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幹事長記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(政府与党連絡会議後)

平成27年9月7日(月)12:40~12:55 於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

本日の政府与党連絡会議ですが、安倍総理からは、通常国会の会期もあと3週間、平和安全法制について丁寧に説明して緊張感を持ってやりたい。また、新国立競技場について新たな設備計画を発表した。それから、女性が輝く国際会議を開催した。今回の成功を来年の賢島サミットにつなげたい。また、この2年半、三本の矢によってデフレマインドを改善することができた。今後も経済最優先で経済の好循環を実現して強い経済を作っていきたい。併せて地方創生、国土強靭化、外交安保など全力で取り組んでいきたいということでした。
山口公明党代表からは、重要法案審議も大詰めで、平和安全法制について引き続き丁寧に説明していただき、法案成立に万全を期したい。また、日中韓首脳会談について、北東アジアには多くの課題があるので、実現に向けて取り組んでほしい。それから、マイナンバー制度について混乱なく浸透できるようお願いしたい。また、軽減税率について混乱しないよう政府・与党心合わせてお願いしたいということでした。
私(谷垣幹事長)からは、参議院においては平和安全法制、労働者派遣法の審議が大詰めである。平和安全法制については、修正協議も行われているがなかなか厳しい状況であると理解している。いずれにせよ、参議院でしっかりと結論を出して成立できるよう政府・与党結束していきたい。それから、平和安全法制も一つの争点とされた地方選挙が行われているなかで、岩手県議選と酒田市長選の2つの選挙で勝利を収めることができた。今週も山形市長選があるが、与党協力して勝利を目指していきたい。また、8日(火)から総裁選が行われて、公明党にもご迷惑をおかけするが、法案審議に影響のないよう万全の努力をして対応していきたいということを申しました。
井上公明党幹事長からは、平和安全法制の成立に向けてしっかりやっていきたいということでした。
稲田政務調査会長からは、政府・与党緊張感を持ってやっていきたいというご発言でした。
石井公明党政務調査会長からは、マイナンバー制度について運用が始まると問題点も出てくるので適切に対応願いたいということでした。
あとはそれぞれの方から、いろいろ連携してしっかり最後まで粘り強くやっていきたいというようなご発言がありました。
佐藤国対委員長からは、民主党から予算委員会の集中審議の要求がある。粘り強く交渉していきたいということでした。
菅官房長官からは、沖縄県との集中協議は本日、4回目となる。丁寧に説明していきたいというご発言がありました。

