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記者会見

石破茂幹事長記者会見(ぶら下がり会見)

平成25年5月30日(木)17:10~17:15
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
(代表質問)NHKの西井です。先程、沖縄県連の翁長会長が記者会見をしまして、6月3日に安里さんの公約を発表し、その中で「県外移設を求める」ということを盛り込むことを正式に表明されましたが、これに対して党本部の公認の取り扱いをどのようにするのでしょうか。
A
それは内容をきちんと全部見てみなければコメントはできません。安里さんの公約なのか、安里さんを支える県民の会なのか、何なのか。文言、そしてまた出す人が誰であるのか、どういう人がどういう責任においてなされるのかということを見なければコメントはできません。
Q
(代表質問)NHKの西井です。仮に県外移設ということであれば、党本部の方針と異なりますが、公認取り消しを検討することになるのでしょうか。
A
それは見てみなければなりません。県外移設を求めるということであるとすれば、決定権者は政府ですから、政府に対して要望するということを沖縄としてなのか、安里氏個人としてなのか、あるいは安里氏を支える会としてなのか、いろいろ考え方があると思います。そこを確認してみなければ軽々ことは申し上げられません。
Q
(代表質問)NHKの西井です。幹事長は先日沖縄に行かれた際に、どんなことあっても支援するということを表明されていましたが、その方針に基本的に変わりはないのでしょうか。
A
基本的には変わりはありません。しかし党本部として、それは日米合意の着実な実行、普天間の危険性の早期の除去ということについての党本部の方針は、いささかも変わりはありません。
Q
毎日新聞の念佛です。維新の会の橋下市長に対して大阪市議会の自民党、共産党などが問責決議案を提出することを検討していまして、それが否決される流れになっています。また、それとは別に、公明党が非難決議を出す流れになっていますが、これも否決される流れになっています。そもそも橋下さんの慰安婦に関する発言に端を発していますが、一連の流れをどう見ますか。
A
それは、大阪市議会が市民から託された権能に基づいてやっていることです。大阪府連あるいは大阪市の自民党から党本部に対して、何らかの相談があったものではありません。問責の理由、あるいは非難決議理由を見ないでコメントすることは、正確を欠くものです。
Q
産経新聞の水内です。維新の松井幹事長は、問責が出された場合、可決された場合は参議院と市長選のダブル選挙も辞さないということを明言されてわけですが、この姿勢について幹事長はどうご覧になりますか。
A
それは市長がおっしゃったことではないでしょう。幹事長がおっしゃったことでしょう。自らの出処進退というのは、あくまで当事者である、本人である橋下徹市長がなさるべきであって、そうではない方がおっしゃるとすれば、橋下さんがこう言っているとおっしゃる。そして橋下さんからそういう明言がなければ、コメントすべきことではないでしょう。
Q
朝日新聞の石井です。沖縄県連とは今後も話し合いも続けるお考えはあるのでしょうか。
A
それは前からやると申し上げている通りです。党本部の意向というものはいささかも揺らぐものではないということ。そして決定するのは日本国政府であるということであり、それを支える自由民主党であるということです。同時に沖縄県民の民意を代表する沖縄県の自由民主党、昨年の総選挙でも4議席を取らせていただいた立場において沖縄の気持ちをどのように反映させていくのか、それはそれとしてあることではないでしょうか。ですから今会見の中でおっしゃったと言われるところの文言というのが、誰の責任においてされるのか、その場になって見なければわれらないことだと思います。
Q
朝日新聞の石井です。党本部の公約作りにも影響があると思いますが、決着させる目途はいつ頃だとお考えでしょうか。
A
それは政調に聞いてください。