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記者会見

石破茂幹事長(ぶら下がり記者会見)

平成26年4月4日(金)14:58~15:02
於:院内常任委員長室前

冒頭発言

(役員会の内容説明)
石破 茂幹事長

実務者の方々が、前政権の時の16回、政権が移行してから13回、都合29回にわたる議論を行っていただきました。その報告を実務者会議の座長であります細田博之議員からご報告を頂きました。その後に、各党から意見を承りましたが、日本共産党、社会民主党を除く、他の8党は、第三者機関を衆議院議長の下に設けて、そこにおいて定数削減、あるいは選挙制度のあり方について協議を頂くべきである、という考えでした。共産党・社民党は、現行制度の功罪の検証が行われていないことに鑑み、第三者機関に委ねるということは反対であるという意見の開陳がありました。それを踏まえまして、幹事長・書記局長の会談の座長である私から、現状について、衆議院議長に報告する、すなわち、8党はこのように述べた、2党はこのように述べたという事実を報告するということで、議長との日程調整を行いたいという旨申し上げました。全ての党の了解を得ましたので、今後議長の下に、ご報告に行くということについて、日程調整を開始したいと存じます。以上です。

質疑応答

TBSの亀井です。日程は、早ければ来週にもということでしょうか。
早ければね。議長のご都合もおありでしょうから。
TBSの亀井です。共産党・社民党も、この今日までの現状を報告することについては了としたということですか。
現状を報告するということは了と致しました。
NHKの西井です。共産党・社民党も議長のところには、一緒に行くということですか。
全党で行くと申し上げました。
NHKの西井です。自民党から第三者機関が必要な理由について、改めて、今日どのようにお話をされたのですか。
これは、都合29回の会議を行っても、結論が出ていないという現状を衆議院の長である衆議院議長に報告をするということで、一定の前進を見たい。議長がどのようにご判断になるかわかりません。しかし、どこで何がどういう状況なのかということを、議長に報告をするということが我々の務めかと存じますということです。
産経新聞の千葉です。先程の衆議院本会議で、秋本真利議員が原子力協定の採決の際に退席しましたが、これについて、党として、どのように対応されるのですか。
これは週が明けまして、当該議員を幹事長室に呼び、どういうことであったのかという事実の報告を求めます。これは党議で決定をしていることであって、その党議に反するということは、認められるものではありません。本人がなぜ退席をしたか、伝え聞くところによれば、医務室へ行って体調が不良であったということであるということですが、本当にそうなのか、直接本人から聞いておりませんので、本人を呼んで、状況を聞くということで進めてまいります。
産経新聞の千葉です。事情を聞いてそれによっては処分ということですか。
左様です。