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総裁記者会見

谷垣禎一総裁 定例記者会見

平成22年6月3日(木)
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

【谷垣禎一総裁発言】

まず鳩山総理の辞任に関連しまして、改めて2点申し上げます。
1つ目は選挙目当ての看板の掛け替えでは済まないということです。民主党政権は、結局政権交代の期待と政権公約をここまで裏切ったということでありますから、解散総選挙をして、改めて国民に信を問うべきであると考えています。自民党は、それを堂々と受けて立つということです。
2つ目には、いわゆる「3K問題」、普天間基地移設問題、政治とカネの問題、景気・財政政策、それに加えまして、最近では口蹄疫の問題がありますので、「4K問題」と申し上げた方が良いと思いますが、何も解決されていません。何の説明責任も果たさずに、放り出したということでありますから、新内閣・与党に対して、これから国会でこういった未解決の問題に対して、代表質問だけではなく、徹底的な審議をしていく、求めていく。新政権は逃げずに、今国会中の予算委員会の開会に応じてもらいたい。日程はきちっとあるということです。
政治とカネの問題に関して、昨日、総理もクリーンな民主党に戻るということを訴えておりましたが、言葉だけではなく、実行が必要だと思います。具体的には、2点ありまして、1つは我々の求めている参考人招致、証人喚問にしっかり応ずるべきであるということ。2つは、小林千代美議員や石川知裕議員に対する議員辞職勧告決議案を本会議で採決するということの2点です。

質疑応答

Q
明日、新しい内閣を発足することになります。日程的に余裕を持たせることで、郵政改革法案を通すのではないかという見方をしているのではないかとの見方もありますが、そのようなやり方について、総裁のお考えをお聞かせください。
A
新しい政権ができた時に論点となるのは、今までのような強権的な乱暴な国会運営を引き継ぐかどうかということが大きな論点だと思っています。今まで申し上げてきたのは、特に最近の強行採決を何度も繰り返すやり方、今まで積み上げてきたルールを無視するやり方、これをやると結局数さえあれば何でもできるということになって、国会の過程の中でどのように衆知を集めていくかということに全く関心のない国会運営が行われてきたということだと思います。これは、私たちが与党の時に、強行採決と言われたことがなかったわけではありません。そういう中でも、今、我々が従わなければならないと思っているルールは、少数政党にも発言の機会の場、意見を言う機会を与える。それをほとんど重視していない。これをまた引き続き新しい政権が踏襲していくということになると、これはもう民主党政権の本質的な問題だと断定せざるを得なくなってくるわけです。ファシズム的体制と言いますか、私どもは大きな警鐘を鳴らしていかなければなりませんし、断固阻止しなければいけないと思っています。
Q
昨日の鳩山総理の退陣表明から新総理が指名されるまで3日という短い日程ですが、この民主党の狙いについて、総裁の見解をお聞かせください。
A
私は民主党ではありませんので、民主党の狙いはわかりません。
Q
あまりにも短すぎるのではないかとの指摘がありますが。
A
あまりプロセスということに理解のない政党だと、この件に限らず、常々感じております。
Q
明日、首班指名、組閣が行われるということですが、天皇陛下の日程、静養日程ではありますが、その日程をずらすことをお願いしているという話もあります。陛下のスケジュールを変えてまで、組閣を急ぐやり方について、どのように思われますか。
A
これは陛下も責任感の強い方でいらっしゃると、私は思っていますので、陛下の職務ということになりますと、陛下はお受けになると思います。だからといって、陛下のご日程を一方的に無視することが積み重なっていくことが良いことなのか、私はそういったことも配慮しながら、政治というものは進めなければならないと思っています。政権が成立した当初、中国の習近平国家副主席がお出でになった時の会見問題もありましたから、日本の天皇という存在について、透徹した理解、認識がある政党だとは思っていません。
Q
民主党の代表選挙について、菅直人副総理が名乗りを上げていますが、菅副総理の評価についてお聞かせください。
A
菅副総理は長い経験をお持ちの方だということは、私が言うまでもありません。ただ、代表選挙に関して申し上げますと、菅さんはこれまで副総理をやって来られた。この時点で投げ出された原因は、いろいろなことがありますが、民主党政権がやってきたマニフェストをはじめとする政策が行き詰まってしまった。政策運営が行き詰まってしまった。政治主導ということも威勢よく呼号されていましたが、政治主導で回していく、運営していく、それもあまりにもうまくいっていない。そういう民主党政権のやってきたことの全てが行き詰まってきたということが原因だと見ています。単に昨日、鳩山総理が退任する理由として挙げた普天間基地の問題と政治とカネの問題にとどまるものではないと思います。そうしますと、副総理というのは、当然のことながら、大きな責任を共有している、共有すべき立場になる方です。仮に、菅さんがお出になるとしても、鳩山総理が退任せざるを得なかったその頸木(くびき)を背負いながら、新しく代表に、総理になられるということだと思います。
Q
1日に野党の皆さんが不信任決議を出すという報道がありましたが、結局、鳩山総理の辞任でなくなってしまいました。先を越されてしまったなと、個人的には思っていますが、総裁の見解をお聞かせください。
A
鳩山政権、鳩山総理を追い込んでいくということを、我々は1つの目標にして行動していまして、お挙げになっていた政治とカネの問題、普天間基地移設問題、この問題だけにとどまりませんが、我々は我々なりに追及してきたところです。それをさらに追い込んでいく手段はいろいろありますが、今まで我々がやってきたことが、成果を上げたとご理解いただければとありがたいと思っています。
Q
民主党は選挙目的でトップを代えるとなれば、自民党が新たに考えなければならないことも出てくると思います。総裁が現在考えていることがあれば、お聞かせください。
A
選挙を前にして、これでは戦えないということで、表紙を変える。我々もそういう過ちを犯したことがあります。結果として、良い結果になっていなかったと思っています。したがって、鳩山総理も目的を達成されてお辞めになるわけではない。先程申し上げたように、追い込まれてお辞めになる。表紙を変えて、一瞬の新鮮さは、あるいは保たれるかもしれません。民主党の政権運営、政権のあり方、政策のあり方、政権運営の仕方そのものが行き詰まっているとすると、一瞬表紙を変えた効果が長続きするとは思いません。したがって、我が方は、基本を代える必要がないと思っています。きちっとやるべきことをやっていくということだと考えています。
Q
参議院選挙に与える影響については、それほど警戒する必要がないとお考えですか。
A
選挙の情勢はしょっちゅう変わりますから、我々にとって都合の良い時に、都合良く物事が起こるとは限らないわけです。これは、ある程度の流れの中で見れば、明らかに相手方が行き詰まったことである。それを向こうが克服できる状況は生まれていないと思っています。
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