ページ内を移動するためのリンク

グローバルナビゲーション
グローバルナビゲーション終わり
ここから本文です

政務調査会長記者会見

稲田朋美政務調査会長 記者会見

平成28年6月10日(金)15:30~
於:党本部記者会見場

冒頭発言

稲田朋美政務調査会長

只今より定例記者会見を始めます。
昨日、民進党が参議院向けのポスターを発表されました。その中で岡田代表が、「まず2/3を取らせないこと」という文字を入れて、憲法改正阻止という姿勢を明確にされたところであります。私たちの方は、改選議席の過半数をめぐるラインを示して国民の信を問うとしている中で、野党第一党としてそういった気概もないということであります。
また、憲法改正に関しては、安倍政権における憲法改正には反対であるということを言い募られるのみで、憲法改正について賛成なのか反対なのか、また何を改正するのかという主権国家の基本法たる憲法についての姿勢すら示すことができないというのは、政権を担うおつもりが本当にあるのかと思います。
同時に、3分の2を阻止するというのは、憲法を改正しないということでありまして、日本は主権国家なのですから、主権国家の基本法を改正するということすら放棄するとすれば、それはかつて鳩山総理が「日本は日本人だけのものではない」という発言をしたことにつながる、主権国家であること自体を否定するものではないかと思っております。
私からは以上です。質問どうぞ。

