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記者会見

石原伸晃幹事長ぶら下がり会見

平成23年2月14日(月)
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
民主党の役員会で、小沢一郎元代表に対する処分について「党員資格の停止」ということを決めて、明日の常任幹事会に提案することになりましたが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
本当は他党の処分なので、コメントしないというのが正しいのだと思いますが、今日はバレンタインデーなので、甘い処分が出たのでコメントさせていただきます。そんな感じでよろしいでしょうか。
菅総理は、確か離党勧告を求めました。そしたら普通は、離党しないと本人が言えば、菅さんは民主党の代表だから、役員会で除名になると思います。そこが今日は、まったく逆、処分が軽くなってしまった。しかも、実質的に影響がまったくない。そういうことをずっと時間をかけて決めてきた。
それよりも決めるべきは、野党が共同して話をしているように証人喚問。国民の皆様方の前でしっかりと、国会で説明責任を果たす。それを決めれば、私はいいのではないかと思います。何度も言っていますように、民主党だけの、小沢さんだけの問題ではなくて、何をやっているんだと。どんな世論調査をやっても、離党すべきと、あるいは議員辞職すべきを足すと8割くらいあります。
それに対して、しばらくの間、「党員資格の停止」ではないというのでは、なかなか国民の理解を得ることができないし、さらには政治全体の信頼の失墜につながるのではないでしょうか。他党の処分ですから、本来であるならば、とやかく言う話ではないという気もします。
Q
この処分が出るまでに、かなり時間がかかったという印象ですが、これだけ長期間かけてこのような処分になったことについて、どのように思われますか。
A
民主党だけの問題ではなくなっているということをわかっていれば、菅総理が離党してくださいと言って、2人でお話しされたわけだから、そこがやはりわかっていないのではないかという気がします。
Q
民主党は、(与野党)幹事長会談での説明をしない方向のようですが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
あれだけ呼び付けて大見得を切ったのだから、やりませんと大見得を切れば良いんじゃないですか。それか、私たちの言う通り、やります(と言えば良い)。国民の皆さんはやりますと言う声を待っていると思います。それが言えないから、きっとやらないのかもしれません。(民主党に)聞いてください。
Q
河村たかし名古屋市長が、愛知6区補欠選挙に「減税日本」の候補者を擁立したいと、会見で表明されました。これに対し、どのような対応をされるのですか。
A
それは、止めてくださいとも言えませんし、やってくださいとも言えません。それは、地域で、地域の方々が、地域のことを考えるのは当然だと思います。私どもは、丹羽秀樹さんを擁立すべく、準備を進めさせているのが現状です。