ニュースのカテゴリを選択する

記者会見

石原伸晃幹事長記者会見(役員会後)

平成24年9月4日(火)10:12~10:20
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

石原伸晃幹事長

私の週末来の発言をめぐって、様々なことでお騒がせしていることは本当に申し訳ないと思っている。私は、全く私心はない。これまでも谷垣総裁をしっかりと支えてまいったし、幹事長の任にいる間は、しっかりと総裁を支え、党の運営に万々齟齬のないように頑張ってまいりたいと思っている。その旨は、今日の役員会でもお話をさせていただいた。

【谷垣禎一総裁発言】

「今週で国会が終わるが、問責に対して、総理がどう応えるかにかかっている。気を緩めず、会期末の対応をしていきたい」との発言があった。

【大島理森副総裁発言】

「現在、276選挙区で支部長が選任されている。炎天下の中、頑張っている支部長のためにも、3党党首が『近いうち』と合意したことが履行できるよう、会期内に政権を追い込んでいきたい」との発言があった。

【石原伸晃幹事長発言】

冒頭と同様の発言をし、「先週、総裁選挙管理委員会が立ち上がり、大野功統衆議院議員に、委員長に就任していただいた。大野選管委員長には、総裁選挙が終わるまで、役員会にご出席いただくことになる」と発言した。

【岸田文雄国対委員長発言】

「強行採決された法案の扱いに対して、与党がどのように誠実な対応を示すか、与党側の提案次第である。今日、城島国対委員長から、終盤国会についてのあり様についての提案がある」との発言があった。

【脇雅史参議院国対委員長発言】

「4増4減法案について、参議院で採決して、衆議院に送付したい。倫選特の開会をオール野党で申し入れている」
「重要な同意人事、公正取引委員長、原子力規制委員会の委員の2件が残っている。これについての輿石幹事長の発言はおかしい」との発言があった。7月に報道され、その後国会に提示され、1か月間店晒しになっていて、「国会閉会後、総理が決めれば良い」と言ったことを指しての発言だと思う。

【中曽根弘文参議院会長発言】

「終盤国会、最後まで気を緩めずやっていきたい」との発言があった。

【茂木敏充政調会長発言】

「原子力規制委員会の同意人事について、民主党から全く話がない。提示をしておいて、何もないのはおかしい」
選挙公約の作業状況と、特定廃棄物の栃木県の最終処分場誘致について、「全く栃木県にも、矢板市にも事前に説明がなかった。たまたま昨日乗り合わせた新幹線の中で、環境省の課長がやって来て、『ご説明を』という程度の話であった」との発言があった。

【塩谷立総務会長発言】

「本日は総務会を行わない。7日(金)に行う」との発言があった。

【河村建夫選対局長発言】

「今日で、277名の選挙区支部長が選任される。残りは14選挙区で、ほぼ内定の段階に来ている」
地方選挙、今後の知事選挙についての発言があった。

【塩崎恭久報道局長発言】

世論調査についての発言があった。

【大野功統総裁選挙管理委員長発言】

総裁選挙の日程についての発言があった。

質疑応答

Q
総裁選挙について、党内に石原幹事長の出馬を期待する声もありますが、それに対してどう対応されるお考えですか。また、冒頭、谷垣総裁をお支えするとおっしゃいましたが、谷垣総裁は出馬に対して、大変意欲的な発言をされています。谷垣総裁が出馬するとおっしゃる限り、ご自身の出馬はないのか、ご所見をお聞かせください。
A
総裁選挙につきましては、何を言っても、本意とかけ離れた形になりますので、私はこれまでも発言を慎んでまいりましたし、これからも慎んでいく。そして谷垣執行部の一員として、谷垣総裁を支えてきた以上は、任にある間は最後までしっかりと支えていくということは当然だと思っておりますからこそ、役員会で今日そのような発言をさせていただいたところでもあります。
Q
幹事長は、かねてより谷垣総裁が出馬する際には、それをお支えするとおっしゃってきました。現時点でもその気持ちは変わらず、つまり、谷垣総裁が出馬すると決断された場合、幹事長は立候補せず支える立場ということなのでしょうか。それとも適宜適切に考えられているのでしょうか。
A
何を言いましても、なかなか短いフレーズでは本意が伝わりませんし、冒頭申しましたように、しっかりと支えていかなければ、総裁選挙もしっかりとできません。そういう気持ちを持っているからこそ、自身の総裁選挙のことについては何もこれまでも話しておりませんし、今、何も話すつもりもないという気持ちに全く変わりはありません。
Q
総裁選挙のあり方について、派閥との関係はどのような形が望ましいとお考えでしょうか。
A
どこの会社にグループがありますよね、社長を決める時。ですから自民党の中にもいろいろな政策集団があり、政策集団に属していない人もグループを作っているということではないのでしょうか。その人たちが昔のように集まって、「あんたやれ」とならないように、自民党は今、近代化しているのだと思います。私も35年以上党員をやっているのですけど、その都度、郵送したり、書いたり、総裁選挙の時は一票を投じてきました。開かれた選挙になっておりますので、一部の者が「あんたやれや」「そやな」ということにはならない、極めて開かれた政党だと思っています。
Q
役員会での幹事長の発言に対して、出席者の方から何か意見はありましたか。
A
特になかったですね。