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記者会見

役員連絡会後 二階俊博幹事長記者会見

平成28年8月30日(火)10:53~11:03
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

二階俊博幹事長記者会見

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、台風10号の被害が出ているが政府・与党しっかり対策を講じていきたいのでよろしくお願いしたいということでした。
私(二階幹事長)からは、人事も徐々に固まりつつあり、新体制が整いつつある。台風による大雨被害対策や来年度概算要求等の作業が進んでいるが、与党としてしっかりやっていきたいので、役員各位の協力をお願いする。この災害対策でありますが、私はすでに北海道の現地を三か所ばかり調査してまいりました。やはり感ずるところは、災害地の皆さんは大変不安な思いをしておるわけですから、災害復旧に対して政府および与党、自民党としてはこういう対策をやっていきますということを現地へ行って説明することが大事だと思っておりますので、できるだけ早い機会に党から災害の現状の調査とこれからの対策についての意見交換をすべく適当な役員に現地へ入っていただくことを今、相談をしている最中であります。
福岡人事局長からは、人事案件についてのご報告がありました。
竹下国対委員長からは、民進党の代表選が今週から始まるが、様子を見ながら国会対策等の対応を進めていきたいということでした。
石井参議院国対委員長代行からは、参議院の人事が固まってきている。
橋本参議院議員会長からは、オリンピックの報告、選手たちが人間として大きな成長を感じた大会であったというご発言がありました。
関口参議院幹事長代行からは、参議院幹事長代理、参議院副幹事長についての紹介がありました。
古屋選対委員長からは、東京10区補選について、都連新執行部が決まったら相談したい。福岡6区についても、目下調整中であるということでした。
茂木政務調査会長からは、補正予算の速やかな成立・執行を目指していきたい。また、来年度概算要求についても各部会で取りまとめを行っている最中であるというご報告でした。
細田総務会長からは、本日、新総務による総務会を開くということでした。
平沢広報本部長からは、報道機関の世論調査についてご報告がございました。

以上です。

質疑応答

question
朝日新聞の山岸です。配偶者控除の見直しについて、宮沢税調会長が「見直しを検討したい。年末の税制において反映したい」という意向を示されましたが、現在の検討状況や今後の見通し、またスケジュール感についてお願いいたします。
answer
今、具体的に名前を挙げてお話されたような人たちとまだ具体的な相談に至っておりませんが、今日の女性の社会進出、専業主婦の所帯よりも夫婦共働きの所帯が多くなって、こうした時代の変化というか周囲の状況等を考え、税制面でも支援していこうという表れであろうと思いますが、党としてもそういうことを支持していきたい。この時代の変化をとらえて税制を適切に変えていくということは必要だと思いますが、見直しによって専業主婦所帯に大きな負担にならないように考慮されるべきだろう。いずれにせよ、具体的な議論はこれから税調のなかでなされるものと思っておりますが、党の英知を結集して、ただ今ご質問にありましたような画期的な事柄に対して対応していきたいと思っています。
question
朝日新聞の山岸です。党内には見直しによって伝統的な家族観の崩壊につながるとの懸念もあると思うのですが、これについて幹事長はどのようにお考えですか。
answer
家族観の崩壊などということはあってはならないことですから、その点は十分配慮しながら進めていけばいいと思っております。
question
時事通信の水谷です。福岡6区補選について、28日(日)に鳩山陣営が事務所開きを行うなど保守分裂の動きが強まっていますが、幹事長としてはいつまでに調整を終えたいと考えておられますか。
answer
できるだけ早く一本化になることを期待しますが、それはこれからの進め方によるわけですが、我々は先般の休み中も両陣営とコンタクトを取って調整を急いでおりますが、結果は日時を切って「いついつまで」というようなことではまとまりませんから、県連の動き、それぞれの陣営の動き等をよく見極めて判断をしてまいります。急いでおりますが、急ぐばかりがこの話をうまく解決することにはならないと思いますから、そこはよく状況を判断して決めていきたいと思います。
question
TBSの久保です。本日、総務会が新しいメンバーで始まりますが、そのなかには石破前大臣も含まれています。総裁任期延長について慎重な意見も述べられていましたが、今後の総務会での議論についてお考えをお願いいたします。
answer
それは総務会で議論があった場合にします。