ニュースのカテゴリを選択する

記者会見

役員会後 二階幹事長記者会見

2018年11月12日(月)17:39~17:50
於:院内平河クラブ会見場

二階幹事長

【冒頭発言】(金田幹事長代理)

今日の役員会の概要を報告いたします。
まず安倍総裁からは、先週の補正予算成立に感謝申し上げる。一日も早い復興に向けて全力で取り組みたい。今週から入管法の審議が始まる。政府として国会審議にしっかりと対応したい。諸般の事情が許せば、明後日からシンガポールでASEAN関連首脳会議に出席をする。日本とASEANの結束を確認するとともに、北朝鮮問題、南シナ海の問題をはじめ地域の課題について連携を図ってまいりたい。プーチン大統領とも首脳会談を行う予定である。更に豪州でモリソン首相と首脳会談を行い、その後APEC出席のためパプアニューギニアを訪問する予定である。
松本国対委員長代理からは明日の本会議は14時から入管法の趣旨説明質疑を行う。所要は2時間半。
関口参院国対委員長からは明日から各委員会で店開きを行う。
吉田参議院幹事長からは山梨県知事選は来年の参院選の前哨戦である。これに勝利することに集中したい。
甘利選対委員長からは先ほど山梨県知事選の長崎幸太郎候補に推薦証を交付した。
田村政調会長代理からは政調ではすでに、今国会政府提出の閣法13件、協定2件等の審議を終えたところであります。
そして加藤総務会長からは明日、総務会を開催する予定であるという発言がございました。

以上です。

【冒頭発言】(二階幹事長)

昨日ですが、残念ながら園田博之 衆議院議員がご逝去されました。76歳です。謹んでご冥福をお祈り申し上げたいと思います。党所属20年以上の国会議員でありますので、準党葬に該当しますので、ご遺族方々と相談をし、意見を確認し合っているところであります。改めて方針が決まればその旨をお知らせしたいと思います。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。明日から入管法の趣旨説明ということで審議に入っていくかたちになります。野党側からはまだ制度設計が不十分だという指摘があります。与党としてどのように審議に当たっていきますか。
Answer
議論の質疑の中で野党の疑問に思っておられることに対して、政府には丁寧に説明するようにということを言ってありますから。そのように進めるだろうと思っています。
Question
共同通信です。園田先生のご逝去の件ですが、政界再編を持論としてずっと唱えて来られた先生だと思います。幹事長としては政界での功績についてどのようにお考えですか。
Answer
私も大変政界では親しい方ではありましたので、たいへん残念と言いますか、誠に惜しい人を失ったという感じでございます。お歳もお歳ではありますけれども、もう少しご活躍いただけるものと信じておりましただけに、本当に寂しく思っております。ご冥福を謹んでお祈り申し上げたいと思います。
Question
朝日新聞です。先ほど、長崎さんの山梨知事選挙の推薦交付が出ました。改めて党としての取り組み、幹事長自身のお考えなどを教えてください。
Answer
これは元々来るべき山梨県の知事選挙の候補として最適の人物であるというふうにわれわれは確信を持って見つめておりましたが、これはあんまり早くからわれわれの方から誰が良い彼が良いと言うわけにはいきませんから慎重に見守っておりましたが、落ち着くところに落ち着いたということで結構であったと思っております。
Question
北海道新聞です。参議院の伊達忠一議長が本日、来年の参議院選挙に出馬せず政界を引退すると表明しました。幹事長の受け止めをお願いします。
Answer
参議院議員として立派な方でありましただけに、このとこは大変寂しくまた残念に思います。思いますが、本人のご決断である以上、これはもうやむを得ないことだと思っておりますから。これから一旦党を離れ国会を離れても、引き続いて後輩のご指導にお力をいただきたいということを、私からもまたお目に掛かってお伝えしたいと思っております。
Question
NHKです。総理の発言でも補正予算について言及があったとのことです。補正予算の成立を受けて、2次補正についてもその必要性を求める声が党内にあります。幹事長はどうお考えでしょうか。
Answer
それは1次補正の動向をよく見極めて、それから考えていきたいと思っております。
Question
NHKです。今後の動向を見極めてということですが、仮に必要となる場合には、来年通常国会の召集日にも影響を与えて来ると思います。山梨県知事選もある中で、この点は現時点でどうお考えですか。
Answer
そんなにいくつも重ねて考えたら複雑になって来ますが、この際は、この補正の問題1本で考えて判断していきたいと思っております。
Question
東京新聞です。来年春の福井県知事選挙について、自民党の福井県連は先日、副知事である杉本さんを推薦するように党本部に近く申請するということを決めました。それについて、5選を目指す現職の西川氏も出馬の意欲を見せており、保守分裂の恐れもあります。二階幹事長のお考えをお聞かせください。
Answer
それはそういう推薦だとか何だとかが出て来た場合に、そこで考えて処理したいと思っております。
Question
時事通信です。先ほど召集日の関連の質問がありました。参議院選挙等々を考えると召集日は早いのではという観測もあります。幹事長は召集日について現時点でどのようにお考えでしょうか。
Answer
総理の一存で決めるもんですから。総理からまだ何の相談も受けておりませんから、今のところはどうぞ疑問のある方や関心のある方は総理にお尋ねいただきたいと思います。
Question
読売新聞です。下村憲法改正推進本部長が先週金曜日のテレビ出演で、憲法審査会の開催に消極的な野党を指して職場放棄だと発言されました。野党側から一部反発が挙がっておりますけれども、幹事長の受け止めを。
Answer
国会は元々言論自由の場ですから、本人の責任に置いて何を仰っていただいて結構ですけれども、特に野党の方々にものを言う場合は、慎重の上にも慎重であってもらいたいというふうに思います。
Question
共同通信です。関連して、野党側からは憲法改正の議論について遠退いたという発言も出ております。今回の下村本部長の発言が与える影響についてどうお考えですか。
Answer
それは影響があると思う人はあるんでしょうが、その今現在の受け止めと言いますか発言だけを持って、そう遠く遠退いたというふうには思っておりません。