以上です。

質疑応答

読売新聞の天野です。山口公明党代表からも言及があった軽減税率について、財務省の方で消費税を10%に引き上げる際にマイナンバーを使った負担緩和策を考えているようなのですが、幹事長はこの負担緩和策についてこれまできちんと説明を受けた経緯はありますか。
まだ制度の詳細については承知していないのですが、マイナンバーというような仕組みを使って、今まで非常に軽減税率を入れると小売商等の手間が極めて煩雑であるというご指摘もあり、反対論もそういう業界からもあったわけですが、マイナンバーを使うことによってそういうことが克服できるのか、できないのか。さらにマイナンバー制度も新たに導入するわけですので、やってみたが何か思わざることが出てきたというのでも困るので、これからきちんと小売業者等々が十分マイナンバーのシステムに習熟していくなど、いろいろな準備の問題もある。単に制度としていいかどうか、これももちろん議論を進めないといけませんが、制度としていいかどうかだけではなく、そういう新しいシステムの実現の程度というものもあると思いますので、よく話を聞いてわが党のなかで議論していくべきことかなと思っています。
共同通信の比嘉です。麻生財務大臣が、軽減税率の導入について「複数税率は面倒くさい」という発言をされて、導入見送りを示唆されたようなのですが、この話はご存知でしょうか。
いや、よく存じませんが、私が今申し上げたこととあまり違わないといいますか、要するにマイナンバーを使って軽減税率で今まで考えられたことがどう実現できるのか、ということを基本的に考えているのだろうと思いますが、詳細な制度設計はまだ聞いていないので、もしかしたら不適切なことを言っているかもしれません。「面倒くさい」という言葉は、ちょっと表現がいいかどうかは別としまして、さっき申し上げましたように、非常に煩雑であるというようなことが小売業者の間に不安感としてあったことも事実だと思うので、そういう不安感をどう解消していけるかというのは、この問題を考える上で、当然のことながら重要な論点ですので、そういったものがうまくできるのかどうか。まだ、私も十分話を聞いておりませんので、今申し上げたことは的確なことかどうかわかりませんが、これから十分話を聞いて、対応していきたいと思います。
NHKの瀧川です。政府与党連絡会議のなかでも言及がありました総裁選に関して、引き続き野田聖子衆議院議員が推薦人集めを続けています。総裁選が選挙戦になるかどうかの見通しについて、また党内から、選挙戦であるとやはり野党がそれを理由に審議を遅らせる口実に使うという懸念も出ていますが、それも踏まえて幹事長は総裁選がどうあるべきとお考えですか。
私の、幹事長としてこの選挙全体も見ていかなければならない立場としては、今までダブルトラックで、重要法案の審議と総裁選をダブルトラックでやった経験というのはあまりありませんので、遺漏のないようにというか、そういう気持ちは非常に強く持っております。少なくとも、国会審議、重要法案の審議に支障が出てはいけない。これは全力を挙げてやっていかなければいけないだろうと思います。あと見通しは、今までの経験から見ましても、なかなか、こういう見通しは最後まで分からないというのが実際のところではないかと思いますので、軽々に「見通しはこうだ」 というのは差し控えたいと思います。
朝日新聞の笹川です。安倍総理からも平和安全法制について「丁寧に説明していく」というご発言があったということですが、先週、広島県の自民党県議の方が官邸を訪れて、平和安全法制に反対する市民の署名を提出されたという動きがありました。取材しますと、愛知県の市議の方が自民党を離党して法案の反対運動をやっていらっしゃったり、新潟県の元村議の方が憲法9条を守るということをやっていたり、ということもあるようです。こういう自民党の党員や議員や地方の方がこういう声を挙げているということについてどのようにお考えですか。
今までもこういう、特に安全保障関係の法案になりますと、PKOのときも、今までいろいろなことがありました。ですからここが、私が何度も申し上げているように、戦後日本のいわばイデオロギー的対立の主戦場のようなところでありましたので、そのときの議論によっていろいろな議論が党内でもあることはあるだろうと思います。しかし、それが燎原の火のごとく広がっているかという状況ではないと私は思っております。ですから、これも繰り返し申し上げておりますように、戦後70年、日本が一回も戦争をせず、戦争に巻き込まれなかった、その原点、しっかり守るのだということを前提に、現在の安全保障環境の変化ということを丁寧に説明していくということだろうと思います。
テレビ朝日の植村です。ダブルトラックということですが、重要法案のなかで平和安全法制だけでなく労働者派遣法についても与野党で緊張が高まっているようですが、労働者派遣法の採決を巡る動きなどが参議院の平和安全特別委員会に影響してくるなど、情勢をどのようにご覧になっていますか。
今、それは参議院の国会対策で非常に神経を使いながらやっておられると思います。これは、影響が出てくるとか出てこないとか、影響させようと思っている方もいらっしゃるし、私のように総監して影響が出ないようにと努力しているものもありますので、どのようにいくのか分かりません。ただ、やはりどちらも私は必要な法案だと思っておりますし、特に派遣法案、施行の時期を延期するということもありまして、またこれが混乱すると実務の上でも影響が出てくると思いますので、しっかり参議院で取り組んでいただいておりますが、頑張っていかないといけない点だと思います。
テレビ朝日の植村です。両法案とも今国会で成立させていくということですか。
そうですね。そういうことです。
共同通信の比嘉です。平和安全法制の採決日程について、先週、安倍総理と会談されて、「余裕があった方がいい」というような認識で一致されたと思いますが、具体的には今週でなければ来週だともう前半くらいに採決をしないと「余裕がある」という表現は使えなくなってくる時期かと思いますが、見通しはいかがでしょうか。
これは今、参議院で一生懸命努力していただいているところで、衆議院におりますと若干、温度差というかタイムラグがあるかもしれませんので、あまり今、縷々申し上げるのは適切かどうか分かりませんが、要するに、何でもそうですが、ギリギリまで来ますと不測のことが起きるというのは、起こさないようにしなければいけないのですが、常に考えておかなければいけませんので、それと、これも繰り返し申し上げておりますが、参議院でやはりきちんと判断をしていただくということが大事なので、60日ルールというようなことが今までも云々されてまいりましたが、やはりそういう議論になると、今後は参議院の存在というような議論も出かねない。ですから、あまりギリギリ切羽詰まってということではなくて、参議院で正々堂々と結論を出していただくことが非常に大事だと思います。
NHKの瀧川です。本日の政府与党連絡会議のなかで、参議院側からどのような発言があったかご紹介いただけますか。
先ほど申し上げたようなことで、ギリギリだから、もうとにかく熱心というか粘り強く成立を図っていくというやや抽象的な発言といえばそうですが、何か、「何日にどうして、何日にどう」というようなご発言が特にあったわけではありません。
NHKの瀧川です。それは溝手参議院議員会長からそのようなご発言があったのですか。
溝手参議院議員会長からもそうですし、あと公明党側からも同じようなご発言だったわけです。

 

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