2025年9月25日(木)15:25~15:31
於:党本部平河クラブ会見場
質疑応答
- 日経新聞です。先ほど、自民党・公明党・立憲民主党の幹事長、政調会長会談をされていましたが、どういった内容であったのか、また合意内容があれば教えてください。
- 皆さんご承知の通り、先週金曜日、3党党首会談を行い、税制も含め、社会保障全体を見渡した将来像について、責任ある議論を進めていくこととなりましたので、本日、3党の幹事長・政調会長で集まって、改めて確認をいたしました。
特に、子育て世代と勤労世代で本当にお困りの方々について、どのような所得再分配を進めるべきか、給付付き税額控除なども含めて、政調会長を中心に協議体を立ち上げて、安定財源確保策などの実務上・制度設計上の課題を整理すべく、協議を進めていくことになりました。今後は各党の政調会長の間で調整し、協議が進められて参ります。
また、ガソリンの暫定税率の取り扱いにつきましては、すでに与野党国会対策委員長の合意に沿って議論が重ねられておりますので、引き続き、結論を得られるよう努めていこうということになりました。
また、政治改革につきましては、成案を得られるよう、引き続き努力を重ねて参りたいと考えております。今日の16時から、3党の政治改革の責任者が集まって協議をしてくださると伺っております。
私からは以上です。
- 読売新聞です。総裁選期間中に、こうやって野党と政策協議していくというのは、あまりこれまでにないのではないかと思いますが、今の体制でこういった協議を進めることの意義についてどのようにお考えでしょうか。また、次の新しい総裁にも現在やっている協議を引き継いでほしいというお考えでしょうか。
- まず、何故かという話でございますが、それはガソリンの暫定税率につきましても11月から実施すべきだという法案が提出をされていることもありますし、また自民党の事情で総裁選挙が行われているわけですが、そのことで日本の政治全体に出来るだけご迷惑をかけない、支障がないようにするためには今、必要なことをやらせていただいているということだと思います。
新しい総裁にも、引き継いでいただけるのではないかと思います。極めて基本的な議論でございますから。
- 日本テレビです。現在は与野党3党の協議ですが、将来的に他の野党がこの協議に入ってくる可能性や余地を持っておくのかという議論が今日あったのでしたら教えてください。
- まず、3党でやらせていただいて、一緒に加わっていただくことは歓迎すべきことだと私は思います。
- 共同通信です。今回のこの協議体では給付付き税額控除の実現を目指して議論するのでしょうか、それともそれはあくまでも一つの選択肢として社会保障全体の議論をしていくということになるのでしょうか。
- やはり、給付付き税額控除の問題というのは基本的な課題であろうと思いますので、その制度設計をしっかりやると、そのための議論を始めるということだと思います。
- 時事通信です。日程感についてお伺いします。給付付き税額控除とガソリンの暫定税率、それぞれ次回の会議がいつ行われるか、確定していれば教えてください。
- 給付付き税額控除の議論につきましては、来週、再来週、続けて行われるのではないかと思います。あとは、またそれぞれ税調の関係がございますので、ガソリン税についても議論を深めていくということになると思います。
- NHKです。ガソリンの暫定税率について、現在出ている法案では11月からということになっておりますが、与野党の国対委員長間の合意に沿ってということになると時期が年末ということで、時期がずれていると思います。この点について法案を修正すべきであるとか、そういったような法案の取り扱いについての協議はあったのでしょうか。
- 今日はありませんでしたが、ここで合意が出来て、次の補正予算、臨時国会でということになればそれなりの対応をしなければならないのだと思います。