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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成29年2月3日(金)10:30~10:39
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、きょうマティス米国防長官が来日するが、日米同盟が日本・米国・世界も三方よしという方向でさらに深化されることを期待するということでした。
私(二階幹事長)からは、連日予算審議が順調に続いているが、年度内成立が最大の景気対策であるとの認識のもと、党は慎重に審議を尽くしていきたい。また今週日曜日から、浦添市長選が始まる。各先生方のご支援をお願いするということを申しました。
竹下国対委員長からは、予算委員会は6日(月)に一般質疑、7日(火)に公務員の再就職問題に関する集中審議を提案しているというご報告がありました。
橋本参議院議員会長からは、2月1日(水)に参議院各派の代表者懇談会を開催し、参議院改革について議論した。また、浦添市長選は比例の先生方を中心に力を入れているということでした。
細田総務会長からは、本日の総務会で予算関連法案、日切れ法案の審議が終了するということでした。

以上です。

質疑応答

Question
時事通信の水谷です。本日、マティス米国防長官が来日しますが、幹事長としてはどのようなことを期待されますか。
Answer
日米がお互いに協力し合って、それぞれの政治および国際社会全体にも責任を担っているわけですから、このような会合はもっともっと頻繁にあってもいいくらいに思っておりますから、力こぶを入れてこれに立ち向かうというほどでもなく丁寧に議論をされればいいと思っています。
Question
朝日新聞の山岸です。米軍駐留費を巡る議論で、日本の負担についてご所感があればお願いいたします。
Answer
重いと言えば重いでしょうし軽いと言えば軽いですから、そこは話し合っていく。しかもこれは両国の信頼と協力関係のなかにこうした問題がクローズアップされているわけですから、そこは十分丁寧に話し合いをしていけばいいのではないかと思っています。
Question
NHKの田尻です。トランプ米大統領の発言に対して批判や反発も出ていますが、これについてどのように対応されていくお考えですか。
Answer
世界のそれぞれの国々がいろいろな同盟国との間で話し合いがなされていることは当然ですが、なかでも日米関係というのは、わが国についてはもちろんのことでありますが、重要な二国間の関係ですから、他の模範になるくらい立派な話し合いの成果を両国の発展に影響をもたらすようにしっかりやっていきたい、いかなければならないと思っております。
Question
時事通信の水谷です。天皇の退位について、党所属国会議員への意見聴取が先月31日に締め切られましたが、石破衆院議員や村上衆院議員らから皇室典範の改正が必要との意見が提出されているようです。どのように党内の意見を反映していくお考えですか。
Answer
これはもう最初から穏やかに静かに議論するという、制約ではありませんが、おのずからそういう制約のようなものをかけて議論を始めていることですから、穏やかにまとまることがいいだろうということで、われわれは誰の意見がこうだからということを紹介しながら党内議論を盛り上げていく立場にはありませんから、今のご質問に対してはいかんともお答えのしようがありませんから、静かな議論をということです。
Question
時事通信の水谷です。石破衆院議員は広く議論を行うべきであると党幹部のみによる議論に疑義を持たれているようですが、幹事長はこうした批判は当たらないとお考えですか。
Answer
そういうそれぞれの議論を静かにやってもらいましょうということです。