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記者会見

石破茂幹事長記者会見

平成26年1月21日(火)10:47~10:57
於:党本部平河クラブ会見場

冒頭発言

石破 茂幹事長

【安倍晋三総裁発言】

「名護市長選挙は残念であったが、基地移設については、基本指針に則って進めていきたい」
「国会が始まる。政府与党一体となって進めたいので、よろしくお願いしたい」
海外歴訪についてのご報告があり、「本日夕刻、ダボスに出発する」という旨の発言があった。

【石破茂幹事長発言】

「党大会について、役員会、また役員連絡会のメンバーの皆様方をはじめ、今まで、ともすれば私自身も反省しなければいけないところもあり、党大会は行って、出席だけ取って、お話を聞いておしまいみたいなことがあったが、所属国会議員全員参加のような形で党大会ができたと思っている。今日、我々が与党にまた戻ることができたのは、全国各地の党員、党友の皆様方が中心となってやっていただいたおかげであるので、国会議員として、全国から来ていただく党員の方々をおもてなし、ありがとうございましたという気持ちで迎えるということで、屋台村も、かつてないことであるが、参議院の執行部の皆様方も調理し、サービスしていただくというようなこともあり、良い大会になったのではないかと思っている。いろいろと皆さん方のご努力のおかげであり、厚く御礼を申し上げる」
「名護市長選挙について、実質候補者が一本化できたのが、昨年の暮れということであり、3週間ぐらいの期間しかなかった。負けは負けであるので、そのことを率直に認め、反省もし、今後の糧としなければならない。厳しい状況の中で、当初、現場の皆様方に非常によく頑張っていただいたし、党本部としても参議院比例代表選出議員をはじめとして、皆様方にお世話になった」
「東京都知事選挙について、これはいろいろなご意見が党内にもあった。しかし、最終的に『都連の意向を尊重する。党本部として支援を行う』ということになっている。機関決定ではないので、そこはよく承知の上、党として必要な支援を行う」
「常会が始まる。よく綿密に体制をつくりながら対応したい。そして条約も入れれば100本ぐらいのものが政府から提出される。前の臨時国会においては、多くの法案が殺到し、党本部として十分にそれを消化し切れなかったという反省もあるので、党として、政府の側に、早目早目に法案の説明を行ってほしい。そして少なくとも部会長は、全体の方向がわかりましたというだけでは駄目で、逐条ごとにきちんと理解をするということは、部会長の責任として、これを課したいと思っている。そこは政府の側に、よくよく、早目に説明を丁寧に行うよう申し上げる。法案審議についても、万全を期してまいりたい」

【佐藤勉国対委員長・伊達忠一参議院国対委員長発言】

国会運営にあたっての発言があった。

【脇雅史参議院幹事長発言】

「東京都知事選挙に全力で対応したい」

【河村建夫選対委員長発言】

東京都知事選挙、長崎県知事選挙、山口県知事選挙についての発言があった。
「それぞれの地方選挙で、わが党が支援する候補者がきちんと当選するように、党本部としても対応する」

質疑応答

NHKの西井です。冒頭の総理の名護市長選挙に関して。「基本方針に則って」と発言されましたが、どういう趣旨で発言されたのか、またその他に意見がなかったのか、お聞かせください。
そういうご発言がありましたが、その他詳細なお話があったわけではありません。移設に向けたプロセスを粛々と進めていきたいというようなご趣旨だったと思います。この普天間の名護への移設につきまして、役員会、あるいは役員連絡会で特に議論があったわけではありません。
朝日新聞の三輪です。沖縄県知事選挙に関して、12月に仲井眞知事の任期を迎えます。ちょっと気が早い話かもしれませんが、今後の知事選への対応について、どのような見通しをお持ちですか。
仲井眞知事は、今、2期目でいらっしゃいます。今後どのようになさるか、仲井眞知事からお話も全くありません。現段階で沖縄県知事選挙に向けて、私どもとして人の名前を挙げて、ああだ、こうだということを申し上げる段階ではないと思っております。仲井眞知事があのような承認という決断をしていただきました。仲井眞知事がどうなさるか、まだわからない段階で、人について言及はいたしません。この方針がきちんと今後も貫かれていく、そして、沖縄の負担が減っていく、何よりも普天間の危険性除去というものが1日も早く行われるということは、今後も県政の方針として行っていただかなければなりません。まず、第一義的には、沖縄の仲井眞知事を支えている方々がどのような判断をなさるか、それを待ちたいと思っております。
朝日新聞の三輪です。都知事選に関して、ご紹介された以外にも何か発言はあったのですか。
そういう意見は出ておりません。ただ、発言者の中に、これは役員連絡会であったと思いますが、「党内にいろいろな意見はあるが、それは勝利をおさめるべく、党として対応していくべきだ」というお話がありました。その他、役員会におきましても、役員連絡会におきましても、党の方針に対して、何か意見とか異論とかいうものは出ておりません。