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記者会見

石破茂幹事長 (ぶら下がり記者会見)

平成25年12月26日(木)11:31~11:35
於:党本部4階エレベーターホール
石破茂幹事長

質疑応答

Q
(代表質問)テレビ東京の橋本です。本日、安倍総理が靖国神社を参拝されます。幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
総理がかねてから、6年前の政権の時に、「参拝できなかったことは痛恨の極みである」、あるいは「非常に忸怩たる」というお言葉を使われたかは記憶に定かではありませんが、強い気持ちがあった。政権発足後1年という節目の時に、総理のご判断で、ひたすら平和を願い、そして国のために殉ぜられた御霊に心からの哀悼を表するという思いで、参拝を決意されたと承知しています。
Q
(代表質問)テレビ東京の橋本です。一方、靖国神社参拝には、周辺諸国の反発も予想されます。特に、関係修復の進まない中国、韓国に対する外交への影響については、どのようにお考えですか。
A
先程申し上げたように、ひたすら平和を願い、今後も平和国家として、世界における責任を果たしていく、そして、ひたすら祖国のためを思い、殉ぜられた方々に、尊崇の念を表し、そして慰霊するということですから、その総理の真意をわかっていただければ、外交問題に発展することを避けることは十分可能なことだし、総理のその思いに間違いはなく、ひたすら純粋な思いで行かれたわけですから、中国、韓国にも総理の思いをご理解いただき、冷静な対応を期待します。
Q
朝日新聞の三輪です。この参拝のタイミングについては、どのようにお考えですか。
A
今日が政権発足1年ですから、一つの節目だと総理がご判断されたのではないでしょうか。
Q
朝日新聞の三輪です。事前に相談や報告などはあったのですか。
A
相談や報告という言葉が正しいかはわかりませんが、今朝、「今日参拝する」というご連絡は電話で頂きました。
Q
朝日新聞の三輪です。米国からは、非公式に行かないほうが良いということが伝えられていますが、それでも参拝したことについて、幹事長のご所見をお聞かせください。
A
それは総理のご判断です。そのことに尽きます。論評すべきことではありません。
Q
朝日新聞の三輪です。近隣諸国で反発が起きた場合でも、国民や近隣諸国に理解を求めていくということでしょうか。
A
それは我々が選んだ総理・総裁がご判断になったことです。ひたすら平和を祈念し、日本が積極的に平和の構築に向けて、積極的に役割を果たしていく。そして、国に殉ぜられた方々に尊崇の念を表し、御霊を慰めるということで、わが総理が靖国神社に行かれたことについて、ご理解と言いますか、わが国がそういう立場である、総理がそういう立場で行かれたということを誠心誠意伝えていくということに尽きます。