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記者会見

安倍総理との会談後 石破幹事長記者会見

平成26年1月8日(水)13:10~13:17
於:党本部4階エレベーターホール
石破 茂幹事長

質疑応答

(代表質問)フジテレビの佐藤です。官邸で総理とお会いになりましたが、どのようなお話をされたのですか。
総理が外遊に出られるので、その間、知事選挙、名護市長選挙、党大会の運営等々、いろいろと動いている事態があるので、こういう場合にどうするのかというような総理のお考えを承りました。
(代表質問)フジテレビの佐藤です。東京都知事選挙について、総理から方針などは示されたのですか。
これはまだ都連として、具体的に何かを決めたという段階ではありません。第一義的に、東京都の知事を選ぶということですから、東京都連の動きを見ながら、党本部として対応しているということです。
(代表質問)フジテレビの佐藤です。舛添氏が今日もぶら下がり会見に応じ、出馬の意思表明に近い発言をしていますが、幹事長の受け止めをお聞かせください。
私もさっと聞いた限りでは、「医療、介護、福祉というものに力を尽くしたい。東京で高齢になられた方を、他の地域に行くということではなくて東京できちんとお世話をする」というような、昨日か今日、インターネット上に舛添さんの考え方が示されましたが、それに符合する形で「オリンピックを成功させる。そこにおいては、いろいろな規制を取り払って、新しい東京を作りたい。あるいは災害に強い東京を作りたい。さらには、医療、介護が充実した東京を作りたいというような政策をこれから練磨して、発表したい」というお話だったと承知しています。それを受けた形になるかは別として、東京都連がどのような対応を取るのか、党本部としては、その動向を見ていくことになります。
共同通信の下山です。総理は明日、外遊に向かわれますが、その前に自民党としての都知事選への対応を固めたいというお考えはあるのですか。
それは今、お話ししたように、舛添さんの今日の会見の中でも、これから、「政策が一番大事なので、それをしっかり詰めていきたい」というお話がありました。それを受ける形で、都連がどのような形を取るか、それを見極めていきたいということです。
朝日新聞の三輪です。総理から、自民党が舛添さんに対して、どのような形で対応するのかという具体的な指示はあったのですか。
それはまず都連です。東京都の知事を選ぶのですから、やはりまず都連の対応が先にあるということであって、それを飛び越えて、党本部がどうこうということではありません。
テレビ朝日の水頭です。自民党として、直接舛添さんに働きかけることは、現時点では考えてないのですか。
今の時点では、党本部としては考えていません。
産経新聞の力武です。舛添さんが出馬の意向を示したことや、その対応について、総理から言及はあったのですか。
青天の霹靂のように、今日言ったわけではないのですから、やはり報道ベースですが、意欲があるということは、総理もご承知であるということです。今日の会見の内容は、総理も先程ご覧になったばかりなので、それについて、具体的な論評があったわけではありません。
朝日新聞の三輪です。舛添さんは自民党を除名された方であるということで、党内でいろいろな思いを持っている方がいると思いますが、幹事長はどのようにお考えですか。また、今日の総理とお話の中で、そのような話はあったのですか。

総理との話で具体的な話があったわけではありません。しかしながら、わが党が野党に転じたときに、党の立て直しのために、当時の谷垣総裁、大島幹事長、私も政調会長でしたが、当時の党執行部としては、党の立て直しのために舛添さんの力を借りたかったところ、離党され、結果として、除名になったということですから、その時にいろいろな思いを持った人はいます。そういう人たちのいろいろな思いというものを解消する、その人たちが得心するに足り得ることはしていかなければならないということです。それは、あくまでも都連がどのような対応を取るかということと連動するものであって、まずそれがなければ、そういう議論になりません。

テレビ朝日の水頭です。昨日、都連の内田幹事長とお話しされたと思うのですが、その中で、どのような話のすり合わせが行われたのですか。
そこにおいては、これから先、都連として舛添さんの考え方を聞く場面があるかもしれません。そこにおいて、どのようなやり取りになるのか、そこはわかりません。そのやり取りを受けた形で党本部と協議をするということです。