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記者会見

石破幹事長記者会見(政府与党連絡会議後)

平成25年11月5日(火)13:15~13:20
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

石破茂幹事長

【石破茂幹事長発言】

「限られた期間で多くの法案、条約が提出をされている。これを可能な限り多く仕上げていかなければならない。政府におかれても、さらに丁寧な説明を頂き、多くの法案、条約の成立を期すことをお願いしたい」
政調会長からも同様の発言があり、大体そういうことに尽きると思う。いずれにしても、政府与党よく協力して、法案、条約の成立に全力を挙げるということで会議を了したところである。

質疑応答

Q
NHKの西井です。会議の中で、山本太郎議員について、自民党側から意見が出たそうですが、どのようなやりとりだったかお聞かせください。
A
確たる方向について、提示があったわけではありません。現状について、今日まで議論がされているような報告があったと記憶いたしております。あまり正確ではないかもしれません。当事者にお聞きください。
Q
東京新聞の宮尾です。今日の総務会で、小泉純一郎元総理の発言について、党として、一応良いところ、ここは合っているけど、ここは間違っているというような、党としての考えを決めるべく、幹事長か政調会長に引き取ったという話を伺っているのですが、今後どのようにまとめていくお考えでしょうか。
A
ここは良いけど、ここは間違っているということを申し上げたつもりはありません。野田毅総務から問題提起がありました。これは言葉通りではありませんが、「極めて重大なことである、認識を持つ必要があるということで、執行部としてどのように考えているか」ということの問題提起がありました。政調会長の発言は政調会長から聞いていただきたいと思いますが、政調会長にいたしましても、私にいたしましても、これは党として議論を行い、昨年の総選挙において、あるいはことしの参議院選挙において、党としての見解を申し述べたところです。党において大きな働きをなされ、今なお大きな発信力を持っておられる小泉元総理のご発言ですが、それと正式に議論をして決めた党の政策というものは、それはまた別個独立のものであるということです。
一方において、小泉元総理のご発言というものを、新聞報道あるいは他のメディアの報道でしか私どもは存じておりません。そこは何でもそうですが、ご発言の一部だけを切り取って報道される場合と、それを全文読む場合と違うことがあります。可能であれば、小泉先生のご発言というものをきちんと、私どもとしても最初から最後まで読んで、どのような論理の展開であるのか、それが世に言う直ちに原発ゼロにせよと言って、原発を停止しても、原子力発電所というものは存在をするわけです。ですから、それぞれの廃炉に向けての、当然どの原発もいつまでも動くわけではありませんから、廃炉に向けてのステップというものについて、どのようなご発言をされ、どのような論理の展開をしておられるのかということを、きちんと認識し、精査をした上でなければ、これについて党として論評することは決して適切ではないということです。わが党の立場は冒頭申し上げたとおりですが、一方において小泉元総理のご発言というものを、きちんと我々も認識をしなければ、発言が不正確なものになりかねないので、そういう作業を行うよう、政調会長に指示をいたしたところであります。
Q
東京新聞の宮尾です。その件で小泉元総理と直接、党の幹部がお会いになってお話しされるお考えはありますか。
A
今のところ、そういうような予定はありません。
Q
朝日新聞の三輪です。先ほどの会議の中で、この国会の会期いっぱいで、本当に法案の成立ができそうだという議論になったのでしょうか。つまり延長とか、そういう話はなかったのですか。
A
そのような話が11月5日、現時点で出るということはありません。