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記者会見

石原伸晃幹事長ぶら下がり会見

平成22年12月27日(月)
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
民主党が役員会を開き、小沢元代表について、次期通常国会前の政治倫理審査会招致の議決を決定しましたが、受け止めをお聞かせください。
A
何を騒いでいたんですかね。国民の皆さんは、怒っているのではないですか。私も怒っていますけれども、正直言ってね。私たちは証人喚問と。菅さんがあそこまで踏み込んだんだから、てっきり証人喚問が決まると思って待っていたら、小沢さん出てくることになったんですか。小沢さん。何の政治ショーですかね。やはり、国民の皆さんは怒っているのだと思います。
Q
政治倫理審査会の議決となると、民主党から協力を要請されるかもしれませんが、その時自民党はどのように対応されますか。
A
(小沢元代表は)出てくるんですか。これで出てくると言ったら、詐欺ではないですか。アリバイ工作の。ふざけていますよね。
Q
もし小沢さんが出てくるという話になったら、話は変わるのですか。
A
そうしたら詐欺でしょう。出て来ないとずっと言っていて、やはり出てきたら。勝手にどうぞ、いい加減にしてくれというのが、国民の皆さん方の率直な受け止めではないでしょうか。私もそうです。私たちは一貫して証人喚問、1年間言ってきたのだから。年末にしっかり答えを出してくれるものばかりと思っていたら、この体たらくですよ。ひどいんじゃないですか。
Q
たちあがれ日本に、民主党が連立を求めていましたが、今日、連立を断ることが決定されました。幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
これは誰がやったのか、何のためにやったのか、何だったのか。やはり、主義主張、信念、それが揺るいだら、これも国民の皆さんから愛想を尽かされる。愛想を尽かされることがないようにという賢明なご判断を、たちあがれ日本の皆さんがされたのだと思います。
Q
今の話ですと、政倫審の議決には、今のままでは応じられないということですか。
A
ですから、出てくるのですか。小沢さんは。小沢さんがこれで出てくると言ったら、詐欺ではないですか。国民を馬鹿にしていますよ。証人喚問を、菅さんがリーダーシップを持って決めれば、一件落着じゃないですか。と、私は思います。
Q
岡田幹事長は、今日の会見で、小沢さんが仮に強制起訴された場合に離党勧告という議論も出てくるという一歩踏み込んだ発言をされましたが、その受け止めをお聞かせください。
A
何度も言うように、証人喚問に応じさえすれば、この問題は1つの区切りを迎えるんですよ。民主党だけなんだから、嫌だと言っているのは。政倫審はご自身が出ると言わない限り、開かれないのですから。そう思いませんか。おかしいですよ、これは絶対に。
Q
通常国会への対応について、問責が可決された2大臣が代わらない限り、審議に応じない方針には変わりありませんか。また、みんなの党の渡辺代表は、総理の問責を早期に出す可能性について触れていますが、自民党としてどのように対応をお考えですか。
A
後段の方から言いますと、その話は聞いていませんので、何とも言えません。(前段について)方針は全く変わっていません。
Q
昨日の西東京市議会議員選挙でも、菅総理のお膝元でも民主党は惨敗したのですが、来年に向けて、自民党はどのような対応をされますか。
A
これも私どもはずっと申し上げている通り、菅政権が続くことが国益を害しているのは間違いないんで、1日も早く解散総選挙を目指していく。そういう野党の攻勢に対して、総理がどのような決断をされるのか。解散権は私たちにありませんので、私たちはそれを目指していくことに変わりありません。
Q
西東京市議選の感想をお聞かせください。
A
西東京市は、保谷と田無が一緒になったところで、中選挙区時代は菅総理の地盤で、残念ながら自民党のあまり強いところではありませんが、その中で現職の民主党の方が1人しか当選しないといった状態で、先程の私のいい加減にしてくれよという思いを、市民の方々が示されたのではないでしょうか。私も応援に入り、非常にそういうことを強く感じました。