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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年7月25日(火)11:06~11:16
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、衆参の予算委員会は小野寺議員、青山議員が加計学園の問題について質疑に立ち、政策的に正しく、手続きも瑕疵がなかったことを答弁で引き出している。悪魔の証明の部分があり100%説明とはいかないが、大方の国民の目に触れ、理解を得ることができているのではないかということでした。
私(二階幹事長)からは、木村太郎 衆議院議員が今朝、ご逝去されました。享年52歳。詳細につきましては現在確認中です。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。次に、先週、アメリカに出張し「国連・水と災害特別会合」においてスピーチを行った。留守中の先生方のご協力に感謝申し上げる。アメリカ滞在中、内閣府から、九州北部豪雨による災害について「激甚災害に指定する見込みである」との連絡を受けた。被災された方の不安を一日でも早く解消するため、今後とも、やるべきことを着実にやっていく。予算委員会は、本日参議院で開催されている。昨日の衆議院における政府側の説明は、国民のご理解を得るよう真摯な対応であった。引き続き謙虚に丁寧に対応することは当然であり、現場におかれても、緊張感を持って対応していただきたいということを申しました。
竹下国対委員長からは、野党から来週以降、加計学園や防衛監察の結果について、再度集中審議を開く要求があった。党役員でよく相談していきたいというご報告がありました。
松山参議院国対委員長からは、民進党から国対委員長会談の申し出があり、本日午前中にセットする予定。また、災害対策特別委員会は31日(月)に現地調査の予定だということでした。
橋本参議院議員会長からは、仙台市長選は残念だった。結果を受け止め真摯に前を向いていきたいというご発言がありました。
吉田参議院幹事長からは、茨城県知事選について全力で支援する態勢をつくりたいということでした。
古屋選挙対策委員長からは、仙台市長選の結果を分析し、今後の選挙に生かしたいということでした。
茂木政務調査会長からは、シーリングは先週、閣議決定された。概算要求の提出期日は8月末なので政調として議論していきたいというご発言がありました。
細田総務会長からは、先週の総務会で都議選総括の話があったが、現在、都連で候補者からのヒアリングを行っている。結果を待ちたいということでした。
愛知政審会長(宮城県連会長)からは、仙台市長選の結果を冷静に分析し、選対委員長に報告するというご発言がありました。
山口組織運動本部長からは、厳しい時こそ党内がしっかりまとまっていくことが必要だということでした。
平沢広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がありました。

以上です。

質疑応答

Question
NHKの田尻です。昨日、きょうと予算委員会で集中審議が行われているが、幹事長はどのようにご覧になっていますか。
Answer
委員会はわれわれテレビ等では伺っておりますが、きょうはまだ会議が忙しくて拝見しておりませんが、私は非常に真摯な対応で質問・答弁等がなされて、だんだんと国民の皆さんも内容に一歩詳しくなっておられるのではないかと思いますが、これらを受けてわれわれは今後とも国会審議においてはやはり丁寧に、時間をかけるところはかけて、国民にご理解を得られるような努力を丁寧にやっていかなきゃいけないと改めて感じております。
Question
NHKの田尻です。内閣支持率は下落が続き、仙台市長選は敗北という状況ですが、幹事長はこれをどう捉えていらっしゃいますか。また反転攻勢に向け何が必要とお考えですか。
Answer
これも自民党所属国会議員全員が今の事態を受けて挽回に向けて懸命の努力をする。その姿を国民の皆さんに理解していただく、見ていただくということが大事だと思いますが、一回の調査や結果だけで悲観することなく、われわれは自信を持って全力を尽くして、国民の皆さんと一体となった自民党の姿を見ていただく努力をしなきゃいけない。こう思っています。
Question
時事通信の大町です。木村衆議院議員の逝去に伴って、青森県も補選が行われることになると思いますが、どのような態勢で臨まれるお考えですか。
Answer
木村先生は今朝亡くなられたんですから、もちろん選挙の態勢は、常時選挙の構えをしているわが党の選対としては準備にかかっておりますが、今まだ候補者選考等について、関係者のご意見も十分聞いたうえでやっていかなきゃいけないと思っておりますから、それを聞いてやりたいと思いますが、これはスピードを上げてやっていきます。