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記者会見

細田博之幹事長代行記者会見(役員連絡会後)

平成25年4月19日(金)10:30~10:42
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

石破茂幹事長

【高村正彦副総裁発言】

「0増5減の区割り法は、今国会中に必ず通したい。そのための態勢を整える必要がある。抑止力を持ってしっかり対話していきたい。

【石破茂幹事長発言】

平成25年度予算の衆議院通過の御礼、「参議院での審議が始まるがよろしくお願いしたい」
「0増5減の区割り法は野党欠席で審議が進んでいるが、立法府の責任として違憲状態を一日でも早く解消するため、確実に結果を出していきたい。昨日から定数削減・選挙制度に関する与野党実務者協議も始まった。野党は相変わらずの主張を展開し、協議は平行線である」
「名古屋市長選挙は今週末が投開票で、私も今日、明日、応援に入る。さいたま市長選挙もしっかり応援したい」

【脇雅史参議院国対委員長発言】

「本日の本会議でネット選挙解禁法の採決を行う。来週22日から予算案の審議に入る」

【鴨下一郎国対委員長発言】

平成25年度予算の衆議院通過の御礼があった。
「0増5減の区割り法について、本日の野党の質疑を行って採決する方針である」

【河村建夫選対委員長発言】

「山口補選について、今週末安倍総裁が応援に入る」

質疑応答

Q
NHKの小嶋です。石破幹事長は、伊吹衆議院議長と会談されていますが、その結果次第では、区割り法案の採決日程がずれ込む可能性はあるのですか。また、自民党としては、今日中の採決の方は変わらないのでしょうか。
A
方針は変わっていません。現在どのような話が行われているかわかりませんが、議長はまず与党の幹事長を呼び、野党の幹事長を呼ぶようですから。どのようなことをおっしゃるのかよくわかりません。
Q
東京新聞の岩崎です。4月の首長選挙で自民党の推薦する候補が敗れるケースが見られます。安倍政権が高い支持率を維持しているのか、なぜ苦戦しているのか、細田幹事長代行のご所見をお聞かせください。
A
やはりそれは地域事情でしょうね。一概には言えないし、現職が強いとか、現職に批判が強いとか、その地域、地域でいろいろ状況がありますから、一概に言えないと思います。各地で、今週末も首長選挙、地方議員選挙も行われていますが、合併期日の関係で、今は選挙が多いですね。全体を見て見ないとわかりませんね。
勝負所は、大きな市長選挙と山口補選と都議選、参議院選挙となるわけで、実際には参議院選挙の投票日まであと92日しかないのです。党本部に掲示されているのは、任期末までですから、本当に3か月しかありません。気を引き締めないと、何があるかわかりませんから油断してはなりません。
Q
山陰中央新報の井上です。ネット選挙についてのご所見をお聞かせください。
A
一般論で言うと、これだけインターネットによる利用が国民に普及してきたわけですから、公職選挙法の改正の、規制がどこまで、利用がどこまでという議論があったわけですが、今日の参議院本会議で決まることは、前進であるとおもいます。予想される弊害というものもないわけではないですね。それはこれから驚くような事態もあるかもしれないし、ないかもしれない。普通に皆さんが利用している限り、大きな問題はないと思います。候補者は一定のインターネット利用による選挙もやろうとしています。一番懸念されているのは、選挙妨害的な要素ですから、その点は十分フォローしていかなければならないと思います。実際に行いながら、そのプラスとマイナスを判断して、考えていくということでしょうね。初めての経験ですから。今までは、ポスターを貼るとか、そういう古いタイプの選挙運動だけを規制したり、規定したりしたわけですが、時代は大きく変わるということは事実ですね。
Q
西日本新聞の河合です。昨日、定数削減選挙制度の実務者会談が行われましたが、議論は平行線をたどっているようです。この議論をどのようなスケジュールで収斂させていくのか、次回の実務者会談の日程と併せてお聞かせください。
A
私どもとしては、区割り法案は、0増5減の緊急是正法に基づく実務的な、審議会の答申に基づく法案ですから、早急に通していくということしかないと申し上げました。これも党によっては、見直すべしということを言って先祖返りしたようなところがありましたけれども、「16回30数時間、各党が議論して大変だったことだから、まずは区割り法で格差是正に関する最高裁への対応を済ませてから、すぐにとりかかるべきである。それは早くやろうではないか。各党案があれば、持ち寄ろうではないか」と言いましたら、民主党から不可解な発言があり、「すでに(民主党の)法案は付託している。この場にお出しするわけにはいかない」という発言がありまして、それは何かの誤解ではないかと思いますが。そういうものを議論すべきではないというと、0増5減は、我々も同じ立場ですから、付託されたものは、除外するということです。その議論は、それ以上行っておりません。
次回の日程については、決めようと思って、来週、各党の考えを、テレビとかでフリップに書くような感じで、要旨を紙に書いて、出し合おうかと言ったら、真っ向から反対されましたので、そのままになっているということです。
Q
テレビ朝日の安西です。では、何も日程は決まっていないということですか。
A
決まっていません。それは、すぐ採決をしようとしている。そんな事態でそんなことが言えるかという趣旨のようです。