2018年11月5日（月）17:46～17:54
於：院内平河クラブ会見場
【冒頭発言】（稲田筆頭副幹事長）
今日の役員会の概要を報告いたします。
まず安倍総裁からは、本日の参院予算委員会では被災地の声を踏まえ、具体的な対策について議論することができた。補正の一日も早い成立に向けて全力を挙げたい。また、深刻な人材不足に直面する中小・小規模事業者の声に応えていかなければならない。国民の懸念に応え、わかりやすく周知徹底したいというご発言がございました。
森山国対委員長からは今週は各委員会で店開きを行い、法案審議に入る環境を整えたい。8日は本会議で法案の趣旨説明質疑を行う方向で野党と協議するとのご発言でございます。
甘利選対委員長からは先週末、鳥取と島根の参院選挙区については舞立昇治、比例区は島田三郎を特例枠で処遇することで決定した。本日に手続きを行い、整い次第発表したい。徳島・高知も早期に調整したいというご発言がございました。
岸田政調会長からは今週は火と金に政審を開催する。政調に新たに、経済成長戦略本部を作り、当面は消費税引き上げについて各部会からヒアリングを行い、今月下旬に向けて取りまとめを行いたい旨のご発言がございました。
加藤総務会長からは明日、総務会を開催するというご発言がございました。
以上です。
【冒頭発言】（二階幹事長）
本日から参院で予算委員会が始まりました。充実した審議を行い、補正予算の早期成立に向けてよろしくお願いを申し上げます。なお、本日は、津波防災啓発のために、わが国が主導し、国連の全会一致で制定された「世界津波の日」「津波防災の日」である。このことをご承知おき願いたい。
以上です。
質疑応答
- NHKです。今日、山梨県連の方から、知事選について長崎氏で候補者が決まったと正式に話がありました。時間が掛かった面もありますが、今後の知事選はどのように戦いますか。
- 長崎君の推薦の件はご地元の問題ですから。党本部が必要以上に入り込んでとやかく申し上げるよりも、県民の皆さんのご判断に委ねるというのが良いんじゃないかと思っております。静かに見守っていきたいと思います。
- 時事通信です。予算委員会が参議院に移りまして、野党側からは閣僚の方に色々と質問がありました。閣僚の方は答えに詰まる場面もありましたけれども、予算委員会の審議をどのように受け止めておられますか。
- 予算委員会は、熱心なご議論をされるからにはその答弁に時間が掛かったりいろんな事情があると思いますが、それはそれで議論が込み入っておると言いますか、攻める方も守る方も一生懸命やっておるからそういうことになるのであって、大いに結構なことではないかと思っております。
- 時事通信です。総理からも入管法は、分かりやすくを終始徹底していきたいというお話もありました。党としてはこの法案の必要性、外国人の受け入れについてどのように説明していこうとお考えですか。
- これはよく広く多くの国民にご理解をいただき、そして場合によっては国内外の人達のご理解やご協力も必要とする場面があるわけですから。それに対応したようにしっかりした議論をしていただきたいと思っております。
- 共同通信です。予算委員会に関連して、片山大臣の国税庁からの口利きという週刊誌で報じられている疑惑について、弊社が土日に世論調査を行いまして、記者会見などをして説明すべきだという意見が70％位を占めました。この問題について幹事長としてはどうお考えですか。
- それは閣僚がご判断されることであって、われわれの方から説明が足りないとかもっとしっかり説明しなさいとかというようなことを言うのは僭越でありますから。閣僚のご判断にお任せをしたいと思います。
- 読売新聞です。消費税の増税について。増税に伴って負担の軽減策が今後議論させると思いますが、どのような負担軽減策や議論を望まれますか。
- 今のところまだまだわれわれの方でまとまった意見と言いますか、これで行こうということを決めたわけでは無いですが。やがてこの国民の皆さんが一番心配している消費税の問題ですから、ご納得のいくように党の考えをまとめて提示したいというふうに思っております。
- 山梨日日新聞澤です。山梨知事選の関連です。本日推薦の申請がありまして、党としてどのように対応されるお考えか。また県連として候補を一本化出来たということをどう評価されておりますか。
- 結論から言いますと長崎さんに一本化されたということでしょうが、当然そうなるだろうと思っておりましたので、大変結構なことだと思っております。