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記者会見

石原伸晃幹事長ぶら下がり会見

平成23年1月31日(月)
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
民主党の小沢元代表が強制起訴されました。幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
検察審査会が、やはり小沢さんの供述、説明が不十分だということを受けて、本日の強制起訴になったと思います。これは、かねて申した通り、強制起訴されたわけですが、やはり公人である以上は、国会に籍を置くものとして、国会に出て、国民の皆さん方に、この事態を受けて、はっきりと、ご自身が、ご自身の言葉で説明する責任があることの契機にさせていただきたいと思います。
Q
自民党としては、証人喚問を求めているわけですが、今後は民主党の対応も焦点になると思いますが。
A
明日、予算委員会があります。今日の決定を受けて、私が最初に質問に立たせていただいて、新しい事態ですので、菅総理に民主党としての、政党としての立場を。もう国会には呼べないんだ。駄目なんだと言うなら、駄目と。今、質問があった通り、民主党は証人喚問で良いです。努力しますと言うなら、努力するという言葉を、私は総理の口から聞かせていただきたく、質問しようと考えています。
Q
一方で、小沢元代表に対して、議員辞職勧告決議案も考えられると思いますが、自民党としてはどのように対応されますか。
A
私たちは、ともかく政党人であり、かつわが党の幹事長もされ、民主党の代表、幹事長もされ、国会に出て、ご自身の声で本当のところを語っていただく。証人喚問を求めていく。そして、民主党の責任として、与党の責任として、菅総理が最高責任者であるので、菅総理に決断していただきたい。それを迫っていきたいと思っています。
Q
小沢氏の出処進退について、どのように思われますか。
A
同じ政治家ですから、出処進退はご自身で決断されるものですが、私たちは、国民の8割の方が国会で本当のことを説明すべきだとおっしゃっている以上、また、過去1年に渡って、(証人喚問を)要求している側としても、国会でしっかりとご自身の声で、開かれた形で、司法とは別に、政党人としてけじめをつけていただいて、私たちが政策論議に十分入っていける環境を整備していただきたいと思っています。
Q
検察審査会が強制起訴を決めたことについて、どのように思われますか。
A
制度論等々は、制度を考えるところで考えていかなければならない問題と思いますが、やはり小沢さんの説明が不十分であることを受けての、国民の皆さま方の声を代弁した処置ではないかと受け止めさせていただいています。
Q
今日から始まりました予算審議に、直接の影響はあるとお考えですか。
A
直接の影響は、ないのではないですか。これは小沢さんの個人の問題、民主党という政党の問題ですから、政党のリーダーは菅さんなんだから、菅さんが何とはっきり言われるか、今日も与党の質問もありますので、何と言われるのか、リーダーの資質が問われているのだと思います。
Q
菅総理が判断しきれない場合に、審議に影響することもあるのでしょうか。
A
将来のことはわかりません。何とおっしゃるか、わかりませんので。