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幹事長記者会見

石破茂幹事長記者会見(役員連絡会後)

平成26年3月7日(金)10:25~10:41
於:院内平河クラブ会見場

冒頭発言

石破 茂幹事長

【高村正彦副総裁発言】

「(集団的自衛権は)幹事長を中心に調整をしてもらう」
副総裁のご意向をよく承りながら、総裁とも相談の上やっていきたいと思います。

【石破茂幹事長発言】

「来週、3月11日(火)は、震災、大津波、原発事故から3年ということになり、両陛下ご臨席の下、国立劇場で追悼式典が行われる。被災地で式典があり、被災地の議員でそちらのほうに出席するという人を除き、わが党所属議員は全員出席するよう徹底する」

【伊達忠一参議院国対委員長発言】

「予算委員会、きちんとやりたい」

【佐藤勉国対委員長発言】

「参議院の動きを見ながら衆議院の各委員会の対応は考えたい」

【逢沢一郎衆議院議運委員長】

「3月18日(火)、ベトナムの国家主席がお出でになって、国会演説を行う」

【野田聖子総務会長発言】

「本日の総務会は、参議院本会議の関係で15時から行う」

【今村雅弘副幹事長発言】

「日本郵政の新しい経営方針については、党としてもきちんとウオッチをしていくべきである」

質疑応答

NHKの西井です。党内の集団的自衛権の検討の場について、通常であれば、関係部会による合同部会のような形が考えられると思うのですが、幹事長はどのような場をお考えですか。
わかりません。おっしゃいますように、これは国防部会、外交部会、安全保障調査会、あるいは憲法、少なく見積もっても、それぐらいが関係をいたしております。今日に至るまでに、それぞれの議論を経て、合同部会という形で、国家安全保障基本法というものができ、そして政策会議、総務会を経て、党議決定しているものです。それを踏まえてどういう形が良いのか、たくさんある公約のうちのワン・オブ・ゼムであったわけですが、それがこういう形で非常に鮮明に出てきたという事態の変化を捉えて、合同部会という形が良いのか、他に何か考えられるのか等々、ここはよく調整しませんと、かえって混乱を招きかねませんので、副総裁のご意思をよく承りながら、私の責任において、もちろん政調、政調会長とよくご相談の上、組み立てていきたいと思います。
NHKの西井です。TPPの時のように、新たな組織を作る可能性もあるのですか。
それはちょっと、いろいろな選択肢はありますが、どういう形が一番良いのかなということで、まだこういうふうな形にするというものはありません。TPPのような形を必ずしも否定しなかったとか書かれると、また妙なことになりますので、一切白紙です。
テレビ朝日の水頭です。集団的自衛権に関連して、公明党が、まだ慎重な姿勢を崩していないと思います。昨日、石破幹事長は井上幹事長と、夜、お会いになられていろいろ話されたと思いますが、今後の進め方について、具体的なお話はありましたか。

夕べ、どうのこうのということは別として、井上幹事長とは緊密に連絡を取りながら、いろいろなお話をさせていただいております。閣議決定をするにあたりましても、当然、太田国土交通大臣のサインというものは必要になるわけですから、閣議決定をしなければ、閣法で行く場合には法律が書けないということになりますので、公明党との調整は必要不可欠なものです。
それから、わが党が出している国家安全保障基本法とは何かというご説明をしなければならないでしょう。私どもの組み立てとしては、国家安全保障基本法というのは、集団的自衛権の国際的なスタンダードに合わせていく。ただもちろん、わが国として当然のことですが、行使ができるというだけの話であって、行使するかしないかは、当然具体的な事例による。当然、集団的自衛権の定義たる、他国に対する武力攻撃が、その国との密接な関係ゆえに、わが国に対する武力攻撃とみなされるようなことでなければいけませんし、勝手にみなしてはいけないので、その被害国から日本に対して明確に支援の要請がなければならないでしょうし、これまた当然のことながら、自衛権行使の3要件の中の必要最小限にとどまるべきことということは、法律の基本に書くわけで、なおそれを踏まえながら、個々具体的な事例に行使するかしないかを内閣が決め、それを基本計画のような形で国会に出し、国会が事前承認を行うことによって初めて可能になるというのがわが党の考え方、大雑把に言えばそういうことです。
では、それをどうするのだという議論と、一方において、では、この場合、日本防衛のために出動しているアメリカ艦船に対して攻撃が加えられた。その時点で日本が防衛出動を下令している、下令していないで、また実情は違います。あるいは日本防衛のためということではないが、シーレーン防衛みたいなものを考えた時に、わが国商船が航海するシーレーンを守るために、アメリカの船が活動していると。それに対して武力攻撃が加えられた場合は、少し様相を異にするのかもしれません。ですからこの場合はどうなのだろうねという場合分けの議論と、それからそもそも集団的自衛権なるものはという議論と、これまた議論の組み立てが違うわけです。ですから、公明党の方々も本当に集中的にこの問題について議論し、高い見識をお持ちですので、議論の接点がないとは思いません。ただ、その方法論について、あるいは個々具体的なケースについて、行きつ戻りつの議論をしても仕方がないので、そこは基本認識を整理する形からやらなければいけないのかなと思っております。それと、どういう形で行うかはまだ決まっておりません。

