ニュースのカテゴリを選択する

記者会見

田野瀬良太郎幹事長代理記者会見(役員会後)

平成22年10月12日(火)
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

【谷垣禎一総裁発言】

「今日から予算委員会が始まる。石原幹事長、石破政調会長、河野太郎衆議院議員が質問に立っていただく。気合を入れてやってほしい。北海道5区補欠選挙も、今日告示された。国会の論戦が選挙の帰趨となる。しっかり脇を固めていただきたい」との発言があった。

【石原伸晃幹事長発言】

「衆議院北海道5区補欠選挙が今日、告示された。小池総務会長が党を代表して、出陣式に行っていただいている。参議院選挙後、初めての国政選挙であり、何としても勝利を収めなければならない。今日から予算委員会が始まり、本格的な国会論戦に入る。補選での勝利を契機に、菅内閣を倒していきたいので、各位のご協力をお願いしたい」との発言があった。

【逢沢一郎国対委員長発言】

予算委員会の日程についての説明があり、「郵政3法案、地球温暖化対策法が、議運に全く話がなく、提出されようとしていた。そういうことでいったん押し返した」との発言があった。

【脇雅史参議院国対委員長発言】

「予算委員会の日程は今日から協議していく。決算委員会をその後開催したい。蓮舫大臣の写真の問題は、議運でさらに協議を続ける」との発言があった。

【中曽根弘文参議院会長発言】

「小沢元幹事長の問題、尖閣問題について、自民党はどうするか、何をするかということをしっかりアピールしなければならない」との発言があった。

【石破茂政調会長発言】

「補正予算に関する自民党の考え方をしっかりまとめていきたい。統一地方選挙用の公約作成の準備にも入った」との発言があった。

【その他の発言】

「小沢元幹事長の問題は、不動産を政治資金で買ったとか、コロコロ主張が代わっているので、やはり偽証罪が成り立つ予算委員会での証人喚問を是非求めていくべきだ」との意見があった。
また、ビデオテープの公開について、「予算委員会の理事会で既に提出することを議決しているのに、民主党はうやむやにしようとしている。さらに徹底して、国会に提出するよう求めていきたい」との意見もあった。

質疑応答

Q
北海道5区補欠選挙について、今回政治とカネの問題などで攻勢をかける材料も多いのですが、現状についてどのようにお考えですか。
A
地元の新聞によれば、町村候補一歩リードで、民主党候補が追うという報道がなされているようですし、我々もそのような見方に立っていますが、今日告示され、調査によれば、まだ4割の方が投票先を決めていないようですので、よほどしっかり戦っていかなければならないと思います。北教組も何の反省もなしに、また大きく動き始めているとの情報も入っていますし、全力を挙げて戦っていかないと大変厳しい選挙になるとの認識は持っています。
Q
先程の小沢元幹事長の問題、ビデオテープ公開の問題は、どなたが発言されたのですか。
A
複数の方から、偽証罪につながる証人喚問でやるべきだとの意見が出されました。どちらの問題も複数の方からです。
Q
菅内閣、民主党の対応を批判するお話は出たのですか。
A
もちろん、それを背景においての質問であり、質疑です。要は、民主党は訴訟、裁判に使うということで隠したわけです。しかし、それ以前の問題として、あれだけ前原さんが、中国人船長がどう違反しているか一目瞭然だといった以上は、国民も知る権利があると思います。訴訟以前の話です。国会はもちろん、国民もはっきり事実を知る権利はあるはずですので、裁判だか訴訟だとかいう以前の話として、公開すべきだというのが我々の考えです。
Q
この件について、谷垣総裁や石原幹事長から発言はありましたか。
A
直接の言及はなかったかもしれません。
Q
政倫審の話は役員会で出たのですか。
A
政倫審でお茶を濁そうとしている動きがあるけれども、これはそんな生易しい話ではない。自民党なら、とっくの昔に辞職しているという話でした。告発された刑事被告人が依然として国会にいるということは、自民党なら考えられないことが起こっているという認識に立っての話です。