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記者会見

谷垣禎一幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成26年11月07日(金)10:30~10:36
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

(役員会の内容説明)

谷垣 禎一幹事長

今日の役員連絡会ですが、高村副総裁はロシアにご出張ですのでご欠席です。 私(谷垣幹事長)からは、地方創生関連法案が衆議院を昨日通って参議院に回されたので、引き続きよろしくお願いしたいということ、また会期も残りが少なくなってきているが、残る法案も衆参連携をとってしっかり成立させていこうということ、またこれはもう毎回申し上げているわけですが、沖縄県知事選挙、福岡市長選、熊本市長選のほか、9日からは那覇の市長選挙も始まるので、勝利を目指して頑張ろうということを申し上げました。それから、11月1日(土)に田村元先生がご逝去いたしまして、田村先生のご経歴は大変顕著なものがあるわけでございますので、党葬に該当する。もうすでに密葬は近親者によって行われたわけですが、「お別れの会」が自由民主党と田村家の合同葬として12月4日(木)14時よりホテルニューオータニで開催される予定であるということを申し上げました。
参議院の本会議がありましたので、参議院に先にご報告をいただきました。松山参議院国対委員長代理からご報告で、本会議の日程について、それから地方創生特別委員会を設置するということでした。
溝手参議院議員会長、伊達参議院幹事長からはそれぞれ、「苦労しているがしっかりやっていきたい」というようなご報告がありました。
国対は、厚労委等の状況につきまして佐藤国対委員長から、労働者派遣法はしっかり通していきたい。いろいろ抵抗があるがきちんと瑕疵なくやってきているというお話がありました。
茂木選対委員長からは、それぞれ選挙の状況報告がありました。 稲田政調会長からは、昨日から日本経済再生本部を開いて、現下の経済情勢等についてヒアリングを行っているというお話がありました。
今日は二階総務会長が沖縄に入っておられますので、山本総務会長代理から、したがって今日の総務会はないというご報告がありました。

 以上です。

質疑応答

日本経済新聞の酒井です。沖縄県知事選は来週が終盤ということになります。現在なかなか厳しい情勢だと伝えられていますが、党としてどのような姿勢で終盤臨まれるか、お願いいたします。
入れ替わり立ち替わり党の幹部に入っていただき、また女性局や青年局の方々にもずいぶん離島にも足を運んでいただいております。そういう形で、周辺から固めていくという方向で今行われておりますが、9日からは那覇市長選挙も始まりますので、当然わが党としては両方合わせてやっていかなければいけない。那覇の市長選挙は茂木選対委員長が告示日に入られますが、全力を尽くしてやっていきたいと思っております。
毎日新聞の影山です。幹事長は告示日に沖縄に応援で入られましたが、まだ終盤にかけて幹事長が入られるご予定などはあるのでしょうか。
これはあとどうしていくかはまた茂木選対委員長ともご相談しなければなりませんが、今特に具体的に検討しているわけではありません。
TBSの加納です。衆議院の解散総選挙についてうかがいます。昨日のテレビ番組の収録の中でも、「『何もないけれども解散します』というわけにはなかなかいかない。大義が必要だ」という考えを示されたと思いますが、党内で早期解散を求める声も一部挙がっていると思います。今の景気の情勢を考えると、大義というのがなかなか打ち出しにくいのかもしれませんが、幹事長としてどのようにお考えですか。
昨日のテレビの収録でも確か申し上げたと思いますが、「総理に『解散なさいますか』と伺ったら、『まったく考えておりません』とおっしゃると思います」と昨日申しました。そういうことでございますから、今のような細部に入りますといろいろと問題があるかなと思いますね。
TBSの加納です。早期解散については今すぐにするべきではないという意見も党内で挙がっていますが、それについてはいかがですか。
いろいろ意見がありますね。それはいろいろな意見があると思います。我々の世界は常在戦場であるということも事実ですので、今のようなこともいろいろ議論しなければいけません。いろいろな議論があるのですよ。
TBSの加納です。昨日のテレビ番組の収録の中で、大平元総理の話をされていました。これまでの解散、総理の専権事項なのですが、いろいろ総理と一対一でお話されている中でにじみ出てくるものというのも感じられると思いますが、総理の今のお考えはいかがなのでしょうか。
いろいろ工夫されながらご質問されていますが、あまりにじみ出てくるものなどということで言うと、後で間違えてしまうと困りますからね。
テレビ東京の鵜飼です。厚生労働委員会について、今朝の理事会では野党からの反発が激しく、委員会も欠席していますが、今の状況をどのようにご覧になっていますか。
だいぶいろいろ審議も積み重ねてきたと思いますし、そろそろ採決のタイミングが来たと国対委員長がご判断になっているのは、むべなるかなと思います。
テレビ東京の鵜飼です。野党側は塩崎厚生労働大臣の法案に対する理解度が低いという点を追及していますが、それについてはどのようにお考えですか。
もちろん一般論として、閣僚は提出法案の内容をしっかり理解して答弁するのは当たり前のことだと思います。塩崎厚生労働大臣は頭の切れる方ですから、そこはもう十分ご理解してやっておられる。私は別に塩崎厚生労働大臣の理解が浅いとは思いません。