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記者会見

臨時役員会・臨時役員連絡会後 二階幹事長記者会見

2018年9月20日(木)15:30~15:40
於:党本部平河クラブ会見場

二階俊博幹事長

冒頭発言

臨時役員会の概要を申し上げます。
まず安倍総理より、総裁選ご当選の御礼のご挨拶がありました。週明けからNYの国連総会にご出席になり、日米首脳会談を行うことになっております。帰国次第すみやかに、党役員人事、および内閣改造を行うとのことであります。沖縄知事選、災害復興など、重要な課題が山積しております。後任が決定されるまでの間、引き続きしっかりお願いするということであります。
私より、新総裁の選任により役員の任期は終了することになりますが、後任者が決定するまでは引き続きその任に当たることになっておりますのでよろしくお願いを申し上げる。党役員の選任については総裁に一任をしたい。また、1年間の党役員のご協力への感謝と同時に、沖縄知事選挙の勝利に党一丸となって邁進していただいていることに御礼を述べながら、最後の段階でありますから、ここで勝利を固めないと今までのことが無に帰すわけですから。われわれはここからが選挙だと思って一生懸命戦い抜きたいと、こういう気持ちであります。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信です。今回の総裁選挙の結果、安倍総裁と石破元幹事長との一騎打ちというかたちになりました。総裁選の票数、率直に見られて幹事長としてはどのように受け止めておられますか。
Answer
票数は、まぁ党員の皆さんがそれぞれの場面でお考えになって投票なさったことですから。この流れはそのまま受け止めたいと思っております。
Question
時事通信です。今回の得票は、石破元幹事長が巷間言われておるよりも議員票・党員票共に多くの票を獲得したように思われます。総理の政権運営について、幹事長としてはどのような影響があると見られておりますか。
Answer
今度の選挙があったからといって直ぐに党の運営、政権運営に変わったことが起こって来るということではありませんが、今度の選挙の結果を、まずは選挙の結果としてそれぞれが謙虚に受け止めなければいけない。こう思っています。
Question
日本テレビです。国会議員票では安倍総理が8割を超える得票を得ました。一方で、党員票・党友票では安倍総理が55%、石破元幹事長が45%と、国会議員票と党員票の間に開きがある結果となりました。このことについてはどのようにお考えでしょうか。
Answer
これは私個人として言わせてもらえれば、そういう結果は結果として出ておりますが、この選挙で安倍圧勝というのがずっと流れておりましたから。これに対してやはり国民の意識としてバランス感覚を発揮するという場合があったのではないかという思いが致します。ちょっとあまりにも早くから安倍さんの圧勝がずっと伝えられておりましたから。これに対してやっぱり少しチェックをしておこうと、こういう国民全体の流れがあったのではないかと思っています。
Question
共同通信です。今後は党役員人事や内閣改造が想定されます。総裁一任とはなりますが、新たな布陣・態勢についてはどのようなことを望まれますか。
Answer
これはもう総理にご一任をしておるわけでありますし、まもなく総理のお考えに基づいて新しい政権がスタートするわけですから。それを皆で見守って、終われば一致団結して協力を申し上げるというふうにしていきたいと思っております。
Question
時事通信です。総理は総裁選の最中に、憲法改正案について自民党として臨時国会に出したいという話をされております。総裁3選が決まったことを受けて、総理の憲法改正の意向について、幹事長としてはどのように進めていくお考えですか。
Answer
今年もほとんど無事仕事を終えたという感じの時でありますから。今からこの先をどうするかということをここで申し上げるのはいかがかと思いますが、それはそれとして毎日毎日が自民党としての選挙、自民党としての党活動でありますから。しっかりやって行かなければいけないわけですが、そういう意味では皆の協力でここまで来たわけでありますから。この後につきましても、多くの皆さんのご協力を得て党運営が円満にいくようにしていきたい。こう思っております。
Question
時事通信です。今回、総理と競われた石破先生の党役員人事や内閣改造での処遇について、幹事長はどのようにされるのが望ましいとお考えですか。
Answer
幹事長にもし相談があった日に、私の考えを申し述べます。
Question
朝日新聞です。関連して、相談があったらというのは、ある程度今回の石破さんの陣営の処遇については、ある程度処遇すべきだというふうには現段階ではお考えでしょうか。
Answer
全ての問題に対してオール日本、オール自民党で戦っていきたいと思っております。
Question
朝日新聞です。今回、しこりみたいなものは残らないとお考えですか。
Answer
幸い、われわれ自民党は戦いを重ね、そして磨きに磨きをかけておりますから。党内がそんな軟な状況ではありません。党の組織はしっかりしております。また地方を回って見ますと、一般党員の皆さんが一生懸命に自民党を支持してくれているんですよね。このことに対してわれわれはより一層頑張ってこの期待に応えていかなくてはならないということを、選挙中も今も痛感しております。