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幹事長記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成28年4月8日(金)10:30~10:44
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁からのご挨拶で、TPPの審議に入ったが、議論の本質は全体として国益に資するか、痛みに対する対策ができているか、さらに懸念を持っている方々にしっかり説明できるかということだ。守秘義務のある資料を要求すれば黒塗りの資料が出てくるのはいわば当たり前であって、選挙向けのパフォーマンスになったような質疑になっているのは残念だ。早く本質的な議論に入ってほしいということでした。 私(谷垣幹事長)からは、TPP関連法案は昨日から本格的に審議入りということですが、外交交渉なので開示できない部分も多くある、これはもうやむを得ないことだろうと思います。さはさりながら、政府においては、可能な限り丁寧に説明を尽くしてほしい。理解を得られるよう努力してもらいたいということを申しました。また、北海道5区補選も来週、告示である。私も12日(火)の出陣式に、北海道に入ってお願いをしてくる予定にしておりますが、大変厳しい戦いとなっておりまして、全党総力を挙げて勝利を目指していこうということを申しました。それから、選挙制度改革について昨日、議長の下で議長としての最終的なご判断が出たわけです。自民党案と民進党案の2つを国会に提出して審議を行う、こういうことでございます。そこで、公明党は自民党案に賛同していただいておりますので、今後、調整して与党案ということで出せるようにしたいと考えております。来週、党内手続きを行いたいので、総務会、政調会それぞれよろしくお願いするということを申しました。それから、今後の日程ですが、次回の役員連絡会は、12日(火)は北海道5区補選の告示日ということで取りやめにして、15日(金)にやるということを申しました。
吉田参議院国対委員長からは、TPP特別委員会の設置については協議中である。なかなか応じていただけないということでありました。衆議院の動きを見ながら委員会審議を進めていくというお話がありました。
溝手参議院議員会長からは、TPPと北海道5区補選をしっかりやっていきたいというお話がありました。
伊達参議院幹事長からは、北海道5区補選について頑張るということでした。
佐藤国対委員長からは、本会議日程、あるいはTPP審議の日程についてお話がありました。
河村議運委員長からは、選挙制度改革について昨日、全党に集まっていただいて、自民党案、民進党案が出されて意見交換をした。できるだけ早く法案を提出して審議に入ってほしいということでした。
茂木選対委員長からは、北海道5区補選について、総力を挙げていきたい。それから、参議院選挙について、公明党から新たに4人推薦をいただいた。35選挙区37名の推薦をもらったことになる。
二階総務会長からは、北海道5区補選を全力でやっていこうというお話がありました。
細田幹事長代行からは、選挙制度についての平場の会議の日程等のご報告がありました。