産経新聞の力武です。集団的自衛権についての党内の新たな議論の場について、幹事長はこれまで、党議決定もしていて、公約も掲げて、選挙を戦ってきた。それで、議論が根本に立ち戻る、その行きつ戻りつは良くないというような考えを示されていましたけれども、その新たな場では議論を過去に遡ってまたやり直すということなのでしょうか。

それは公約に掲げて、国民の審判を経ているということをどう考えるかです。これが国民の審判を問わなければ、党内だけの議論ですので、行きつ戻りつということはあろうかと思います。ただ、それを総選挙の公約に掲げ、なお新しく入られた衆議院の方々も含めて、参議院においてこれを公約に掲げるということを党議決定している。つまり、国民の審判を経ているということがどういう意味合いを持つものなのか、国民の審判を経ていながら、また戻るということがどれほど許容されるものなのか、そこは国民の審判によって、今、我々は議席を持ち、与党の立場を与えられているわけで、そこをどう考えるのだという問題かなと私は思っております。
ですから、自民党の中の都合だけで、あれこれお話が行ったり来たりするのはどうなのだろうという思いがしないわけでは正直言ってありません。ただ、それは党内の議論を封殺するものではなくて、そういうふうに国民の審判を得ているよということを前提として、どう考えるのでしょうかということだと思います。だから、党内の議論を封殺するとか、もう決まったものだから文句言うなとか、そんなこと言っているわけではありません。
これは集団的自衛権の議論に限らず、昔々、政治改革をめぐる議論がありまして、小選挙区比例代表並立制なるものを党議決定をして、2回の国政選挙を経て、わが党はずっと与党だったわけですが、最後にそれをどうするのだという大議論がありました。ですから、過去の経緯に照らしてどうなのだろうねということもよく考えなければいけないことだと思っております。

読売新聞の工藤です。大阪市長選挙は9日告示ですが、党本部としての対応は、現在どうなっているいのですか。
大阪市連という組織はありませんので、大阪市議を擁している大阪府連がどういう決定をするかということを聞かなければ、党本部としてそれを飛び越して、こうだのああだのということはいたしません。
時事通信の丸橋です。大阪市長選挙には、府連は、基本的に候補者を擁立しないという方向ですが、改めてその今回の出直し市長選に至った経緯についての感想をお聞かせください。

これも何度も同じ話で申し訳ないのですが、二元代表制の一方たる市議会というものは動きませんねということです。そこで決まらないので、自分が信を問うということはどういうことなのだろう、正直言ってよくわからないということです。そうなったら自分の思いの実現するようなメンバーに入れかえるぞということですが、そうすると一方の議会は一体どうなるのだろうかということがあって、ちょっと私は意図を図りかねているところです。
また、この年度替わりという、新年度予算を決めなければならない、そういう市民経済に大きな影響を与える時期に選挙を行われるというのはどういうことなのか、そしてまた、うまくいかなければ、もう一回選挙だというのは、これまたどういうことなのか、そこのところでよく理解ができません。ですから、ナンセンスだとか意味がないとか言うよりも、そこのところが説明できないと、市民がなぜそういう選挙をしなければいけないのかわからないままに投票が行われるということは、民主主義はなぜこういう行為を求めるのかということの説明も必要なのだと思っております。
ですから、選挙をやる意義について、わが党としては積極的なものを見出し難いということではないのでしょうか。それは、選挙をするのは自由だというのは、その通りなのですが、ですから民主主義のシステムは、常に完璧ではございません。しかし、そこにおいては、あくまで国政選挙とは異なる、つまり例が適切かどうかわかりませんが、それでは国民に聞いてみようということで、議会を解散した郵政選挙とは少し趣を異にするのではないのかなと思います。

維新の会について、国政では、昨日、石原慎太郎代表が原子力協定に賛成を明言して、党内がガタガタしているようですが、維新の現状をどのように受け止めていますか。
いろいろ大変だなと思って見ております。そこはやはり石原代表、橋下代表という共同代表がおられて、東の石原、西の橋下ということで、その2人の強烈な個性、あるいは明確な主張の下に、相乗効果もあると思って見ておりますが、維新の方々は議席を得られておるわけです。
しかし、昨日、私はもう現場にいたわけではないから知りませんが、党で決めたことなのだ、「それに従えないならば云々」ということで、その党の意思決定プロセスというものをどう考えるのか、ですから、「そんなものは俺は知らん、こんなものは学級会のやることだ」というふうに言われて、そこは園田博之さんが言っていたように、「その発言だけはやめてくれ」というのがその維新の果たす役割をよく考えた園田さんの悲痛な叫びだったような気が私はしております。それら諸々、私は論評する立場にありませんが、大変だなということに尽きます。

 

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