2025年10月3日(金)11:27~11:33
於:党本部平河クラブ会見場

会見を行う森山裕幹事長
【冒頭発言】
私の方から、党本部への寄付金についてご報告をいたします。昨年から今年にかけまして、複数の政策集団から、その解散にあたって、残金を党本部に寄付したいとの申し出がありました。また、複数の国会議員らから、個別の諸般の事情により、党本部に寄付したいとの申し出があり、今後も申し出があると予想されます。
こうした党本部に対する寄付につきましては、私の幹事長としての任期中に、一旦区切りをつけることとして、党として6億5千万円を、10月1日付で日本赤十字社の能登半島地震災害義援金に寄付いたしましたので、ご報告申し上げます。私からは以上です。
質疑応答
- 時事通信です。事実関係の確認ですが、寄付のあった政策集団、いわゆる派閥はいくつか、また議員の数についても教えてください。
- 党本部への寄付の申し出は、今後もあることが予想されますので、年途中の現時点において寄付の詳細を明らかにすることは控えたいと思います。いずれにいたしましても、総務省において収支報告書が公表されますので、その時点でご確認をいただければと思います。
- NHKです。今回、6億5千万円を寄付されたということですが、これは各議員や政策集団から返ってきた額と一致する額ではないということですか。
- 一致する額ではありません。
- NHKです。それはいくらかを上乗せした形なのか、その辺りのご説明を頂けますでしょうか。
- 寄付いただいた額よりも少し多い金額であります。
- 東京新聞です。複数の国会議員からの寄付について、諸般の理由というのは具体的にどういった理由なのでしょうか。いわゆる不記載の問題との関係はどうなるのか教えてください。
- 総務省が公表いたしますので、その時点で見ていただいて、それぞれご判断を頂ければと思います。
- NHKです。去年12月に寄付をした際には一連の問題にけじめをつけたいというようなお話もございました。ただ、その後もこの政治資金の問題が度々話題に上がることが多いと思います。幹事長としては今回の寄付を、「またけじめとしたい」というお考えなのか、どういったお気持ちかお聞かせください。
- その後も、国民の間に色々なご意見があり、また厳しいご指摘等もあったことをよく承知しておりますが、色々なことを考えられて関係者の方々が党に対して寄付をしてこられたということは予測できるところであります。
- 共同通信です。昨年は赤い羽根募金だったかと思われますが、今回、能登地震に対して寄付された理由を教えてください。
- やはり、どこにどう寄付をするかというのは協議させていただいて、能登の復興というのが、今は非常に大事な課題だと思いますし、なかなか被災者の方々も非常に厳しい状況にあられますので、その少しばかりのお役に立てばということで、能登半島地震にということにいたしました。
- 共同通信です。昨年は一般会計からの拠出になっていたかと思いますが、今回はどのようになっているのでしょうか。
- 同じでございます。
- 時事通信です。確認ですが、国会議員から寄付の申し出があったというのは、不記載のあった候補や議員という理解でよろしいでしょうか。
- 総務省からの公表を見ていただければ、ご理解を頂けると思います。