平成30年5月31日（木）16:31～16:37
於:党本部4Fエレベーターホール前
質疑応答
- NHKです。今日の午後、佐川元理財局長を不起訴にしたということでの発表・報道がありました。これについてまず一言お願いします。
- 基本的には司法、検察のそうした結論に我々が論評を加えるということは差し控えておきたいと思いますが、しかし色々な疑問が残っただけでは、色々なこれから仕事をしていく上においても支障が出てまいりますが、こういうことで不起訴としたということが正式に発表を受けたということで、これですっきりして仕事に励んでいただきたいと、こう思っております。
- NHKです。この問題は様々にこれまで長く議論が続いて来ている訳ですけれども、今日は司法として一つの判断が出たということになると思いますがいかがでしょうか。
- 私はどちらの側に立つわけではありませんが、この問題は昨年の2月来1年以上も国会で繰り返し議論をして来たという事ですが、こういうことは引っ張った訳では無いでしょうが、出来るだけもう少し早く結論が出た方が、当事者、関係者にとっては良いんじゃないかという風に思いますね。
- NHKです。今日のこの司法の判断は一つの区切りと言えば言葉はあれですが、どの様に捉えてらっしゃいますか。
- これは司法がこういう判断をした以上は、われわれの様な素人がとやかく申し上げるべきでは無くて、司法の判断に従うというのが通常だと思います。
- NHKです。この件で麻生副総理・財務大臣の責任、そして辞任すべきではないかといったような指摘がこれまでもなされて来ましたが、この点については現時点でどの様にお考えですか。
- 麻生さんの責任なんてことをわれわれは考えたことも無ければ、そのことを申し入れたことでもありませんから。それは財務省の判断で結構だと思います。
- 時事通信です。幹事長としては今回の捜査の一つの結果を受けて、先ほど言われましたように麻生財務大臣には引き続き大臣としての職務に当たっていただくというご理解でよろしいでしょうか。
- それは当然ですね。初めからそんなことを考えたこともありません。
- 時事通信です。野党側はこの問題に関しては、昭恵夫人等の証人喚問や国会への招致要求を数々出して来ておりましたが、この辺りの国会対応については与党としてはどの様にお考えになりますか。
- それぞれに事情があってのことだろうと思いけれども、やはり速やかに結論を出すべきだと思います。もっと速やかにね。
- NHKです。今日、働き方改革法案が衆議院を通過ということで採決もありました。これも重要法案として位置付けてきましたが、一言お願いします。
- 重要法案ということで、今国会の一つの大きなテーマであったわけですが、今回衆議院を通過したということにおいて、ひと山越えたという感じです。これからも成立まで、残りの日数の中で慎重にやっていきたいと思っております。