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記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成28年1月26日(火) 10:30~10:38
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

本日の役員連絡会ですが、高村副総裁は天皇陛下の首席随員でフィリピンに出かけられるということで本日はご欠席です。
私(谷垣幹事長)からは、宜野湾市長選挙について、24日(日)が投票日でしたが、想像以上に得票もできてよい結果を得られたわけですが、地元の方々はじめ大勢の方に沖縄にも入っていただいたり電話作戦をしていただいたり総力を挙げましてこのような結果が得られた。大変嬉しいことでした。ご努力をされた皆さんに感謝を申し上げるということを申しました。それから、佐喜眞市長が普天間飛行場の固定化阻止等々をはじめとしたいろいろな公約もおっしゃっておりますので、政府・与党としてはそれをしっかり実現できるようにバックアップしていかなければいけない。また、よい結果が得られたので、これを次の選挙につなげていきたい。現に今、京都市長選挙が行われているわけですが、これにしっかり勝って後に続けていきたいということを申しました。それから本日は代表質問に入るわけで、わが党からは私、それから参議院の方では溝手参議院議員会長がお立ちになるということですが、これから予算委員会に続いていくので緊張感を持って臨んでいこう。それから、甘利大臣の件について国対等でもいろいろなことがあるようでございますが、ご本人が28日(木)までに自分自身で国民に対して説明をするとおっしゃっているのでそれを見守りたいということを申しました。
佐藤国対委員長からは、代表質問の日程についてお話があり、政府四演説の際、甘利大臣の演説のときに退席した野党も、いくつか国対委員長等で経緯があったようでありますが、出席して質問を行うというご報告がありました。
吉田参議院国対委員長からは、代表質問には溝手参議院議員会長、髙階恵美子参議院議員、渡辺猛之参議院議員が立つということでありました。
茂木選対委員長からは、宜野湾市長選挙の結果について、よい結果が得られたので北海道5区、あるいは参議院選挙とつなげていきたいというご発言がありました。それから、宜野湾市長選挙に隠れた形になっているが、八王子市長選挙、岩国市長選挙、いずれもわが党の推薦候補が勝利することができた。京都市長選挙も頑張っていきたいということでした。
稲田政務調査会長からは、宜野湾市長選挙はよかった。緊張感を持って公約作りをやっていきたいということでした。
二階総務会長からも、一戦一戦しっかり戦って勝利を収めていきたいということでした。
木村広報本部長からは、参議院選挙オープンエントリーの一般有権者募集のためのネットCMを昨日から配信しているということ、また最近の報道機関の世論調査についてご報告がありました。

以上です。

質疑応答

朝日新聞の笹川です。役員連絡会のなかで細田幹事長代行から選挙制度についてご発言があったと聞いていますが、いかがですか。
若干、今の仕組みについてご発言がありました。
朝日新聞の笹川です。幹事長はこの議論を細田幹事長代行にお任せをするとおっしゃっていますが、本日、役員連絡会でお話されたような内容が党の方針になっていくということになるのでしょうか。
これからいろいろな議論も必要だと思います。ただ、基本的なことを申し上げますと、まず佐々木座長の下で結論が出ましたので、あの基本はきちんと守っていくということは大事だろうと思っています。それから、あのなかにも書いてございますが、国勢調査の中間結果については、正確な表現は覚えておりませんが、県間調整みたいなものはしないで県内調整みたいなことでそれは対応せよというようなことが書いてございました。それから、10年ごとの本調査についてはいろいろな抜本的な方式を考えろというようなご趣旨になっておりますので、そういうことを考えますと、少なくとも本年の2月に出てくる中間結果というものを踏まえたものはやらなければいけない、これは当然のことだろうと思います。あとはどういうことをおやりになるかですね。この辺はまだこれからの議論です。
朝日新聞の笹川です。本日、公明党では選挙制度についての党内の議論が始まりましたが、2月の国勢調査の結果を待つということになると、自民党はそれまで何もしないということになってしまうという懸念がありますが、いかがですか。
もうすでに国対でも多くの方にこの間の答申を知ってもらおうということで衆議院から来ていただくなど、まずそういう勉強から始めようということでスタートしております。
日本経済新聞の田島です。甘利大臣の件について、ご本人の説明を見守りたいということでしたが、2月4日(木)にはTPPの署名式が控えています。野党は反対姿勢を示していますが、幹事長としては甘利大臣に出席してもらいたいというお考えですか。
結局、今まで相当いろいろな経緯がありいろいろな論戦があってこういうことになってきている。ですから、日本においてもいろいろな反応がありますが、各国それぞれの反応があるなかで最終的な署名、そして閣僚会議ができるまでは予断を許さないところがあるのではないかと私は思っております。そういうことを考えますと、やはり今までの事情に精通した甘利大臣に行っていただくということがやはりあるべき姿だと私は思います。