以上です。

質疑応答

question
NHKの瀧川です。TPP特別委員会について、現在も野党側が委員長の議事運営や石原大臣の答弁姿勢を巡って退席をして審議が止まっているわけです。昨日の審議から情報開示の不十分さや西川委員長の出版予定の本について守秘義務に違反する可能性が高いといったことに焦点を当てて攻勢を強めていますが、こうした一連の野党の対応について幹事長はどのようにお感じですか。
answer
まず国対あるいは委員会の現場でよく話し合っていただきたいと思います。ただ、情報開示が少ないと言うのですが、守秘義務のかかった政府文書というものを全部出すわけにはいかないのは、私は当然のことだろうと思います。現場での協議でも、「黒塗りのものしか出せないよ」「黒塗りでもいいから出してくれ」、こういうようなやり取りですが、守秘義務がかかっているのではそうなるのはいわば当たり前なので。それからもう一つはゲラ刷りの問題です。私は、今まで国会のなかでは文書、参考資料の扱い方というのは相当議運や委員会の現場で議論が積み重なっていると思います。衆議院や参議院の先例集というのはどこまで書いてあるか、私は最近の事例はよく存じませんが、国会というところは先例というものが極めて大事なところです。やはり一つ一つそのとき「ではここまでは出そう」とか「これ以上はやはり行政のいわば守秘義務から出せない」など、いろいろなことがあって判断が積み重なってきている。やはりそのときそのとき先人たちが一生懸命議論して「この辺かな」と思うこと、「それはどうも違ったね」ということであれば改めていけばいいのですが、国会というのは基本的に先例の積み重ねの大事なところがありますので、やはりそれぞれが与党も野党も、衆議院先例集や参議院先例集を何も金科玉条としろというつもりはありませんが、ああいうものもよくお読みになって進めていくということが大事なのではないか、あまり口幅ったいことを申し上げるつもりはありませんが、私も若い頃は議運や国対で仕事をしまして、先輩たちから「ハウスの先例」ということを繰り返し繰り返し聞かされました。そして、先例も全部墨守する必要はないのですが、変えていくときは変えていくなりの合理性と手続きをやっていくということが必要ではないかと私は思います。
question
NHKの瀧川です。いわば本質から外れた部分での野党の攻勢だと思いますが、そういう姿勢についてはどう思うか、併せて野党にどういう対応を望まれるかについてお願いします。
answer
これは私の立場から説教がましく「本質の議論をしなさい」と言うつもりはありません。それが国益だと思われるならばおやりになったらいいでしょと言うとちょっと言い過ぎかもしれませんが、国民が、有権者がご判断をされるわけですが、やはりその辺ですね。何か口がもぞもぞしますがね。そういうことです。
question
日本経済新聞の田島です。野党の追及で審議が滞っているのが現状ですが、与党が想定する成立までのスケジュールにどのような影響があるとお考えでしょうか。
answer
ちょっとまだそこまで全体のカレンダーを見ているわけではありませんが、高村副総裁がおっしゃったように、TPPは賛成、反対それぞれ会派があるわけですが、それはだから反対なら反対されるのは当然のことですが、やはり本質的な論点をどういうところに設定するかというのは、それぞれの野党にとっても、あるいは与党にとっても大事なことですので、本質的な論点がその辺だというのなら、そういうご見識に対してどう思うかということになるでしょう。
question
テレビ朝日の村上です。TPPについて、今国会での成立を目指しているということですが、丁寧な議論で農家の不安を払しょくすべきという声も出ています。場合によっては秋の臨時国会というのも視野に入れるというお考えでしょうか。
answer
まだ審議に入ったばかりでそれを議論するのは早すぎると思います。当然、まだ会期は6月1日まであるわけですが、それは成立を目指して、そこに目標を置くというのは当たり前のことだと思います。
question
共同通信の小笠原です。北海道5区補選について、現状の情勢をどう分析されているか、また幹部の現地入りも含めて党としてどういった態勢で臨むのかについてお願いいたします。
answer
かなり一進一退というか、こちらがある意味で少し引き離すと追いついてくる。また引き離すとまた追いついてくるというような状況だろうと思います。気を抜けない状況が続いているというのが現状だと思います。幹部の応援も、これは全力戦、総力戦ですから。一方、国会日程も大事な時ですので、その辺をよく見ながら案配していかなければいけないと思います。
question
産経新聞の豊田です。民進党の山尾政調会長の元秘書が多額のガソリン代を不正に請求した疑いがある問題について、与野党双方から説明が不十分だという指摘が挙がっています。山尾政調会長は甘利前大臣の疑惑追及チームのメンバーでもあって、秘書がやったことについて本人の責任が免れるわけではないなどと厳しく追及していたこともあり、本人の対応は整合性が取れていないのではないかという見方もありますが、幹事長は山尾政調会長の対応をどのようにご覧になっていますか。
answer
ほかのことが忙しくて、山尾政調会長が何をされているのか、山尾政調会長の問題についてどう報道されているのか、実は十分お答えするだけの材料がありません。ですから、軽率なコメントをしてはいけないと思っております。ただ、スキャンダルとか不適切な事態を問題にする、それも政治資金に関係のあることであるならば、ご本人からきちんと説明をされなければいけないのは当然のことだと思いますが、昨今、これは自分たちの下にいろいろな軽率な行動があるのを棚上げにして、と叱られるかもしれません、どうも政治を巡る報道が、そういうことが非常に今、色彩が強くなってきております。それは非常に残念なことだし、我々も十分自戒をしなければいけないのですが、先ほど来、TPPについても本質的な議論かどうかというようなご質問もありましたが、人間の社会ですからいろいろ不祥事もあり得る。そういうことに対して批判が出てくるのも当然ですが、政治にとって本質的なこと、そういうのは人間のあれですから付きまとうことは常にあって警戒の目は緩めてはいかんのでしょうが、もう少し本来の政治らしい議論が起こらなければいけないのではないかという思いがいたします。

 

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