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記者会見

石原伸晃幹事長記者会見(役員会後)

平成23年11月1日(火)9:50~10:00
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

私は、昨日の為替介入は評価しています。一点、言わせていただくなら、これをどのように継続していくのか。次なる施策を政府与党が、しっかりと責任を持って出していただきたい。必要であれば、我々の知恵をお貸ししたいと思います。

【谷垣禎一総裁発言】

「昨日から代表質問が始まった。今日は、参議院で行われるが、昨日の質疑でいろいろと問題があると思ったので、その点について「整理をしてこれを追及したい」との。

【大島理森副総裁発言】

「代表質問で問いかけた課題に対して、予算委員会でさらにやりとりを深めていきたい」との発言があった。

【石原伸晃幹事長発言】

「タイの洪水被害、トルコの大地震に対して、議員の歳費から寄付金を募る」
「明年1月22日午前10時から、品川のグランドプリンスホテル新高輪で、党大会を行う」と発言した。

【岡田広人事局長】

人事案件についての発言があった。

【岸田文雄国対委員長発言】

「11月7日に財源確保法の質疑を行いたいとの提案が、与党からあった。私どもはTPPの審議を求めていく」との発言があった。

【脇雅史参議院国対委員長発言】

代表質問の日程と、「予算委員会で、衆議院でTPPを取り上げるなら、時間的制約はかなりあるけれども、参議院でも議論を深めていきたい」との発言があった。

【溝手顕正参議院幹事長】

今日、ご質問されるので、「良い質問をしっかり行いたい」との発言があった。

【茂木敏充政調会長発言】

「3次補正の正すべきポイントを作成中である。先週の28日(金)に政調全体会議、部会長会議等々で精査した。補正に関する3党協議の動きは、ここ1週間進展がない」
「TPPに関して、外交・経済連携調査会(高村正彦会長)で、韓国大使を呼んで、話を聞いたけれども、APECまでに小委員会で中間報告をまとめたい」との発言があった。

【塩谷立総務会長発言】

明日の総務会についての発言があった。

【河村建夫選対局長発言】

各種選挙についての発言があった。

【菅義偉組織運動本部長発言】

タイ大洪水・トルコ大地震被災者支援募金活動についての発言があった。

【甘利明広報本部長発言】

自民党の復興対策のビラ、ポスター、Cafe Staについての発言があった。
自民党は復興対策をリードしていると、私(石原幹事長)もかねてから申し上げているように、それを、「自民党が協力しないから遅れている」というデマローグを、民主党の皆さんは流しているが、それで救われる方がいるなら、そういうことも許そうとも思うが、全く被災地の方々の現状を見ると、政府与党の責任は非常に大きいと言わざるを得ない。

【塩崎恭久報道局長発言】

世論調査についての発言があった。

質疑応答

Q
第3次補正予算の3党協議について、今後、幹事長レベルで議論を進めるお考えはありますか。
A
政調会長で話が詰まらなければ、レベルを上げていくというのは政治の手段としてはあると思います。政調会長の方から話が詰まらないので、レベルを上げてくれという話は、政調会長からはいただいていません。
Q
関連で、与党側からは、APECまでに第3次補正予算とセットで財源確保法案もあげたいとの意向があるようですが、石原幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
審議時間がとれません。(野田総理が)いなくなるので。十分というよりも、まったく審議ができないのではないでしょうか。参議院で予算の審議をしなければ可能ですが、そういうわけにはいかないでしょう。衆院で予算をあげて、参院で予算をあげるとずっとやってきていますので。
我々が与党の時は、理解がある野党には、夜なべをしてでもやろうと、私が若いころは、23時、24時まで、大蔵委員会で社会党の方々とやりました。今は、民主党の方々は、夜なべは一切やらないと言っているので、審議時間がとれないのではないでしょうか。(民主党)ご自身でやらないと言っているので。
Q
TPPについて、民主党内では、仙谷政調会長代行の発言をめぐり紛糾していますが、このような状況をどのように見ていますか。また、政府・民主党の議論の進め方のあり方として、今後はどのようにあるべきだとお考えになりますか。
A
与党の皆さんが、どういうふうに議論を進めるべきであるということを、野党の幹事長が言ってもせんないことです。ただみっともないです。ケンカしていてはと思います。
私たちは、外交・経済連携調査会で、韓国大使を呼んで、そしてその下にいろいろFTAを進めた経緯、韓国が先行していることなどのお話が分かって、今からFTAをアメリカと、と言ってもアメリカ側が飲まないので、そういう状況の中で、わが党としてはどうするのかは、小委員会を作って中間とりまとめをAPECまでに行いたいと、政調会長からの報告が役員会でありましたので、私としては見守っているところです。
Q
一部報道で、自民党本部の駐車場に関する記事が掲載されていますが、今後の対応をお聞かせください。
A
一部報道があったことについて、私が調べてきたことで言いますと、使用に正当性があるのかないのか。使用が無償であることが合理的なのかどうかの2点だと思います。
正当性については、従来からお話ししていますが、党本部側より衆議院事務総長に対する使用の申し入れがなされて、それに基づいて衆議院側が使用を認めて来ている。そして、衆議院議員がそこに車を止めているので、私は問題ないと考えています。
有償、無償については、国会議員や諸官庁が駐車場として使用するのであれば、無償ということには合理性がつくのではないかと思います。
私は、東京都連の会長も兼務していますが、東京都連の宣伝カーはそちらには絶対に止めないようにとの指示を、絶えず、きめ細かく出してきました。
Q
今後、この取り決めは継続するということですか。
A
はい。