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幹事長記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(役員会後)

平成27年8月31日(月) 17:40~18:00
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

谷垣 禎一幹事長

本日の役員会ですが、安倍総裁からは、国会も残り1か月を切った。平和安全法制を今国会で成立させるべく最後まで政府・与党緊張感を持ってやっていきたいということでございました。
高村副総裁からは、平和安全法制の野党との協議について、相手側も真摯に対応していただければこちらも真摯に対応していきたいという気持ちも変わっていない。しかしよく見極めないといけない。また、報道では自分は消極的だと書かれたが、自分は積極的であるが以前よりも楽観的ではなくなったという趣旨であるというお話でございました。
私(谷垣幹事長)からは、とかく平和安全法制につい目がいくわけですが、各般の法案審議に大変ご努力をいただいて、先週は改正農協法、これは今国会の重要法案の一つでもあり、60年ぶりの抜本改革ということですが 、改正農協法も成立した。参議院のご努力に御礼申し上げたいということを申しました。また、修正協議について、高村副総裁からもいろいろお話があったが、大変真摯に対応いただいているが、維新内の動きもいろいろあってご苦労をおかけしているがよろしくお願いするということを申しました。それから、明日から9月に入って会期も実質3週間強ということでありますが、政府・与党結束して平和安全法制をはじめ重要法案の成立に全力を挙げ、緊張感を持ってやっていきたいということを申しました。また、総裁選の日程は9月8日(火)告示、20日(日)投開票ということで先週、総務会の議を経て決定されたわけで、国会会期中での総裁選挙ということになりますが、各位のご協力をよろしくお願いするということを申しました。
佐藤国対委員長からは、次回の本会議日程、それから参議院もいよいよ13日(日)になると60日になるので、そういうことも踏まえて参議院のサポートに努力していきたいということでした。
吉田参議院国対委員長からは、日程のお話と、野党3会派との修正協議が本日の17時から行われているというお話がありました。
溝手参議院議員会長、伊達参議院幹事長からは、成立に向けて頑張りたいという趣旨のお話がありました。
茂木選対委員長からは、枚方市長選の結果について、それから東北の地方選についてのお話がありました。
稲田政務調査会長からは、山形県連セミナーの出席報告と各地方選の勝利を目指して頑張りたいというお話でした。
二階総務会長からは、自信を持ってやっていこうというご発言がございました。
そして最後に、団結して頑張っていこうということを確認して終えたわけでございます。

