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総裁記者会見

谷垣禎一総裁ぶら下がり会見

平成22年2月25日(木)
院内第24控室

質疑応答

Q
本日の本会議で、横路孝弘衆院議長と松本剛明議院運営委員長の不信任決議案と解任決議案が否決されましたが、谷垣総裁の受け止めをお聞かせ下さい。
A
残念、無念ということです。「憤懣(ふんまん)やるかたなし」ということです。
Q
今週の月曜日から審議拒否が続いていました。今日から復帰という形になりましたが、この間の谷垣総裁の総括をお願いします。
A
政治とカネの問題で、説明責任を果たせとか、道義的責任の問題はどうなっているんだという声が大きかったですから、我々はそういうお声を受けて、与党には民主党の石川知裕衆議院議員の議員辞職勧告決議案を本会議に上程すること、鳩山首相の周辺の方々の証人喚問、小沢幹事長についても、そもそもなぜあれだけの不動産を政治団体でたくさん持たなければならないのか。これは本人に聞かないと、なかなか分かりません。
あるいは箇所付けの問題です。一体、事実関係はどうだったのか。相当太い話です。国会から出すことを求められたことに対して、約束に対して違うものを出してくるということは、相当ひどいことです。事実関係の究明と処分を求めてきたけれども、ゼロ回答であった。これでは審議に簡単に応じるわけにはいかないということで、私も連日、街頭に立って、率直に言って、「なるほどそうか」と言ってくださる方もたくさんいた。その反面、「この経済状態の中だから、しっかり国会で国民生活をどうしていくのか議論してほしい」という意見があったのも事実です。
そういう問題が確実にありますが、他方、国会を見ていますと、相当、強権的というか、私も昔は議運や国対をやらせていただきましたが、ハウスの伝統ということを当時はよく言われました。やはり与野党の悪く言えば駆け引きですが、その中でぎりぎりの先人の知恵が蓄積されてきています。重要広範議案というのは、やはり与野党の長い間の折衝の中で、重要な法律は総理大臣に出てもらって、しっかり審議をしようと。野党の要求を入れて、それは審議を深めるうえで必要じゃないかというルールを作ってきました。ところが審議の都合で、そういうルールを次々と無視するということがありました。挙げればこれだけに留まらない、いろいろな今まで積み重ねてきたものを無視した。
こういうものは議会制度協議会で、どういうルールでやっていくのかという議論があってしかるべきだと思います。昔あった先例をそのまま墨守(ぼくしゅ)しなければならないということはないけれども、それを手続きを無視して、バンバン力で押してくる、強権的な体質があらわになってきたと思います。やはりそれに対しては、議運委員長や議長の果たす役割は非常に大事ですから、やはりそこは責任を追及しなければということで、今日はこのような解任決議案と不信任決議案を出しました。結果は先ほど、残念無念、憤懣やるかたなしと申し上げましたが、現実に数の力というものを前提にすれば、誠に残念ですが、万止むを得ないことだろうということですから、今後はこういった問題をきちっと主張していく。
もちろん、先程申し上げましたが、国民生活に自民党だったらどうするかということもありますから、今の政府が出してきた予算案に対して、自民党だったこういう風に考える、このようにやっていくということも示していかないといけないと思いますが、こういう国会できちっと衆知を尽くしていくことをぶち壊していく。私は今まで小沢独裁というような表現を使って来ましたが、議会制度を破壊するようなファッショ的な手法、これに対してはやはり国民世論にも訴え、国会の中でやるべきこと、手だてを尽くしていかなければいけないという気持ちを新たにしています。
Q
賛否について、他の野党の足並みが揃わなかったようですが、どうしてだと思われますか。
A
それはそれぞれ党のお考えがありますから、私が論評する立場でないと思います。やはり政治行動ですから、できるだけ多くの賛同を得るように進めていく。そういう意味で、野党としての手法をさらにいろいろ工夫しなければならないなと思います。
Q
経団連が政策評価を通じた団体献金の関与を止めるようです。一方、国会では、企業団体献金の廃止を訴えている党もありますが、その議論への影響も含めて、総裁の受け止めをお聞かせください。
A
企業団体献金の廃止の前にやるべきことがたくさんあるのではないかと私は思っています。現実に今の政治資金規正法の中ではっきりと禁止されているにも関わらず、北教組の裏献金と言われる問題を指摘すると、企業団体献金の全面的禁止だなんて、何を言っているのかさっぱりわからない。まずやるべきことを先にやってもらいたい。それ以外に私の感想はありません。
Q
今の経団連の方針は、自民党は借入金の問題もありますし、党として大きな問題だと思われますが。
A
党の責任者として、検討もしなければならないわけですが、よく事務方からお話を伺いたいと思います。今、それを従前にお答えする準備はありません。
Q
天皇の公的行為について、統一ルールを設けるのは現実的ではないという政府見解がまとまったようですが、それについての受け止めをお聞かせください。
A
誠にひどい見解だと思います。要するに、象徴天皇のデリケートさというものに対して全くなんの配慮もない、全く政治的英知を欠いた見解だと思います。あの見解を読みますと、その都度、便宜的に判断すれば良いという答えでありますが、憲法のイロハも心得ない、全く噴飯ものの解釈だと思います。日本を悪くする解釈だと私は思います。
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