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幹事長記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(政府与党連絡会議後)

平成28年5月10日(火)
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

本日の政府与党連絡会議ですが、私も含めて、役員連絡会で申し上げたこととほぼ同じことの繰り返しでございますので、特段申し上げることはないのです。朝、申し上げたようなことを申し上げた。ただ、おそらく北海道5区補選の後、最初の政府与党連絡会議であったと思いますので、公明党はじめ大変ご協力をいただいて選挙に勝利することができたという御礼だけ役員連絡会とは違うことを申し上げました。

以上です。

質疑応答

question
産経新聞の豊田です。本日朝、パナマ文書に載っていた法人と個人の名前が新たに公表されて、そのなかに日本の大手企業や個人の名前も含まれていたことが判明したのですが、タックスヘイブン自体は日本では違法ではないですが、今までも資産隠しやマネーロンダリングに使われているという疑念を持たれたり、富裕層や国の指導者が利用したら国民感情として税の不公平感が生まれるという指摘が出ていますが、財務大臣経験者としてタックスヘイブンの是非について伺います。
answer
タックスヘイブン全般がどうというよりも、それぞれの国の税制は違いますのでね。例えば法人税でも高いところと低いところがある。そうすると、法人税の低いところに企業を持っていくという人が出てくる。お金持ちであれば相続税の低いところに行くという現象が起きてくるのは、それはある意味ではやむを得ないところがあるといけないかもしれませんが、要するにそういう制度がまちまちであるということがそういうことを生む原因になっているわけですね。それがさらに徹底していくと、つまりタックスヘイブンみたいな国家、あまり大きな国ではなかなかしにくいでしょうが、タックスヘイブンみたいなものをつくって、いろいろなものがそこに集まってくることを利用して自分の国を建てていこうというようなことも生じてくる。そういう仕組みのなかで、そういう行動自体は必ずしも違法とは言えない面もある。もちろん違法行為があれば、それは取り締まらなければならないわけです。こういう法制度のあり方に対しては、G7等で今までもいろいろな取り組みがあると思います。BEPS(税源浸食と利益移転)をどうするなどというような議論もずっと積み重ねられてきまして、今後もそういう制度が多様であるところから来る、今おっしゃったような税逃れ、必ずしも税逃れというわけではないかもしれませんが、ある意味でそういう手段を活用できる人が利益を得る、そしてそういうことでお互いに競争し合うというようなものを抑えていく必要というのはあると思うのですね。しかしこれはなかなかいっぺんに解決するということは難しいと思います。そういうことをやはり国政としても取り組んでいかなければいけないのかなと思っています。
question
朝日新聞の笹川です。これを受けて民進党は本日、党内に調査チームを設けたということです。一義的には政府が対応することかと思いますが、与党として何か対応するなどありますでしょうか。
answer
一義的には、税を逃れているというのであれば国税当局の仕事だろうと思いますから、我々としては国税当局の調査に対抗する調査チームといっても限りがございますので、やはりそういう制度的な問題があるのかないのかということは考えていかなければいけないだろうと思います。ただ、必ずしも政治家、こういう国際的な税制の問題というのは必ずしも基礎的知識というのが高いわけではありませんので、そういう辺りもよく勉強する必要があるなと思います。
question
産経新聞の豊田です。北朝鮮の金正恩第一書記がこのたび党委員長という役職に就任しまして、自身の権威や偶像化を一層強める狙いがあるのではないかなどと言われていますが、今後の半島情勢や日朝関係に何らかの影響があるとお考えですか。
answer
党委員長になったことでどう変化が起きてくるのか、私はまだよく分析する力はありませんが、やはり長い目であそこの国の歴史を見ますと、日本から見ますと、日清戦争も日露戦争もある意味で朝鮮半島の情勢をめぐっておきた戦争だと思うのです。日本の側から見ると、あの当時の情勢で言えば、そこに清国の勢力が伸びてきたり、あるいはロシアの勢力が伸びてきたりすることになると、日本の安全上も大きな問題であるという当時の認識だったのでしょうね。しかし、朝鮮半島から見てみると、韓国にせよ、今の北朝鮮にせよ、お隣の中国というのは、あそこの国の人口からすると、もちろん今でもそうですが、巨大な国ですね。日本も人口1億を超えておりますので、そして日本の経済力等々を合わせますと、あの半島から見ると巨大な国に映ると思います。そして背後にロシアの勢力が迫ってきたこともある。だからあそこの国の近代史を見ると、そういう周辺の大国があるなかでどうやって自分たちが生きていけるかという経験は彼らにとっては痛切なものがあるだろうと思います。現在、北朝鮮が取っている政策が国際的に見ていいものとは私は思いませんが、一つ背景にあるのは、やはり核武装することによって自分たちの存立を確保して存在価値、プレゼンスを認めさせようということは確実にあるのだろうと思います。ですから、荒唐無稽にいろいろなことをやっているというよりも、つまりそういう思考というのがやはり背景にあるのだろうと私は思っておりますが、それが今の極東の国際情勢のなかで、いろいろな国家民族があるなかで、それがいい方向だとはまったく思いませんが、そういう背景があるのかなとは見ております。
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