質疑応答

question
共同通信の飯川です。先ほどの会長の冒頭発言に関して質問します。ポスターでは確かに「2/3を取らせない」ということを明記していますけれども、岡田代表自身は獲得議席の目標をこれまで一切明らかにしておりません。昨日の会見でも「目標は言わない」と述べられて、勝敗ラインについて一切言及しませんでした。安倍首相は、先ほど会長がおっしゃられたように、具体的に数字の目標を掲げていて、かなり対照的だと思うんですけれども、会長のこのあたりのお考えは。
answer
先ほど申し上げましたようにわが党は総理が、改選議席の過半数を与党で獲得するという明確なラインを示しているのに対して、野党第一党の民進党がそういった勝敗ラインというものを全く示していないというのは、野党第一党としての気概を全く感じない。本当に戦う気があるのかな、と思います。
question
関連して、総理が、改選議席与党で過半数という発言がございましたけれども、今回総理は参院選では異例ともいえる「信を問う」という言葉を使ったうえで、具体的目標を掲げておられます。これが目標に届かなかった場合は、有権者が総理の新しい判断に対してNOを突きつけたという解釈になるのか、あるいはならないのか。そのあたり会長はどういうふうにお考えになっているのかを。
answer
私は、今回の消費増税を延期することについては、前回私たちが総選挙の際に言っていた、リーマンショック若しくは大震災並みの経済状況でない限り消費増税を引き延ばさないと言っていたこととの整合性ということが、非常に問題になるということは指摘をしてきたところです。
その上で、総理は新しい判断ということで、消費増税の2年半の先延ばしをされたわけであります。なので、衆議院ではないのですが、参議院の全国津々浦々で行われる選挙においてのラインを決められた。非常に重い、しかも高いハードルだというふうに思います。
もしそれが達成されなかったときはどうなのかというのは、仮定の質問であります。同時に、絶対に過半数を取っていくということを申し上げたいと思います。
question
東京新聞の鈴木です。また岡田代表に関する質問です。岡田代表は昨日の会見で、社会保障の充実の財源を赤字国債で充てると言っている、まさに会長が批判されているところに関連して、私たちは三党合意に基づいてやるが、自民党は三党合意は赤字国債を発行しないとしてどこまでやるのかということを全く明確にしていなくて、そのことをかえって無責任ではないかという趣旨の発言をされています。
answer
まったく出鱈目な主張ですよね。まず党首討論で、社会保障の充実を赤字国債でやると言った時に、議場はどよめきました。そんなことを言っている党は、民進党以外にはないのです。他の野党も、例えば累進課税を強化するとか、法人税を上げるとか、財源を確保して社会保障を充実させるというのが鉄則です。
いま、三党合意との関係をおっしゃいましたけれども、三党合意というのは、社会保障の先食いをするのではなくて、しっかり財源を見つけて、しっかり消費税を増税して、そこで社会保障を充実させていくというのが、その核心というか、肝ですので、そこを今回は踏みにじられたということだと思います。
question
それでは、どこまでやるのかということを、選挙の途中でもいいから自民党は明確にするべきだということを岡田さんは言っていたのですけれども、どこを諦めて、どこをどこまでやるということに関しては、どうされるのでしょうか。
answer
だから何回も言っているように、財源があって初めて社会保障の充実をするというのが三党合意の肝ですね。社会保障を先食いしないということです。先食いして、借金を将来世代にツケ回すというのは不道徳で無責任だということを言っているわけで、しっかりと財源を見つけて、その時に優先順位をつけて、充実をさせていくということに尽きるのだと思います。
question
朝日新聞の岡島です。岡田さんの発言はさておいて、財源を付けたうえで優先順位をつけていくということになると、参院選後に多分そういう判断をしていくということになると思うのです。一方で、有権者から見ると、いくつかメニューがあって、どれがやられるのかどれがやられないのかというのを、ある程度優先順位をつけていただいたほうが投票はしやすいと思うのですが、その辺はどのようにお考えになりますか。
answer
消費税を2%上げたら社会保障を充実すると言っている分にかかる財源というのは1.3兆円です。いくつかメニューがある中で、既に総理もおっしゃっているように、例えば保育の受け皿の運営費1000億ですね。その運営費については、今までの社会保障の改革の成果で何とかそこは出る見通しがついています。
介護については既に基金が積んであって、これから数年間かけてその整備をしていくわけです。その運営費については、いま進めているところの社会保障の改革の中で、出していくことができるというふうに思います。
2%増税時の充実でやるはずだったものではない、一億総活躍プランの中でお約束をしている、保育士さん・介護士さんたちの処遇の改善、それからキャリアアップの4万円のことなどについては、アベノミクスの成果などを含めて、優先的にやっていくということだと思います。
その他のことについては、しっかり財源が見つかって、その時に何をやるかということを決めていかざるを得ないというふうに思います。
question
それに関連して、低年金者の原則年6万円とか、そういうのもまだ総理は明言されてなくて、全てを行うことはできないことはご理解いただきたいということは総理も会見でおっしゃっていたと思うんですけれども、どういったものができるかできないのかというのが、多分選挙後に上がってくる。
answer
