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記者会見

石破茂幹事長記者会見 (役員連絡会後)

平成25年11月8日(金)10:33~10:40
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

石破茂幹事長

【脇雅史参議院幹事長発言】

「山本太郎議員については、議長から厳重注意を行い、今後、皇室関係行事には出ない。アントニオ猪木議員については懲罰動議をかける。自民党として後退をしたとか、そのようなことではない」

質疑応答

Q
NHKの西井です。小泉元総理の発言について、幹事長が精査するということになったと思いますが、昨日、高市政調会長が、発言の全文について幹事長に提出したと発言されました。この全文をお読みになりましたか。
A
私が精査すると言ってはおりません。それだったら政調って要らないじゃないですか。
Q
NHKの西井です。全文はお読みになりましたか。
A
それは読みました。読みましたが、その論理の展開の仕方っていうのは、きちんと、何度も何度も読んで見なければわからないことです。これは間違えないでください。私が精査するとか、そんなことは言っていません。それは政調のしかるべき部署において精査をするということであって、全文を渡されたのは、それは幹事長にも渡しておくよということでもらったものです。それはそれぞれで、それぞれの仕事をしていただきませんと、組織としての党は成り立ちません。
Q
朝日新聞の三輪です。0増5減の対象となっている5県の県連ごとにいろいろな要望があるとは思いますが、党として、どのように関わるのか、そのスケジュール感をお聞かせください。
A
今、各県連の該当者が県連会長の場合には、それは聞きません。当たり前のことですが。県連会長、そして幹事長、幹事長だけおいでになったところもありますが、まず県連のご意向を聞く。県連によっては県連で決めるところもあります。最終的に公認権は党本部が持っておりますので、決めるというのは、この人にしたいということですが、そういう作業は県連で行うというところもあれば、それは連絡を密にしながら党本部で決めてくれというところもあれば、それはいろいろあります。5県の幹事長、あるいは県連会長から状況を聴取するという作業を昨日終えたところです。
今後、県連でやるといったところはそちらにお任せをいたしますが、そうでないところは選対で、これは私も入りまして、私、河村委員長、そして選対委員長代理の方々、そこで当該県の方々をお1人ずつお呼びをして、ご意向を聞くということになります。これはいつまでにということはまだ決まっておりませんが、選挙はいつあってもおかしくないということです。それは総理が決めることで、「向こう3年間」とかいろいろなことが言われますが、実際にそれぞれの新しい選挙区割りによって、野党がもう(候補者を)決めて、日々、活動をしておるという状況が進行しているところもありますので、早ければ早いほど良いと思っております。遅くしていいことは何一つありません。ただ、本人の意向もよく聞かないといけません。あるいは県連との調整も十分ではないということで、乱暴に決めるというつもりはございませんが、早ければ早いほど良いのは確かです。
Q
NHKの西井です。冒頭におっしゃった山本太郎議員の今回の処分について、皇室行事に参加させないというのは異例な措置だと思いますが、今回の参議院の議運の決定についての所見をお聞かせください。
A
それは参議院が参議院で決めることで、幹事長としてあれこれ言う話ではありません。参議院としてそのように決めたということに対して、幹事長が論評すべき立場にはありません。
Q
朝日新聞の三輪です。名護市長選挙の関連で、沖縄県連幹事長が、今度上京して、お会いになるという報道もありますが、今、県連が県外という方針を掲げていることについて、党本部として改めて説得なりを続けるのか、幹事長の所見をお聞かせください。
A
それは、会ってみなければわかりません。会って、向こうが何を言うかというのがわからない状態で、ああであれば、こうであればということを、今、申し上げることはいたしません。
Q
朝日新聞の三輪です。名護市長選挙においては、できれば沖縄県連としては、辺野古容認を掲げた上で自民党として戦うというイメージを持っているのですか。
A
それは名護に聞いてください。沖縄県連に聞いてください。
それは、中でいろいろなお話し合いはあるのだと思いますが、公に外に出たものが全てであって、中でこういう状況だとか、ああいう状況だとか、そういうことで論評しても意味がないことです。ですから、昨日、私も全国の新聞全部見ているわけではないので、沖縄の新聞に何が出ているのか、末松氏や、あるいは県連会長が、会見で何を言ったのかということを前提として物を言わないと、非常におかしなことになりはしないでしょうか。