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記者会見

役員会・役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年8月29日(火)10:53~11:03
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員会・役員連絡会ですが、安倍総裁からのご挨拶で、北朝鮮によるミサイル発射は暴挙であり、国連安保理に緊急会合を要請する。先ほどトランプ大統領と40分間の電話会談を行った。分析や今後の対応の突っ込んだ意見交換を行った。強固な日米同盟の下、政府・与党一体となって国民の生命を守り抜く強い決意だ。それから、茨城県知事選挙の勝利は大変よかった。今後、3つの補選があるが、何としても勝利をつかみ取りたいということでした。
高村副総裁からは、先週はペルーを訪問しクチンスキー大統領や日系人社会との意見交換を行った。来週からは政府特使としてイランを訪問するということです。
私(二階幹事長)から、今朝の北朝鮮によるミサイル発射は、わが国上空を通過し太平洋上に落下するという大変深刻な事態であり、党は早朝8時半から北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部役員会を開き、政府から状況説明を受けた。政府の対応は迅速であり、総理もトランプ大統領と電話会談を行われたが、より一層緊張感を持って国民の生命を第一に対処しなければならない。なお、本日15時半から、北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部を行うのでよろしくお願いします。それから、茨城県知事選挙は自公が推薦する大井川候補が勝利した。関係者のご協力に感謝申し上げる。新体制後初の選挙ということで、党一丸で戦い、勝利を収めることができた。ご支援に対して感謝申し上げる。大きな一勝であるが決してこれで気を緩めてはならない。次なる戦いに向けて、党を挙げて取り組んでいきたいということを申し上げました。
森山国対委員長からは、本日、災害対策特別委員会は、九州北部豪雨災害の現地視察を行っている。本日の委員派遣を受けて、9月5日(火)には閉会中審査を行うというご報告がありました。
橋本参議院議員会長からは、本日参議院特別総会を13時より開催するというご発言でした。
塩谷選挙対策委員長からは、「勝ってかぶとの緒を締めよ」という気持ちで、各級選挙を戦っていきたいというご報告でした。
岸田政務調査会長からは、明日の政審で概算要求の部会重点事項のとりまとめを行うというご発言でした。
竹下総務会長からは、本日より新総務による総務会がスタートするということでした。

以上です。

質疑応答

Question
NHKです。北朝鮮ミサイル発射について、政府にどういった対応を求めるお考えですか。
Answer
政府としては、緊張感を持って、この北朝鮮によるミサイル発射というものは極めて暴挙であって許し難い行動であるということで、厳重抗議をすると同時に、今後、このミサイル問題について、政府としてはもちろんのこと、党としても政府と一体になって対応していきたいという考えであります。
Question
NHKです。今回、列島を通過し、また交通機関に影響が出るなど、これまでにない事態だと思いますが、国民の安全という観点からどのようなことが必要だとお考えですか。また、党としてどのような取り組みをすべきとお考えですか。
Answer
これはもう申すまでもなく、極めて許しがたい暴挙でありますが、このことに対して政府も党も一体となって、再びこういうことが生じないように厳重な抗議と同時に、日本国としての意思を表明しておく必要があると思うものであります。これから政府とよく相談のうえ、いかなる対応ができるかしっかり詰めていきたいと思っています。
Question
時事通信です。党としては立法府としての対応についてどのようにお考えですか。
Answer
きょう午後3時半から党としての全体会議を開きますから、そこでまとめたいと思っています。
Question
読売新聞です。先週行われた茨城県知事選で勝利しましたが、10月のトリプル補選への影響についてどのようにお考えですか。
Answer
勝利をしたことによって全体が勢いづいて、しっかりした戦いをしようということになるわけですが、勝ったからといって決して油断することなく、党は全力を挙げて一戦一戦大切に戦っていきたいと思っています。