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記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成27年1月30日(金)10:37~10:43
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

(役員会の内容説明)

谷垣 禎一幹事長

本日の役員連絡会ですが、冒頭に、先般行われました北九州市長選挙、我が党の単独推薦で現職の北橋健治氏が見事当選を果たされまして、そのご挨拶にお見えになりましたのでそれをお受けしました。
高村副総裁からは、補正予算が今日衆議院を通過予定だが引き続きよろしくお願いしたいということと、党として引き続き政府を支えていこうというご挨拶でした。
私(谷垣幹事長)からは、一つはいわゆるISILによる邦人拘束事案について、政府はヨルダン政府とも緊密に協力しながら全力を尽くして努力をしている。緊迫した厳しい状況が続いているが、また政府も連日、現地と昼夜が逆であるため相当官邸で頑張っていただいている方もお疲れがあるだろうが、引き続き頑張ってほしい。与党はそれをしっかりバックアップしていこうということを申し上げました。
それから、補正予算は今日衆議院を通過する運びだが、参議院においても引き続きよろしくお願いしたい。その後は、平成27年度予算の年度内成立を目指して頑張ろうということを申し上げました。
佐藤国対委員長、吉田参院国対委員長からは、本会議日程、予算委員会の日程等々についてお話があったところです。
茂木選対委員長からは、このところいろいろ地方選挙があったが、統一地方選挙前の主なものは愛知県知事選挙を残すのみとなった。これは2月1日投票ということであります。

以上です。

質疑応答

共同通信の比嘉です。役員連絡会で、取り沙汰されている支部長の選任の方法について、来週にも決定という話があったということですが、これについていかがでしょうか。
来週何か報告をするということで今準備を進めているようには聞いております。
共同通信の比嘉です。そうすると来週には選任手続きが改まるということですか。そしてそれから支部長の選任手続きが始まっていくと考えてよろしいでしょうか。
そういうことなのではないかと思います。
共同通信の比嘉です。昨日からの予算委員会の審議で、安倍総理が今回の人質事件を踏まえて、テロに巻き込まれたりした場合の自衛隊による邦人の救出にかなり意欲を示されているのです。閣議決定でも武器使用の基準の緩和には非常に厳しい条件が課されていると思いますが、これについて幹事長はどのようにお考えですか。
現在、昨年7月の閣議決定を受けていろいろな関係法制を整備しておりますが、そういうものの中で、今度のような状況で自衛隊を使えるという状況、仕組みにはなっていない。それから、今現実に事態が進行中ですのであまり立ち入った議論は差し控えますが、こういうときに一体どういう手立てがあるのかというのは、実は今まであまり議論をされていない領域ではないかと思います。したがって、議論も十分整理できたり熟したりしている状況ではないわけですが、そういうことができるかできないかを含めて、実はあまり日本として独自の手立てを持っていない領域であることは事実です。現在のところは、申し上げられるのはこの程度ですね。