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記者会見

石破茂幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成25年5月31日(金)10:45~10:55
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

石破茂幹事長

【佐藤勉国対委員長代理発言】

本会議日程についての発言があった。

【脇雅史参議院国対委員長発言】

「今日の本会議は取り止めとなった。区割り法は、衆議院の選挙制度の問題なので、まず衆議院で協議し、結論を出してほしい」
衆議院側からは、これを受けた形で、「衆参連携の下で、この取り扱いを党として一体感を持ってやっていきたい」とのことであった。ここについては、どのように取り扱うか、今後、現場で協議をしていただき、また、執行部で適宜、判断したい。

【河村建夫選対委員長発言】

各種選挙についての発言があった。

【高市早苗政調会長発言】

「選挙公約、J‐ファイルの取り扱いについて、参議院で戦っている現場としては、自由民主党の姿勢等々を示すものが、現在、公示前の運動期間中に欲しいというようなご要望があった。他方、政策、すなわち公約の作成、あるいはJ‐ファイルの作成には、それなりの時間を所要するものである。そこのところは現場で戦っておられる方々からのそういう自民党の姿勢を示すようなものが欲しいというご要望には応えなければならない。これは政策というよりも、むしろ広報の分野に属するものだと思っている。公約、あるいはJ‐ファイルについては、所定の手続きを踏んだ上で、政権与党として世の中にきちんと訴求力を持ち、そして内容に正確性を持ったものを作らなければならないので、それなりの期間がかかる」
今後、幹事長室と政調とで連携の上、現場のニーズになるべくお応えするように取り扱ってまいりたい。

質疑応答

Q
NHKの西井です。今の公約の件について、高市政調会長は6月中旬に公約を取りまとめるとおっしゃっていますが、今、幹事長がおっしゃった現場に配る簡易的なものというのは、その前に、できるだけ早く配るという方針と考えてよろしいのですか。
A
結構です。
Q
NHKの西井です。いつごろ配れるかどうかは。
A
これは発注したら、すぐ出てくるものではなく、印刷にそれなりの時間もかかりますし、搬送にそれなりの時間もかかりますから、非常に急いでやっても、あと2週間ぐらいかかるのではないかという日程感は持っております。
Q
産経新聞の水内です。公約、当初は5月31日ということでしたが、遅れた理由を幹事長はどのようにお考えですか。
A
私も政調会長をやっていましたから、この作業がいかに大変かということは承知しております。昨年12月が総選挙でしたから、当初、それをベースにして、その後、事情は変わったもの、あるいは実績として既に実現できたもの等々、加除訂正しながらやっていけば良いので。良いので、というのは別に馬鹿にして言っているわけではありません。そういうものだということを申し上げているのです。そうすると、ベースがあるわけですから、5月末ぐらいでいけるかなと自分の経験から思っていたわけですが、その後、与党となって、あるいは今の高支持率ということも踏まえて、現場は「早く欲しい、早く欲しい」ということになり、政調としては、「いやいやと、政権与党として恥ずかしくないものでなければいけないので、別に野党時代がいいかげんだったと言うつもりはないが、いろいろなものを、きちんとした数字、データに基づいてやらねばならないので、それなりの時間はかかる」と。また、参議院選挙であるが、それがそのまま政権運営の、政権の政策運営に直結するということもあって、やや時間がかかっているのかなという感じです。現場のことをつまびらかに承知しているわけないので、あれこれ論評してはいけないかもしれません。
Q
朝日新聞の石井です。今日の役員連絡会で、高市政調会長はどのような発言で説明されたのでしょうか。
A
この発端は、今週月曜日の役員会において、参議院側から早く、有り体に言えば、「弾が欲しい。紙が欲しい」というお話があったところから始まって、いつ、どのようなものを配るのかということを火曜日の役員連絡会で、私が「次の役連までに発表いたさせます」ということを申し上げました。そこで、「一体何が欲しいのですか」ということになり、それは冒頭の幹事長発言で、私が、「要は、イメージパンフレットと言っては何ですが、もちろん政策には、政策的なものを書き込むわけですから、もちろん齟齬がないように、しかし、どちらかというと、自民党の力強いイメージ、あるいは実際に改革が進みつつあるイメージ、そして、これから先も、こういうことをやりますよというイメージ、視覚に訴えるもの、ビジュアルなものと内容と合わせたような、映画で言えばこれからきちんとした政策が本編とすれば、イントロダクションみたいなものと、それから、きちんとした公約と、そして、それの裏付けとなるJ‐ファイルなる詳細なものと、この3つということでよろしいのですね」ということを冒頭、私が申し上げ、参議院側からそうだというお話があり、政調会長から、いろいろと事細かな説明があり、参議院の方では、「言っていることがよくわからないので、さっき幹事長が言ったようなラインでやってくれ」というお話があったというのが大体一連の流れです。
Q
日本経済新聞の地曳です。昨日、ワタミの渡邉会長と会われましたが、参院選の候補者の選定作業としては渡邉さんで終わりということなのか、それとも、まだ上積みを考えられておられるのか、お聞かせください。
A
これで大体終わりだと思っていますけれども、今日で締め切り、今後は一切ありませんということがあるわけでもなく、今後もお話があれば、お聞きをするということはいたします。ただ、もう公示まであまり間がないことでもあり、名前の周知徹底、あるいは集票活動等々におのずから限界がある場合に、それでも候補者に載せるということが、有権者に対する姿勢としてどうかということは当然考慮すべきものです。概ね終わったが、これで、この後、あと一人たりとも何が何でも候補者に付け加えないということを申し上げるべきだとは思いません。