記者会見国会経済選挙

役員連絡会後 梶山幹事長代行記者会見

2023年10月24日(火)10:10~10:15
於:党本部平河クラブ会見場

梶山幹事長代行

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【冒頭発言】

役員連絡会の概要について報告をいたします。
茂木幹事長からは、55日間の臨時国会、昨日の総理による力強い所信表明演説に続いて、本日午後には稲田幹事長代理が代表質問に立ち、いよいよ本格的な論戦がスタートします。
まずは、足元の物価高から国民生活を守ることが最優先の課題です。近々取りまとめる総合経済対策を具体化する補正予算を早期に成立させることによって、物価高対策、持続的賃上げ、成長力強化に資する国内投資の促進など、様々な対策をしっかり実行に移していきたいと考えています。
この臨時国会、わが国が直面する内外の課題解決のため、補正予算案、そして今国会に提出予定の法案・条約の成立に万全を期したいと思います。緊張感をもって臨んでいきたいと思いますので、役員各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。
一昨日、衆院長崎4区、参院徳島・高知選挙区の2つの補選の投開票が行われました。最後まで大接戦となった衆院長崎4区で勝ち切れたことは大きかったと思います。両補選で大変ご尽力頂いた党役員や参議院、地元関係者の皆様に御礼申し上げます、という発言がありました。
髙木国対委員長からは、本会議日程及び予算委員会の予定等について。
野上参議院国対委員長からは、本会議日程等について。
関口参議院会長からは、国会開会の意気込みと、国政補選の御礼について。
世耕参議院幹事長からは、補欠選挙について、一票の格差訴訟について。
小渕選対委員長からは、衆参国政補欠選挙、及び宮城県議会議員選挙の結果について。
萩生田政調会長からは、政調の「新たな総合経済対策に向けた提言」と総理申入れ、本日の政調全体について。総理指示に基づく、国民への還元の具体策の検討について。今週の政審について。
森山総務会長からは、次回の総務会について、昨日と同様の発言がありました。
齋藤中央政治大学院筆頭副学院長からは、首都圏第18期インターンシップについて、中央政治大学院では、「若者世代に政治に関心を持ってもらう」ことを目的として、首都圏在住の大学生・大学院生が議員会館で秘書業務の実習を行う、インターンシップを実施している。
今期の実施期間は、10月から12月迄の3カ月間。「配属事務所での実習」に加え、「党本部での研修」を行う予定。今回採用された30名の学生を受け入れて下さった事務所に、改めて感謝申し上げる。
これまで参加した学生の中には、大学卒業後、省庁、議員秘書、地方議員、自民党職員になるなど、インターンが「政治と若者世代との接点」となっている。引き続き、役員各位のご指導をよろしくお願いする、との報告がありました。
役員連絡会の概要は以上です。

質疑応答

Question
NHKです。今日から代表質問が始まります。自民党として、政府にどういったことを求めていくのか。また、岸田総理にどういった答弁を期待されますでしょうか。
Answer
いかにして緊迫する国際情勢や物価高から国民を守り、生活の安全、安心を確保していくのか。岸田総理が取り組んでおられる具体的な施策について、国会の場でしっかりとご説明いただきたいと思っています。その上で、岸田総理は、変革を加速するための「供給力の強化」と、経済の不安定な足下を固めるための「国民への還元」という二つを「車の両輪」とする総合経済対策を取りまとめ、補正予算を今国会に提出する方針を示しておられます。物価高対策、持続的な賃上げ、そして成長力強化に資する国内投資の促進など、新たな変化の流れに対応する岸田総理の決意を実行に移すためにも、補正予算案、そして今国会提出法案・条約の早期成立に万全を期して参りたいと考えております。
Question
朝日新聞です。役員連絡会の後に、副幹事長会議が開かれていたと思いますけれども、その中で、可能な範囲で構わないのですけれども、お話された内容などお伺いします。
Answer
一昨日行われた長崎の補選、そして高知・徳島の補選についてのそれぞれの立場においての支援についての幹事長からの御礼があったと、そしてこういったものの、分析をしていくということ、しっかりと今後の選挙に取り組んで行こうという話があったということです。