それは財源とセットなのです。三党合意の通り、財源を見つけて充実させていく。財源が見つかっていないにもかかわらず、赤字国債でこれやります、あれやりますではなくて、財源を見つけてしっかりやっていくということですから、それとセットで考えなければいけない問題だと思っています。
question
一億の待機児童対策、介護などの優先順位が、とりあえずは高いという認識で宜しいんでしょうか。
answer
高いというか、目途が立っているということですね。
question
北海道新聞の幸坂です。先達て発表された自民党の公約について伺いたいんですが、消費増税延期するに当たって、デフレからの脱却を最優先するといった趣旨が盛り込まれていましたが、一方でデフレからの脱却は物価上昇率2%を目指すという、この2%ということは敢えて触れていらっしゃらなかったように思います。前回の選挙公約ですとか、これまでは2%という文言が入っていたと思いますが、今回特に入れなかったのはどういった理由があったのでしょうか。
answer
特に入れなかったという意識はないのです。それは前提としてあって、まずデフレからの脱却を最優先で取り組んでいくということです。
question
産経新聞の力武です。今回の参院選で、東北版のマニフェスト、東北の公約というのを作られているかと思うんですけれども、これまでの国政選挙でも各県連でも地方版マニフェストというのは作っていると思うんですけれども、今回東北というブロック単位で作られるのは珍しいなと思ったのですが、その狙いを教えて頂けるでしょうか。
answer
地方版の公約を、党本部で作っている公約と矛盾しない形で、それぞれが創意工夫をして、しかも戦いやすい形で作るということは、党本部としても奨励しているところです。今回は東北ブロックということで、復興等共通の課題があるところが一緒になって共通の公約を作られたということは初めての試みですけれども、非常に意味のあることだというふうに思います。
question
毎日新聞の大久保です。東北だけで今回作られたんですけれども、東北向けだけですか。
answer
東北向けだけというか、それぞれ地域によって創意工夫をして、ローカルの公約というのを作っていただくことにしています。その中で、一県ずつ作られる県もあれば、こうしてブロックで作られるところもあるという、そのバリエーションの一つと思っていただければと思います。
question
東北六県って参院選の1人区の中でも、比較的自民党が厳しい戦いを強いられるのではないかというふうな見方がされているところなんですけれども、TPPの対策もちゃんと説明してくれっていう声が出ているところですけれども、そういう厳しいという情勢の中で敢えて作ったとか、そういうことというのは。
answer
というよりも、むしろ自主性というか、いまおっしゃったように東北は全て1人区ということは、相手は野党連合民共合作候補です。なので、その共通点の下で、平和安全法制、それからいまおっしゃった農業、さらには復興といった共通課題について、一つの東北ブロックとして政策パンフレットを作られたということです。
question
読売新聞の萩原です。先ほどの岡田さんの発言と絡むかもしれませんが、憲法改正論議についてなのですけれども、野党は先ほどの岡田さんの選挙ポスターのように争点化しようとしていますけれども、自民党は昨日一昨日も、今日の遊説でも、総理は今回の参院選の大きな争点は経済政策だというふうにおっしゃっていて、あえて憲法改正論議を避けているように思えるのですけれども、今回参院選で自民党は憲法改正論議についてどのように訴えていくことになりますか。
answer
わが党の党是であるところの憲法改正について、議論を避けているということは全くありません。そして、公約の中にも憲法改正については明記をしているところであります。
しかしながら、相手は安倍政権における憲法改正は許さないとか、憲法改正3分の2は絶対取らせないとか、全く中身がなくて、議論しようにも議論の土台がないというか、何を争点にするのか全く野党第一党から見えないわけです。わが党は全く議論を避けるつもりはありませんし、公約の中に書いている通りですけれども、議論に相応しいご自分の党の考えをまず示されるべきではないでしょうか。
question
自民党、与党側の方から改憲項目を提示して、逆に野党の論議を煽るというわけではないのですが、そういう形にもならないのですか。
answer
考えのない人たちとどうやって議論するのですか。考えがあってはじめて議論があります。闇雲に改憲勢力は握らせないなんてことを言っている人たちと、どうやって議論すれば良いのでしょうか。
question
今回の参院選から18歳の選挙権が始まるわけですけれども、自民党として新しく選挙権を得る若者に対して、どのようにアピールしていきたいですか。
answer
例えば、先ほど来申し上げているような、新たな社会保障を充実させるために、赤字国債を発行することはない。財源なくして社会保障だけ充実させることはない。まさしく、将来世代に借金のツケ回し、赤字国債の負担をやるような、無責任なことはやりません、といったこと。
あと、社会保障改革。真に必要な人には手厚く、負担できる人には負担していただけるような社会保障改革。
更には、2020年以降の経済財政構想小委員会(橘慶一郎小委員長、小泉進次郎事務局長)でやっておられた、将来の社会を見据えたところの様々な経済・社会の改革です。雇用改革、社会保障改革、またそれに伴う人材育成等々、本来選挙で言うときに非常に難しいテーマについても、しっかりと将来の社会を見据えた形での訴え。今までの規定のレールではなくて、レールをぶっ壊して、何度でもチャレンジできるような社会をつくっていくなど、若者が将来に夢を持てるような、そういった政策をしっかり訴えていきたいと思います。
ここで本文終わりです
ローカルナビゲーション

ページトップへ