平成29年11月28日（火）10:09～10:17
於：院内平河クラブ会見場
冒頭発言（小泉筆頭副幹事長）
今日の役員連絡会の概要報告をしたいと思います。
高村副総裁からは昨日の予算委員会は質問時間配分がやや適正化されて良かった。質疑も合格点と思う。さらに質疑を磨いて適正化してよかったと国民が思えるような質問を与党としてやってほしいというご発言がございました。
森山国対委員長からは予算委員会は本日9時から17時15分まで、基本的質疑の2日目を行う。すべて野党の質疑となるので、緊張感を持って対応したい。各常任委員会は今週中に所信に対する質疑を行う予定で野党と協議しているが、一部の委員会が来週になる見込みだ。法案質疑を含め参議院とよく調整しながら今後の日程を進めていきたいということです。
橋本参院議員会長からは明日の予算委員会の質疑はわかりやすくしっかりとした議論をしていきたいというご発言がありました。
塩谷選対委員長からは支部長選任基本方針に則って、今後、現職選挙区・比例区支部長について決定していきたい。
岸田政調会長からは24日に安倍総理に人生100年時代の提言を報告し、総理からパッケージに反映させる旨の発言があった。来週にも政府から党に原案が提示されるということです。
その他の発言ですが、私からは明後日の11/30（木）10時から自民党本部の玄関において、錦鯉放流式を行うという報告をさせていただきました。これは長島忠美先生が生前のころから思いを持っておられたことでありまして、各方面と調整をした結果、とうとう日の目を見ることができました。全日本錦鯉の関係協会の新潟地区長、そして長島忠美先生の奥様もいらっしゃいまして、放流式を行う予定であります。幹事長もご出席をしていただきますが、皆様のほうも是非よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
冒頭発言（二階幹事長）
来年の党大会は、3月25日（日）午前10時より、グランドプリンスホテル新高輪にて開催したい。ついては大会準備・実施のため大会運営委員会を設置し、党内の各部署より委員をご推薦頂くので、宜しくお願い申し上げる。
以上です。
質疑応答
- NHKです。予算委員会が昨日今日と続いておりますけれども、質問時間の配分について。冒頭、副総裁からも発言があったようですが、野党からは与党側の質問はヨイショであるというような意見も出ています。この審議時間を受けて、どう見ているか。
- 順当な形で質問が出され、それに対するしっかりした答弁がなされておりますから。我々はあれで結構だと思っております。
- NHKです。与党としては少し時間を取り戻したということで、どのような姿勢で取り組むべきか。
- 当然そうあるべきであったものが、大方の合意でそうなった訳ですから。その範囲においてしっかりした質問をやっていこうということで望んでいきたいと思います。
- 朝日新聞です。関連して、昨日は若手の加藤鮎子さんもご質問に立たれましたが、そういった形で増えた分を若手の方々にもどんどん取り組んでいただくということも考えておりますか。
- 特に若手だどうだという考え方ではなく、この時の質問にはこの人が大事だ、必要があるという人にはどんどんと登場していただくという風にしていきたいと思います。
- 時事通信です。本日の朝、党本部のほうで憲法改正推進本部が開かれまして、総理が提言された９条に自衛隊を明記する等の4項目が二順した形で、ひとしきり議論が終わった形になっております。年内に自民党としての改憲案の取りまとめに向けては、このまま年内に取りまとめが出来そうですか。
- 年内に取りまとめが出来ればそれも良し、出来なくても来年またやれば良い訳ですから。私は、問題が問題だけに、議題が議題だけに拙速はあまり歓迎するべきことではないと思っております。
- 産経新聞です。先週の総務会で、衆議院選の公認候補に関してですけれども、連続比例２回の議員に関しては原則として重複立候補を禁止するということが決定されました。その狙いを、幹事長から改めて。
- それはそういう形で選挙が行われるというと、逆にそれぞれの選挙区で頑張って出て来る人との間の差も大き過ぎる訳ですから。これからはそういうことはなくなるかもしれないよということを警告しているということです。自民党は常に選挙を考え、常に勝利を目指してやっておりますから当然のことなんです。楽して当選させてあげたいとは思うけれども、そうもいかないからね。