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記者会見

二階幹事長ぶら下がり
(「老後に2000万円必要」金融庁への抗議に関して)

二階幹事長

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質疑応答

Question
日本テレビです。今回、金融庁の報告に対して、党として抗議をされたということですが、内容等を含めて詳細をお願いします。
Answer
金融庁の報告に関しては、2000万円の話が独り歩きしている状況で、国民の皆さんに対して、誤解だけでは無くて、むしろ不安を招いており、大変これを憂慮しております。金融庁には撤回を含め自民党として厳重に抗議しているところです。また、この問題は年金制度とは別物でありますので、改革を通じ、将来にわたり持続可能な年金制度の構築をしているところであります。
Question
日本テレビです。抗議を受けて、金融庁から発言はありましたか。
Answer
まだ来ておりませんが、来るでしょう。
Question
日本テレビです。撤回を含めて、されているということでしょうか。
Answer
はい。
Question
日本テレビです。野党側からは、この2000万円の問題について反発等も出ておりまして、参議院選挙への影響も囁かれております。これについていかがでしょうか。
Answer
金融庁からキチッとした説明があれば、その説明次第ですね。
Question
日本テレビです。参議院選挙への影響は説明次第ということでしょうか。
Answer
そうです。
Question
時事通信です。今回、このように緊急にぶら下がりをする、抗議をする等の対応をされたということは、やはりこの内容というのをかなり重く見ている、国民に与える不安が大きいというご判断でしょうか。
Answer
それもありますが、われわれは選挙を控えているわけですからね。そうした方々に迷惑を及ぼすことの無いように、党としてはしっかり注意をしていかなきゃいかん。こういうことです。
Question
毎日新聞です。今回の年金の問題で、12年前の消えた年金問題が想起されるという方もいらっしゃいます。この危機感というのはどのように持っておられますか。
Answer
こうして説明を十分すればね、またご理解いただけるだろうというように思っています。
Question
時事通信です。野党側は、こうした与党側の動きを見て、予算委員会の集中審議の要求等、国会の場での審議の要求を強めて来ると思います。これにはどのように対応いたしますか。
Answer
それはそういうことが発生した場合に対応するということ。今からどう考えておきますからって向こうに言う必要は無いでしょう。
Question
日本経済新聞です。今回、金融庁が出した試算は、夫が65歳、妻が60歳の無職世帯の場合という前提を置いておりまして、やや単純ではないかという指摘もあります。また貯蓄や退職金等が考慮されていない面もあるという指摘もあります。その点はやはり誤解を与えるものだったという考えでしょうか。
Answer
説明が十分でないというきらいはありますよね。
Question
日本経済新聞です。そもそも金融庁の有識者会議の報告書であって、政府の公式の見解ではない点もあると思いますが、いかがお考えでしょうか。
Answer
普通はその、それが良いかどうか議論の余地はありますが、そういう有識者会議とかいうことの名を借りて色んなことを言うわけですよ。金融庁そのものがこの発言に関わってなければこんな発言は出てこないでしょう。有識者、その人らだけが勝手に言っているわけじゃない。関わっているわけですよ。その点は十分これから慎重に考えてもらいたい。自分たちが置かれている立場ということを、もっと真剣に考えなければいけない。厳重注意しておきます。
Question
朝日新聞です。今回のこの問題、参議院選挙への影響がかなり懸念される中で、党としてはどのように国民へ説明されて行きますか。
Answer
マスコミはそのように言いたいでしょうけど、私共は国民の皆さんに対して誤解を解いて行けば、十分ご理解をいただけるというふうに思っております。
Question
北海道新聞です。野党側は昨日の参議院の決算委員会でも、この報告書をもって、2004年に自民党が出した100年安心というものの信頼性が揺るいでいるのでは無いかと指摘されております。その考えについてはいかがでしょうか。
Answer
それは見解の違いで、われわれの方はいささかも揺るいではいないという考えです。
Question
テレビ朝日です。先ほどの質問に対する答えで、金融庁の説明次第では参議院選挙への影響もあるというご説明でした。金融庁がどういった説明をすれば参議院選挙にどのような影響があるとお考えでしょうか。
Answer
それは金融庁に聞いてください。