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記者会見

石破幹事長記者会見(政府与党連絡会議後)

平成25年9月24日(火)12:53~13:00
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

石破茂幹事長

【菅義偉官房長官発言】

「汚染水問題は、政府として方針を決め、対応している」
「JR北海道の異常放置について、この監査の強化を今後行っていきたい」
「消費税については、日銀の短観を見て判断される。経済対策については、現在、政府与党で調整中である」
「政労使会議を9月20日に開催した」
「TPPについて、18日から21日までワシントンで首席交渉官会合があった。これを政治レベルに上げ、協議を行う」

【石破茂幹事長発言】

「先般、党の役員人事を了したところである。その他の人事について、現在、調整を行っているところであるが、今まで政府与党として取り組んできたことということが間断なく実行されるように、どういう人事になろうとも、この政府与党として取り組んできたいろいろな課題に、いささかなりとも支障がないということで人事を行ってまいりたい。また、臨時国会を控え、多くの政策課題がある。臨時国会が始まってから体制を整えるということではいけないことであり、人事も含め、臨時国会に向けた体制を整えるべく、与党内、あるいは政府との連携を密にしたい」

【鴨下一郎国対委員長発言】

「汚染水問題についての閉会中審査は協議中である。野党から、閉会中審査、早期国会召集の申し入れがあった」
「国会改革は、国対委員長代理レベルで協議中である」

【関口昌一参議院国対委員長代理発言】

「経済産業委員会の閉会中審査について協議中である」

【溝手顕正参議院会長発言】

「院の構成がまだ行われていない状況であり、前々国会、すなわち常会の終わり方がかなりイレギュラーなものであった。これにけじめをつけて、臨時国会に臨みたい」

【脇雅史参議院幹事長発言】

「選挙制度改革についての協議がスタートした」

質疑応答

Q
NHKの西井です。官房長官の発言で、「消費税については、日銀短観を見て総理が判断」ということですが、最終的なその判断の基準、どういうところに留意して判断をするのかということについて、何か説明はあったのですか。
A
ありません。それは、日銀短観を見てという話です。直近の最も近い状況を見て判断をするという当然のことを述べたものだというふうに理解しております。
Q
NHKの西井です。政府与党で調整中の経済対策の内容も踏まえて判断するという趣旨でしょうか。
A
そういう趣旨ですね。当然、そういうことになります。
Q
毎日新聞の仙石です。徳田毅衆院議員の自宅や事務所が公職選挙法違反容疑で家宅捜索を受けた件について、臨時国会の召集が近づく中で、党としてはどのような対応をとられるか、改めてお聞かせください。
A
これは事実関係が明らかになっていない。なお、家宅捜索を受けたという段階で、党としてこのような対応を取るという明確なものがあるわけではありません。どのような対応を取れば良いかということについて、過去の例というものも照らし、そしてまた有権者から議席を託されている国会議員である、そして、わが党公認で有権者に支持をいただいた者であるということを踏まえた上で、わが党として適切な対応を取る。何を言っているかよくわからないと思いますが、今、捜査が着手された段階で、このようにするということが断定的に申し上げられる段階ではありません。わが党の姿勢というものが国民の皆さま方に理解されるようにしなければなりませんが、選挙において選ばれたという非常に重い立場というものを勘案をしなければならないので、現時点において断定的なことを申し上げることはいたしません。
Q
朝日新聞の田伏です。今日の政府与党協議会で、復興増税についての議論はありましたか。
A
復興増税について、政府側から何か説明があったものではありません。ただ、これは公明党の井上幹事長の会見をお聞きいただいたほうがよろしいかと思いますが、復興増税の廃止、1年前倒しということについて、政府から現時点では説明を受けているものではないということで、このような事案、問題について、さらに意思の疎通というのを図るべきではないかという発言がありました。大意そういう発言であったと思いますが、これは直に公明党幹事長の会見をお聞きいただきたいと存じます。