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幹事長記者会見

石原伸晃幹事長ぶら下がり会見

平成22年12月15日(水)
於:党本部4階エレベーターホール

質疑応答

Q
諫早湾干拓事業について、菅総理が上告を断念し、これで開門されることになりましたが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
A
私は、政権末期の悪あがき、支持率向上のためのパフォーマンスだと思っています。というのは、漁業被害、あるいは、あそこは特殊な地域で、干潟、干拓、干潟、干拓、600年間やっているんです。600年間。あそこで規模を拡大した農業をやっている人もいるし、土の塊が開門すると、ビューと何キロ上流に行くか知っていますか。5キロ上流まで行くんです。そこに堆積するんです。皆さん知らないと思いますが、昭和57年、私が社会人になってすぐの時に、水害があって、大被害を受けているのです。そういうことで、いろいろなことが行われて、地元の人の話と原告側、県が違うわけです。諫早湾は長崎県ですが、有明海はもっと広くて、福岡県も佐賀県もあって、地域の人の話をもう少し聞くということと、それを常時開門するとどういうことになるのか。鳴門の渦潮はご存じだと思いますが、あそこと同じことが起こるんですよ。要するに、有明海は、満潮干潮で7、8メートル、差がありますから、そういうことをしっかり聞いて、地元の方々と話をして、農業の方、漁業の方、防災の観点、こういうものをしっかり考えて、決断を下すならば、パフォーマンスとは言いませんが、そのようなことを考えた形跡は全く見られません。
Q
先日の法人税の5%引き下げに続くものなのかという受け取り方もされる部分もあると思いますが、パフォーマンスと言うのは、そういう部分なのでしょうか。
A
そうです。法人税を減税するにしても、財源をかき集めて、例えば、繰越欠損控除の期間を短くするとか、減価償却の期間を短くするとか、法人税の中でお金を集めたり、相続税を増税するとか、給与所得控除を変えるとか。本来私たちが言っているのは、法人税は下げなければならない。これは、国際競争力の観点であって、税制の抜本改革の中でやらないと、哲学がバラバラになるんですね。政策を実現するために、ここのカネ、ここのカネ、あれのカネ。そういうことでは、政策に整合性が取れなくなってくる。今度のことも、諫早湾の干拓も、そういう意味では、パフォーマンスだと思います。
Q
小沢元代表の国会招致について、小沢氏は、政倫審に出席することは現状ではできないとした上で、「野党がただ言っているだけだ。野党は本気ではない」というようなことを言っています。自民党は、一貫して証人喚問を求めていますが、幹事長のお考えをお聞かせください。
A
どんな各社の世論調査にでも、8割が国会に出てきて、身が潔白であるならば、小沢さん説明をしてください。それならば、それに応えれば良い。小沢さんが自ら政倫審に出ないわけだから、民主党は簡単ですよ。小沢さんを証人喚問しようと党として決めれば、他の野党は全員賛成しているのだから、出て来て説明することになる。もちろん刑事訴追をされているわけだから、不利になるようなことは証言しなくていいわけですから。証言拒否もできるわけです。しかし、私たちはいつも言っているように、あの深沢の家の横の土地を買った時、最初は政治資金だと言っていた。しばらく経ったらタンス預金だと言った。それで、確認書というものを作った。確認書の日付が偽造されていたわけです。それが明らかになった。それならば、やはりなぜあんなことをしたのか聞きたいですよね。それであるならば、偽証罪が適用される証人喚問以外、私どもは考えていない。ですから、これは岡田さんのパフォーマンス、アリバイ工作なんです。現に、問題先送りではないですか。岡田さん、小沢さんに会いましたか。幹事長が会いましたか。まだ会えていない。全部パフォーマンスですよ。その一環での発言だと私は捉えています。
Q
小沢さんが、「野党は本気で言っているわけではない」と言っていることについては、どのようにお考えですか。
A
昨日も、参議院予算委員会理事の森ゆうこ議員が、「自民党の人たちは、あいさつ代わり言っているだけだ」と。けしからんですね。私は、理事の方々に確認しましたよ。私たちは、そんなことは一言も言っていない。世耕幹事長代理の方から、厳重に抗議を申し入れているところです。これも、全部人のせいにするという民主党の体質が表面に出ていると思います。全部人のせい、困ったら役人のせい、困ったら野党のせい、自分たちでやれば良いではないですか。あれだけ格好良いことを選挙の前に言っていたんだから。私はそう思います。
Q
法人税5%引き下げ、諫早湾、小沢切り、国会閉じてから、急に菅カラーが鮮明に打ち出されていますが、どのように思われますか。
A
だから、実現すれば良いですよ。法人税の話も。整合性が取れて、税制として、持っている人から取って、儲かっている企業から取るよ、そして全体下げる。そういう哲学でしょう。その哲学に与することができないから、法律案には反対しますよ。そこを考えて、政策は作らないと、誰に示しても、「ああ、なるほどな」と言われるような税制じゃなかったら、自分たちの政策を実現するために、お金持っている人から取っちゃう、儲かっているところから取っちゃうでは、こんな不公平はないと思いますね。
Q
菅カラーを急に打ち出しているのですが。
A
だから政権末期の苦し紛れ、パフォーマンスでしょう。
Q
諫早湾の開門についての司法判断については、どのようにお考えですか。
A
司法判断は、被告は国ですから、国がどういうことを裁判で言っていたのか、言っていないのか。そこら辺は正確にはわかりません。そこがポイントではないでしょうか。どういう趣旨弁明をしていたのか。諫早湾は、アン・クロック(反時計回り)に潮が回るんです。あそこをやっても、佐賀県の側には、被害は常識的に出ないんです。この数百年間の歴史の中で。そういうことを考えて、原告団である人たち、ここ数年間の諫早湾の中、諫早湾というのは有明海のごく一部ですから、そこのところはよく見極めていかなければならない。農水省がどういう反応しているのか、私はまだ承知していません。
Q
小沢氏の件についての関連ですが、先程パフォーマンスと批判されましたが、7野党幹事長と約束した観点から、今の岡田幹事長に求めたいのはどういうことでしょうか。
A
公党でしょう。民主党はれっきとした与党なわけです。私も幹事長をさせていただいていますが、その幹事長がその党に所属する議員の方に会えないという異常さ。そして、問題を先送りする。もう私たちは、もうこれでは、「幹事長・書記局長会談できないよね、こんなんじゃ」と、11月末の時も話し合ったんですが。子どもの使いではないのですから、岡田克也という幹事長の考えとして、「臨時国会での小沢さんの国会招致を念頭に」とまで言っておいて、国会が閉じて、役員会で決めるのかなと思ったら、何も決めないで、また会うと、振り出しに戻ったわけです。それをやはり民主党を支持した人は見ているわけだから、日本の政治全体の信頼低下につながる。そこまで考えて、行動してもらいたいと私は思います。
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