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記者会見

福田康夫元首相及びケネディ米国大使との会談をうけて 谷垣幹事長記者会見

平成26年9月17日(水)18:17~18:23
於:党本部4Fエレベーターホール

質疑応答

(代表質問)テレビ朝日の千々岩です。本日アメリカのケネディ大使と福田元総理をそれぞれ訪問されました。会談の内容についてお願いいたします。
幹事長に就任したご挨拶ということです。ケネディ大使とは和やかに会談をさせていただいたということです。今の自民党の抱えている当面の課題のようなことも若干お話しました。例えば、「選挙勝たなければいけないのですよね」とか、「TPPなどいろいろ議論がありますが、最後は党がまとめなければいけないですよね」とか、「国会はやはりきちんと対応しなければいけないですよね」とか、当たり前と言えば当たり前のことですが、そういうようなことを申し上げました。あるいはケネディ大使がツール・ド・東北に行かれて、大変良かったということを申し上げたら、「幹事長はどうしてその時ツール・ド・東北に出走されなかったのか」と問われ、「いや、幹事長になりたてでそういう余裕がありませんでした」というお返事をしました。
それから福田元総理は、こういう表現が適切かどうか知りませんが、「谷垣さん、思ったとおりにやれよ」という励ましをいただいたような次第です。
(代表質問)テレビ朝日の千々岩です。それぞれ具体的なことを伺います。まずケネディ大使についてですが、大使の方から幹事長に何か要望やこうしてほしいなどといったことはありましたか。
特段そういうことはございませんでした。ただやはり、日米関係は我々にとって外交関係にとって一番大事な関係だから、いろいろなことをよくご相談しながら進めたいというような趣旨のことを私は申し上げました。
(代表質問)テレビ朝日の千々岩です。福田元総理の方は、先日訪中されて国家主席ともお会いになりましたが、その件も含めて谷垣幹事長に対して訪中も含めた日中関係の改善に向けたお話はございましたか。
思ったとおりにやれという言葉の中にそういうことも含まれているのかと思いますが、福田元総理のご認識では、少し双方に関係を改善しなければならないという、少しかどうかは分かりませんが、機運が出てきているのではないかと考えておられるのだと思います。
(代表質問)テレビ朝日の千々岩です。幹事長に対して、幹事長も是非訪中したらよいのではないかというようなお話はございませんでしたか。
思ったとおりにやれという言葉の中にそういうことも含まれているのかもしれません。
(代表質問)テレビ朝日の千々岩です。それに対してお答えにはなりましたか。
何事にも段取りを踏むということが大事ですから。
NHKの瀧川です。ケネディ大使からは、日中・日韓関係の改善に対する期待感というのはなかったのですか。
特段そういうお話は今日はしておりません。
NHKの瀧川です。それから、先ほど公明党の北側副代表が講演して、来月から自民党・公明党・中国共産党で党の間の交流が再開されるのではないかという見通しを示されているのですが、これについて幹事長はどのように受け止められていますか。
北側副代表のお話の趣旨をよく承っているわけではありませんが、恐らく北側副代表も何らかの、先ほど福田元総理がおっしゃったような、双方に関係改善を考えていこうという機運があるというのを感じとられているのではないかと思います。
NHKの瀧川です。自民党として働きかけを既にしていたり、あるいはこれからするといったようなお考えはありますか。
こういうことはやはり、安倍総理は「扉はオープンである」と言っておられるわけで、私も就任の時に「オープンな扉は風通しが良くなるようにしなければいけない」と申し上げましたが、そういう努力は我々もしていかなければいけないということだろうと思います。
日本経済新聞の酒井です。ケネディ大使の件で伺います。沖縄県知事選が迫っておりまして、保守分裂という形で自民党としては苦しい選挙戦が予想されていますが、沖縄県知事選に関してはケネディ大使とはやりとりがあったのでしょうか。
福島県は被災地ですし、沖縄県は基地等々の問題がありますので、大事な選挙でしっかり取り組みたいということは申し上げました。
共同通信の比嘉です。福島県知事選について伺います。本日党本部から県連の方に内堀副知事を支援していくということをお伝えになったと思いますが、支援の方法として具体的に党本部としてどのように取り組んでいかれるおつもりですか。
具体的にどういう支援をしていくかということは、県連にいろいろ考えていただく必要があると思いますね。ただ、内堀副知事も「県民党で闘いたい」と。「県民党」という言葉をお使いになっているかは分かりませんが、趣旨はそういうことですから、そういう候補者のご意向を踏まえて我々は支援の態勢をつくると言うことだと思います。