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記者会見

谷垣幹事長・井上公明党幹事長ぶら下がり (与野党幹事長・書記局長会談終了後)

平成27年10月20日(火)10:50~10:54
於:院内常任委員長室前

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

(谷垣幹事長): 今、与野党幹事長・書記局長会談、これは野党の方からご要請があったものですが、開かせていただきました。野党からは、臨時国会を開くようにということ、いろいろ山積する課題、国会で議論することが必要な問題があるので国会を開くようにというご要請でございました。私どもの方からは、本日申し越しの件については官邸にもしっかりお伝えする。ただ外交日程等確かに相当立て込んでいることも事実で、現場では与野党間で予算委員会の集中審議についてもご議論が進んでいるように聞いているが、まずは官邸によく本日の趣旨を伝えるということで終わった次第です。

質疑応答

(代表質問)フジテレビの津秋です。どれくらいまでに結論を得るのか、またその返事はいつするのかということについてはいかがですか。
(谷垣幹事長): 野党の方も、「すぐ今返事をしろ」という話ではないということもございましたので、少し検討しなければいけないとは思います。
(井上公明党幹事長): 今お話があったとおりで、臨時国会開催の要求がございましたので、趣旨は官邸に伝えるということです。閉会中審査ということで予算委員会、現場で協議をして開催の方向で今、話し合いが行われているようですので、本日はTPPなどいくつか課題が出ましたが、当面はというかとりあえず必要な議論はそこできちんとやることがまず大事かなと思っています。
テレビ朝日の植村です。野党側から衆議院の4分の1で開会要求するなどというような話はありましたか。
(谷垣幹事長): 当然そういう憲法上の規定を利用してということもないわけではないが、まずその前に与党から十分官邸に申し入れてもらいたいということだったと思います。
NHKの瀧川です。官邸に申し入れるということ以外に、外交日程が立て込んでいるということで日程的には難しいという見通しもこの場でお伝えになられたのでしょうか。
(谷垣幹事長): そこまで申しているわけではございません。我々も別に開いてはいかんと思っているわけではありませんが、なかなかそこまで本日のこの会議で議論したわけではありませんが、カレンダーを見ますとなかなかそれはタイトではあるなとは思っております。
NHKの瀧川です。本日のこの場では、閉会中審査については開くということで意見は一致したのでしょうか。
(谷垣幹事長): 今後具体的には国対委員長間で詰めてもらおうということを私は申し上げて、それは野党も異論がなかったと思います。ですから、閉会中審査については今後、与野党の国対間で、おおむねの方向性は合意ができているようですので、さらに詰められるのではないかと思っています。
東京新聞の木谷です。会談の内容を官邸に伝えるのはいつ頃になりますか。
(谷垣幹事長): もうすぐ伝えようと思っております。
フジテレビの津秋です。今後またこのように野党の幹事長・書記局長らと会って協議をするというご予定はあるのですか。
(谷垣幹事長): いや、まだ今すぐ具体的に考えているわけではありません。
(井上公明党幹事長): 国対委員長間では今後については協議をするということで、それは合意しています。
TBSの加納です。本日、野党側から閣僚の半数が替わったということで所信を聞きたいというような旨のご発言というのはあったのでしょうか。
(谷垣幹事長): いくつか開会を要求する理由としてございましたなかに、閣僚が交代したので所信表明を聞かなければいけないというのは一つ、理由として挙げられておりました。
TBSの加納です。それに対して幹事長から何かご発言はありましたか。
(谷垣幹事長): 私からは個別にはお答えをしておりません。