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記者会見

政府与党協議会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年4月24日(月)12:38~12:49
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の政府与党協議会ですが、まず菅官房長官からは、先ほど安倍・トランプ電話会談が行われ、中身の濃いものとなった。いかなる事態が起きても万全の態勢を取りたい。それから、先週、ペンス米副大統領と日米経済対話が行われた。今後とも協議を進めていく。また、中川政務官辞任は大変ご迷惑をかけた。緊張感を持っていくということでした。
私(二階幹事長)からは、うるま市長選挙は自公が支援した現職の島袋俊夫氏が勝利した。年初から宮古島、浦添と併せ三連勝したことは大変大きい。今後とも沖縄県の発展に向け、三連勝に驕ることなく、懸命に県民のご期待に応えていく。それから、北朝鮮情勢に関して、25日(火)は朝鮮人民軍85周年、政府与党は緊密に連絡を取り、万全に対応していく必要がある。このことについてはマスコミの皆さんも併せてご協力をよろしくお願いしたいということを申し上げました。また主な日程として、27日(木)~30日(日)で総理がロシアとイギリスを訪問されるということです。
井上公明党幹事長からは、うるま市長選は大変よかった。今後とも自公連携を図っていく。北朝鮮情勢は万全な対応ができるようにしたい。天皇退位は国民の総意を見出すということで努力した結果だというご発言でした。
竹下国対委員長からは、テロ等準備罪は今週も定例日に委員会を開き、質疑を積み重ねていけるよう努力したいというご発言がありました。
松山参議院国対委員長からは、本日14時から民進党と国対委員長会談を開き、流会となった経済産業委員会について協議するというご報告でした。
橋本参議院議員会長からは、うるま市長選のご協力に感謝する。すべての国会議員が国民から注目を持たれている。一人ひとりの質を上げていき、国民への責任を果たしていくというご発言でした。

以上です。

質疑応答

Question
うるま市長選で勝利しましたが、来年は名護市長選や沖縄県知事選が控えています。この結果を来年にどのようにつなげたいとお考えですか。
Answer
今お尋ねの趣旨は私もよく理解できますが、しかし選挙というのはやっぱり一戦一戦が大事であって、この間の選挙に勝ったからこの次も勝つだろうとか、トントンといくとか、そうはいかないのであって、私どもは、勝利をしたことに関しては関係者のご努力に感謝したいと思いますが、気が緩むことなく、これで次の戦いに突っ込んでいきたい。こう思っております。
Question
北朝鮮について、現下の情勢をどのようにご覧になり、どのように対応していくお考えですか。
Answer
北朝鮮の問題については、本当のところは詳しい報告を皆さんにもわれわれにもすることができるわけではない。これは理解しておかなきゃならない。こう思っておりますから、深く追及しておりませんが、政府は万全の態勢を整えていることは当然のことではありますが、しっかりやっていると思います。
Question
中川前政務官について、本人は離党されましたが、党としては今後どのような対応を取っていくお考えですか。
Answer
自民党は離党したからとてどっかの人というわけにはいかない。やっぱり自民党は最後まで責任を負うべきだと考えておりますから、十分本人の行動を注視しながら、再起を図れるように期待したいと思います。
Question
その場合、今のところ広島4区から対抗馬を立てるお考えはないということですか。
Answer
それはご想像でありますが、今すぐ自民党が候補者を立てるとか、そういうことを考えているわけではありません。
Question
今回の件で、以前行われた1、2回生を対象にした勉強会のような対策を行うお考えはありますか。
Answer
あんなことがあったからといって自民党の議員が皆悪いのではありませんから、この際全員集めてまた勉強会をするというようなそんなことはするつもりはありません。それはそれぞれの候補者を出してきた選挙区に対しても失礼なことですよ。私としてはそんなことをするつもりはありません。しかし、他の議員も含めてこの事態を注意しなきゃいけない。他山の石として自らも気を引き締めて頑張っていかなきゃいけないというくらいのことは、自民党の議員なら心得ているはずです。ですから、その程度で見守っていきたいと思います。