以上です。

質疑応答

朝日新聞の笹川です。先週に続いてデモのことを伺います。昨日、国会前を含めて大規模なデモがありました。平和安全法制に反対するデモということで、主催者発表で10万人超、警察当局の発表で2、3万人とも言われております。これだけ多くの方が集まったことについてどのように受け止められていますか。
この法案に反対の方々もそれなり、もう審議も大分進んできたので、「ここで頑張らなければ」という思いがおありだったのではないかと思います。我々としても、度々申し上げていることですが、この法案の我々から見た意義を丁寧に説明して、きちんと成立させていかなければいけないと思っております。
朝日新聞の笹川です。29日(土)には賛成派のデモもあったようです。このように賛成・反対どちらもデモで声を上げるという動きが出ているというのが今回の特徴かと思いますが、いかがですか。
私どもはどちらかというとデモでもって意思表示というのは、しないわけではないかもしれませんが、デモでもって我々の底力を見せようというような思考というのはあまり私どもには強くないのではないかと思います。今までの行動を見ておりましてね。
朝日新聞の笹川です。それはどういうことですか。
あまりしてないですね、そういうことは。そりゃたまにはあるかもしれません。むしろ私どもは私どもの支持者をはじめとして耳を傾けてくださる方には丁寧に今回の法案の意義を説明する、そういう努力をしていく方がいいのではないかと思っておりまして、デモも確かに一つの方法です。意思を示す一つの方法ですが、私どもはデモというような形での主張というのは、とかく争点が単純化されますので、もう少し多様な現実を現実的に説明する努力というのをしなければいけない。決してデモが悪いと言っているのではありません。しかしデモという手法はやはりどうしてもそうなりますのでね。
テレビ朝日の植村です。先週、弊社の世論調査でもそうなのですが、支持率はある程度底を打って回復している傾向があるなかで、デモは広がりがあるというずれというか、こういう現状についてどのように見ておられますか。
運動論としてそろそろ何か盛り上がりを作らなければと、運動論を展開される方もお考えになった一つの結果が今、話題になっていることではないかと私は見ております。
テレビ朝日の植村です。そうすると、国民全体の思いを乗せたものではないように思えるということですか。
そんなことは言っておりません。要するに、私が繰り返しあるいは記者会見の席でも申し上げたと思いますが、戦後のイデオロギー論争というと必ず安全保障などこういう問題が絡んでいる。そういうなかで、非常にいわばイデオロギッシュな対立というものが生じてくる、そういうことは現在もやはりあるのだろうと思います。そういうイデオロギー的対立のなかでもありますから、たぶん運動論として今度おやりになった方は、「結構手応えがあったな」とお思いになってやっておられるのだと思いますね。それはイデオロギー的対立が高まればそうなってくると思うのです。
共同通信の比嘉です。幹事長は週末の地方出張でも、イデオロギー対立が強まっていることに関して、「平和安全法制が成立した後は国民統合を図らなければならない」ということをおっしゃっていました。一部かもしれませんが、これだけ国民のなかに反対論があるなかで、どのようにしてその人たちを政権に引きつけることができるのでしょうか。
それはこれからいろいろ具体的には考えなければならない。ただやはり多くの国民がこういうことを解決していけばもう少し自分たちの暮らしとか生き方に希望が出てくるなと思うようなことを考えてやっていくということではないかと思います。私の話をお聞きになっていれば度々例に引いておりますが、1960年においては「所得倍増」など、そういう考え方ですね。そういうものだったのだろうと思います。
共同通信の比嘉です。そうすると、今回も平和安全法制の後は経済に集中した方がいいというお考えでしょうか。
それぞれ局面がありますのでね。今は、現在の経済社会はやはりある意味での実物経済のほかに金融の力というものが相当大きくなってきておりますので、そこに少しある意味では、金融緩和のところから引き締めに向かっていくところで、いろいろな不安があるなかで、中国の実体経済の基盤などに対しても、今までは非常な成長というか躍進があったが、中国の実体経済の基盤などにもある程度皆多少不安を持っているところがありますから、景気も「気」という字が書いてありますように、やはり経済活動というのは気分というか気合というか、そういうようなものも必要でしょうから、その不安感を一掃できるような、それは簡単ではないのですが、不安の根本が緩和の後の引き締めということですから、緩和の後の引き締めということはやはり必要なのでなかなか難しいのですが、そこにいろいろな手立てを講じていくことが必要ではないかと思います。
産経新聞の豊田です。高村副総裁が言及された平和安全法制の野党との協議ついて、維新の党の分裂が確実されている情勢のなかで野党の修正協議をやる意義について、現段階ではどのようにお考えでしょうか。
現段階というか、この修正協議で急に意義が変わっているわけではないと思います。意義は、やはり修正案やあるいは対案が出てくるということは、今の時期に今までの態勢で全て事足れりとされていない方がやはり対案なり修正案を出してこられるのだろうと思いますから、それはそれで現状の見方について共通な部分があるということではないかと思います。そういうお声に真摯に耳を傾けて首肯できるものがあれば我々もそれを入れていこう、合意をしていこうというのは、議会活動の上でも、あるいはこのような国民的なイデオロギー的対決が起こり得る案件では極めて必要な努力ではないかと思います。高村副総裁も全くそのようにお考えになっているからこそ、自分は消極的ではなく積極的なのだが、しかし今おっしゃったような、維新の党がどうなっていくのか、分裂など言われておりますので、楽観は前よりもできなくなったという趣旨のことをおっしゃっているだろうと思います。
NHKの瀧川です。本日、維新の党と民主党の代表が会談して、連携を確認していますが、維新の党の分裂と絡んで野党再編という見方も高まっていますが、そうした野党の動きを与党幹事長としてどのように見ておられますか。
私は、これも度々申し上げていることですが、前の細川政権、羽田政権で、分裂した後、8会派でやったということがあったわけですね。そしてそのときに小選挙区制を中心とした選挙法案が通って、小選挙区である以上8会派で組んで戦うというのはなかなか大変でしょう。これは大同団結の動きが起こるのは当然のことですね。現在も似たような情勢にあるので、どういう形で野党が大同団結を遂げるのかというのでいろいろな動きがあるのは当然のことで、今までむしろ表面化するのが遅すぎたと言ってもいいのかもしれません。ただ、これは私の見るところですが、いったいでは野党がもう一回団結をしていくなかで何が野党の諸勢力の協調というか協力というか、あるいは大同団結を支えるものは一体何なのか、これがおそらく一番大事なのだろうと思います。それがなければおそらく大同団結をしても安定した政治勢力を作り、彼らが政権を担当しても安定した政治運営をすることはできないだろうと思います。しかしそれが何なのかというのは、それぞれのおっしゃっていることにまだずいぶん距離なり開きがあるように私には思えます。もう少しわかりやすく言えば、我々よりうんと右の主張もあれば、我々よりうんと左の主張もあるわけでして、どういう主張をされる方がどういうことを旗印としてまとまっていかれるのか。維新の党の今日の問題も、そういうことが明確に整理されていなかったから今日の維新の党の問題があるのだろうと思います。民主党がかつて政権をお取りになって、3年3カ月運営はされたがばらばらになってしまったのもそこに原因があったわけですね。だから、簡単に言えば「対立軸」などということは昔よく言いました。「対立軸」という言葉を使うのがいいのかどうか分かりませんが、どういう旗印というかどういう理念で党を作っていかれるのか、というようなことがもう少し分かってくると、私もコメントしやすくなるのですが、まだよく分からないので、皆さんからの情報提供をいただけたらありがたいと思う次第です。
共同通信の比嘉です。先ほどの役員会の発言のなかで枚方市長選についてあったと思いますが、もう少し役員の方の発言をご紹介いただけますか。
橋下氏は枚方市で応援演説に入ったときに絶妙に自らをアピールされたというようなことが議論になっていたのではないかと思います。
共同通信の比嘉です。それはどなたのご発言ですか。
茂木選対委員長だったと思います。
共同通信の比嘉です。安倍総裁からは特にご発言はありませんでしたか。
おっしゃっておりませんでした。
NHKの瀧川です。本日でホテルオークラが休館となりますが、これまでも重要な局面でもご利用されてきたことが多かったかと思いますが、これについて思い出も含めてどうお感じになっているか、お願いいたします。
ホテルオークラというのは日本を代表するホテルですよね。だからいろいろなことの舞台になってきて、私もいろいろなことがあって、今、思い出みたいな形でご質問を受けても、いろいろあって何を申し上げていいのかわからないのですが、いわゆる「加藤の乱」と言われた事件がありました。あの過程のなかで、我々は同志と集まって、ホテルオークラでいろいろ話をして、「今、みんなで議論したことをちょっと加藤さんに聞いてもらおう」ということで、「加藤さんは一体どこにいるんだ」と一生懸命探したのです。そうしたら、隣の部屋にいるのがわかりましてね。そういういうようなことがありました。あんまりあり過ぎて、そのくらいのことでご勘弁ください。

 

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