかと思います。きちっとどういう形で総括するのか、どうしたらリセットできるのか、その真摯な態度はここにはなかったと思います。
Q
総裁は、BSの番組で参院選の獲得議席目標を40議席台とおっしゃいましたが。
A
これは若干言葉が足りなかったと思います。「40台はほしいですか」と言うから、「それはほしいです」と申し上げたにとどまるわけで、私がずっと言っているのは、野党としてやるべきことは、与党の多数を打破することである。私が基本的に考えているのは、そういうことであります。
Q
40台で良いという意味ではないということですか。
A
あえて数を言うなら全員当選を目指すということでしょうけども、私の考えは先程申し上げた通りです。
Q
代表質問について、今回の所信表明を聞いて、どの辺が攻めどころとお考えですか。
A
今、申し上げたように、立論の基礎というのはいったい何なのか。今までの基礎をずるずると変えていくことが果たして許されるのか。そのことはきちっと問わなければならないでしょう。けじめというものがないままに、うまくいかなかったことは全部地下に隠して、上にきれいな絵を描く。それは通りませんよということもあります。外交に関して、特に普天間に関しては、6月23日の慰霊の日に、沖縄に行くということだけでは、具体的にどうしていくのか、皆目わかりません。そのあたり、日米安保は大事だと1番最初にさらっと書いてあるけれども、終わりのところに行くと、日米安保を支えている基礎については、ほとんど何も書いていないに等しいということで、果たして国民は納得するかということもあります。
Q
「財政健全化検討会議」が提唱されましたが、それに参加するつもりはありますか。
A
これは先程申し上げた通りで、もしそういうご提案があるなら、私も鳩山さんに対する代表質問で円卓会議みたいなものが必要ではないかと提案しました。しかし、今回、私どもの提案を逆手に取った提案ですが、それは当然そのようなことをおっしゃるなら、まず第1に、我々はそのためのツールとして出した。我々の財政健全化を直ちに通すつもりがあるか否や。今までの間違った立論に対するけじめ、総括、そのリセットをどのように行うのか。その2つの答えがなければ、「どうですか。はい、そうですね」ということではないと思います。
Q
党首討論の提案がされていますが、やりたいとお考えですか。
A
党首討論もやる必要があると思います。やはり、まずきちっと予算委員会でやらなければなりません。
もう1つ、申し上げなければならないことは、今日も若干、口蹄疫の迅速な初動対応なんて言っていましたが、何でそういうことをおっしゃれるのか理解に苦しみます。少なくとも、今までの、川南町から65キロ離れたところに飛び火して、明らかに今まで制限をかけていたところからピョンと飛び跳ねたわけですから、フェーズが新しいところに入って行った。しかも日本の畜産の心臓部に来たというところです。1番大事なことは、ここで人が動き回れば、ウイルスを多くまき散らすことになります。これは選挙を勝つとか、できるのかという気がします。そのあたりの検討を、物事を深刻に受け止めたら、お考えにならなければならないのではないでしょうか。
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