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記者会見

石破茂幹事長 ぶら下がり会見

平成25年2月14日(木)17:13~17:20
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
NHKの西井です。今日昼、官邸で総理とお会いになって。党改革について指示があったと思いますが、どのような内容だったのでしょうか。
A
党改革について指示がありまして、明日役員連絡会において、総裁からそのような指示があったということを伝えたいと思います。ついてはそれぞれの項目について担当する部署がありますので、それに対して、それぞれの項目について、実際に、実行に移すように指示を行い、可能なものから党則改正が必要なものもありますし、が必要なものもありますので、作業に入ります。3月17日の党大会までには方向性についてはお示しできるように作業を加速化させないといけないと思っております。
Q
NHKの西井です。具体的には派閥の事務所を解消するなど、派閥改革も具体的に進めていくということでしょうか。
A
それはパッケージでございますから、政策というものに対するものや、あるいは情報交換が行われるように、党のスペースを提供したいと思います。
Q
NHKの西井です。同意人事で採決に参加しなかった疑いのある議員がいますが、執行部としてどのように対応していくのでしょうか。
A
それはどういう事情であったのかわかりません。起立採決でしたので、どなたが参加したのか、参加していなかったのか、正確に把握できておりません。いろいろな事情があったということでしょうし、党として特段何かするつもりはございません。
Q
時事通信の市川です。民主党の細野幹事長から選挙制度改革について、幹事長会談の申し入れがあったかと思いますが、これについてどのような対応を取るのでしょうか。
A
昨年の11月の段階で、当時の野田総理と安倍総裁との間でやり取りがあり、その後役員で協議して、これに応じるということで、党として誠実に答えるという決定したということであります。これを、非常に重いものですから実行するということについて、何ら依存があるわけではありません。わが党はわが党として、どういう形でこの約束の具現化を図るのか、作業に入っております。
具体的には、来週、選挙制度調査会、これは細田幹事長代行が中心になっていますが、そこで具体的な議論が加速するということであります。幹事長会談は拒否する理由はございません。やるということは約束であって、まずわが党として作業を加速させる必要があるということで細田幹事長代行に指示をさせていただきました。その進捗を見ながら、さて幹事長で集まって何をやるのか。やるということは決まっていますので、具体的に今後どのようにして3党でやっていくのか。もちろんそれぞれで責任を負わねばならないことですし、3党以外もいますので、何を議題としてやるのかについて詰めを行い、しかるべき時期に幹事長会談をやる。こういうことについては、わが方としても異存はありません。
Q
朝日新聞の石井です。ということは現段階ではやる必要はないということでしょうか。
A
ですからやるということにはなっているわけで、何が議題なのか、何のためにやるのかということですね。民主党の主張を聞いていると、自民党はやる気がないじゃないかということを随分アピールしているけれども、わが党として3党の合意であるということについて否定するつもりはありません。総理が予算委員会で答弁していますように、「それは党において行う。これを行うべく幹事長に指示をしている」と総裁がおっしゃっている。ですから現段階で行うつもりはないと言っているわけではなくて、集まるその意味は何なのか、そこで何ができるのかということです。
ですから、「自民党がそれに応じない。だから定数削減に消極的だ」という意見は、見当違いだということです。
Q
NHKの西井です。まずは党内での自民党案をまとめるまでは幹事長会談は難しいということでしょうか。
A
そうは申しません。先程来申し上げています通り、何をやるための会議なのですかということです。公式に伝えられたわけではありませんので、とにかく3党幹事長集まりましょうよということでは集まれません。ですから何をやるためなのかということを確認しなければなりませんし、わが党の作業が予算編成あるいは税制についていろいろありまして、予算委員会がありますが、逆に申し上げれば、党内の作業が走り出していない段階でそれをやっても、それはいけないだろうということです。
Q
時事通信の市川です。今日補正予算案が衆院通過しましたが、受け止めをお願いします。
A
審議は、私は全部参加したわけではありませんが、補正予算の意義づけ、閣議決定されている予算との具体的な、そういうことについて国民の前に安倍政権がやろうとしていることについて、かなりご理解いただけたのではないかと思います。そういう意味で審議が順調に行われ、採決を行ったということは、一日も早く本予算をお届けするという意味で意義のあることであると思っております。参議院においても補正予算が早期に成立するということをお願いするところであります。