民進党代表選の結果をうけて　二階幹事長ぶら下がり会見

質疑応答

フジテレビの門脇です。本日、民進党の代表選が行われ、蓮舫氏が選出されました。受け止めをお願いいたします。

蓮舫氏が予想通り、圧勝して大量得点で選ばれたということは、民進党という党の安定から言って大変結構なことであったのではないかと思います。

フジテレビの門脇です。蓮舫氏の二重国籍問題についてはどのようにお考えですか。

そういうことも新聞やテレビで言われて、我々も初めて真相がやや分かってきたような感じがしますが、そのことはこれだけ国際社会が進んでいる時代ですから、蓮舫氏自身が「自分は何らやましい点はない。日本人だ」ということでこれからご活躍をいただくというのなら、それはそれで結構なことではないか。取り上げるつもりはありません。

ＮＨＫの田尻です。蓮舫氏という政治家についてどのようにお感じですか。

私らはいろいろなところですれ違った程度ですから、人柄やいわんや生い立ちやどういうご経歴かということは、常識的に知っている以外に深く知っているわけでもありませんし、そんなに関心を持っていたわけではありませんから、残念ながら詳しいことは存じません。これからの政治活動で、民進党の代表になられたわけですから、我々は、与党・野党の立場はありますが、日本のために、国民の皆さんのためにともに手を携えて頑張っていかなければいけない使命があるわけですから、お互いに協力し合っていければいいなと思っています。

朝日新聞の山岸です。本日、衆議院の憲法審査会長に森英介衆議院議員、党の憲法改正推進本部長に保岡興治衆議院議員が内定しました。決定の状況と決断の理由を伺います。

自民党という政党は広く多くの皆さんの意見を聞きながら慎重に選ぶものですから、これは三日も四日も前から、我々が沖縄へ行っている最中からもういろいろ問い合わせがあったりしておりましたから、ようやく落ち着いて決まった。あとは肩書きよりもしっかりやっていただくことですよ。 期待をしたいと思います。

朝日新聞の山岸です。改憲草案の取り扱いについて幹事長はどのように進めていかれるお考えですか。

今、我々が方針を決めているわけではありませんが、これはよく慎重にお話を承ってみたいと思いますし、その立場に立った人が一人で決めるわけではないのです。これは自民党として十分議論をして決めるわけですから、私は何ら特別の心配をしているわけではありません。

時事通信の水谷です。臨時国会での憲法論議について幹事長はどのように進めていかれるお考えですか。

これは調査会にお任せして調査会でご議論いただくということです。相談があれば応じます。